ルーラー ◆XmZutBb9jc
『時は星座石の螺旋のように』
【sophiaより生まれし者、sophiaへと還るべし。
されど、箍の外にある者は然にあらず。
天命に抗い、希望の光は正しき資質とならん】
『合言葉はモリ』
【屍者と星者交わりて、星を滅せんとす。
輪廻の輪は断たれ、そは新たなる星の種となるべし。
而して宵闇は、正しき資質となりたもう】
――――――――――――――とある碑文より
空を飛ぶ一つの影がある。
それは人型で、黒と金の色をした特撮ヒーローを思わせるような容姿の虫だった。
触覚と羽から台所に出現するあの虫を連想させるが、彼を見て不快さを感じる者はいない。
落ち着いた佇まいと光を受けて輝く身体から感じられる邪悪でありながら聖なる力を感じる神秘的な雰囲気が、
忌み嫌われる存在とは違うのだと分かってしまうからだ。
街を見渡しながら飛んでいる存在に、気にすることなく人々は人の波の中を前を向いて歩いている。
高さもしくはスキルによって知覚できないだけなのだが、気付く者は誰一人いなかった。
彼は一通り街や人々を見ると、やがてビルの上に着地して目を瞑った。
草木の匂いのしない風が身体を撫でる――――――違う
目を開けて空を見上げた。
暗い夜空に月と星が輝いている―――――違う
今度は下を見下ろした。
多種多様な人々がいるが、そこには人間では無い者はいない――――違う
人も、空気も、風も、星も、感じる何もかもが彼がいた世界とは違うモノなのだ。
ルーラーとしてこの世界に存在することとなった彼が最初に考えたことは、
元の世界の神に勝利した彼等はどうなっていくのだろうか、ということだった。
そう思ったのは、彼が『インヴェルズ・ローチ』だからだ。
彼は初めから『インヴェルズ・ローチ』という存在だったわけではない。
元々はとある星の敵も味方も喰らい続ける絶対的捕食者である
『インヴェルズ』達の中でも捕食されるべく生まれた
下級の名無しの歩哨の一人であった。
だがある日、偶然にも触れたヴァイロンの欠片によって劇的な進化を
してしまい今の姿となっている。
身体だけでなく在り方までも変わってしまった彼は、地上の観測者として
世界を見守っていた。
この世界に来るまでは、だが。
神による助けも破壊もなくなり、自分達の力で復興していくことになった世界は、
生き残った者のなかで、少年少女達が中心となって切り開いていった未来は、
この先どうなっていくのか。
見守らなければいけないのに、それが出来なくなってしまい、
悲しいような寂しいような、そんな気持ちになった気がした。
だが、いや、だからといって彼はこの世界での役割を放棄するなど
微塵も考えなかった。
『ルーラー』となったのは、何か意味があるのではと考えたからだ。
「与えられた役割を放り出しはしない。
ルーラーとなってしまった以上、私は使命を果たさなくてはいけない」
それが願いを叶えるための殺し合いの裁定者だとしても。
ルーラーの言葉は、ただ風だけが聞いていた。
【クラス】
ルーラー
【真名】
インヴェルズ・ローチ@デュエルターミナルのストーリー
【パラメータ】
筋力:C 耐久:E 敏捷:B 魔力:A+ 幸運A 宝具:A
【属性】
秩序・善
【クラス別スキル】
対魔力:A
星の外から来た力を持ち、悠久の時を生きる彼は高い対魔力を持ち、
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
事実上、現代の魔術師では魔術で傷をつけることは
出来ない。
真名看破:A
直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの
全情報を即座に把握する。
あくまで把握できるのはサーヴァントととしての情報のみで、対象となったサーヴァントの
思想信条や個人的な事情は対象外。
また、真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、
幸運値の判定が必要となる。
神名裁決:A
ルーラーの最高特権。召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、
二回まで礼呪を行使することができる。他のサーヴァント用の礼呪を転用することは
出来ない。
【保有スキル】
聖邪の転生:EX
運命の輪から外れた彼には、相手の運命に干渉するスキル・宝具が効かない
地上世界の観測者:A
世界を観測、人々を見守り理解する。同ランクの神性と気配遮断を保有する。
アドバンス・ゾーン:EX
彼は生命の輪廻から外れた存在へと昇華したために、生命のシステムや神の権能に逆らうことが出来る。
邪念もしくはウィルスによる汚染が効かない。
半死半生の奇跡:EX
危機的状況の場合、生存率が劇的に上がる。
決闘者:A
デュエリストとしての力。
直感と心眼(偽)の効果も持つ複合スキル。
デュエリストによっては奇跡のような出来事
を起こせるかもしれない。
天啓:E
邪念やマスターとサーヴァントの位置を察知しやすくなる
情報取得:C
敗北もしくは逃亡した場合、一度の戦闘で一つ大切な情報を取得する。
このスキルのランク以下の情報を隠蔽・消去・改変するような
宝具やスキルは効かない。
【宝具】
『教えて!ローチ先生!!(ローチ先生のアクションのツボ)』
ランク:A 種別:情報伝達宝具 レンジ:? 最大捕捉:?人
他者に情報を伝える場合はレンジと最大捕捉が相手の数だけ増え、
分かりやすく教えることが出来る。
黒板を使うが、眼鏡は付けない。
『聖邪が交わり進化する悪魔(インヴェルズ・ローチ)』
ランク:A 種別:対召喚宝具 レンジ: 最大捕捉:
相手のCランク以上の宝具やスキルによる召喚を無効にする。
『励輝士(ヴェルズビュート)』
ランク:A 種別:破壊宝具 レンジ:? 最大捕捉:?
危機的状態の場合のみ使用可能で、このルーラーとは違うルーラーに
なることが出来る。
この状態では星の観測者と対魔力のスキルがEXになるが宝具を使用した後は
元に戻ってしまう。
ルーラー自身と相手のマスター以外のその場にいる全てを破壊する。
この宝具を使った後はすぐに相手マスターを傷付けることが出来なくなる。
【weapon】
細見の剣、『ヴェルズ』や『ヴァイロン』と名のつくカードのデッキ
カードは実体化することが出来る。
デュエル中でない場合は、テキストに書いてある制限に縛られず
使用可能だが、テキスト通りにしたほうが消費魔力は減る。
【人物背景】
元は封印された悪魔の一体であったが、ある日星の外から来た力に触れて
生命の輪廻から外れた存在へと昇華した。
以来、力の導きにより、地上の行く末を見守る観測者として悠久の時を生きている。
ヴァイロンの欠片による影響か、世界を観測しているイケメンゴキブリ。
後のストーリーでも新たな力を得ることが判明する。
【方針】
普段は色々な場所へと行って情報を収集する。
騙そうとする者や悪質なルール違反には容赦なく処罰を下す。
謀ろうとする者は邪念を感知されてしまうだろう。
最終更新:2015年05月02日 06:31