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STS-93
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giselle
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STS-93
チャンドラX線観測衛星打ち上げミッション。
NASAのグレート・オブザーバトリー計画の一環として打ち上げられた。
1990年打ち上げのハッブル宇宙望遠鏡(可視光と紫外線)91年打ち上げのコンプトンガンマ線観測衛星(ガンマ線)に続く3つ目の宇宙望遠鏡衛星が「チャンドラX線観測衛星」。
ちなみに4つ目がスピッツァー宇宙望遠鏡(赤外線宇宙望遠鏡)でこれだけがスペースシャトルでの打ち上げが行われなかった。
この時のシャトルのコマンダーは初の女性コマンダーであるアイリーン・コリンズ。
打ち上げの前に、通信がコロンビアと一時通じなくなったり、打ち上げ後電気系統に異常が生じ、エンジンのコントローラがシャットダウンしたもののバックアップが機能した為そのまま飛行は続行された。
しかし、メインエンジンの停止が予定より早くなり、本来の予定よりも7マイル低い軌道になった。
これは水素燃料が№3メインエンジンから漏れ出てた為に生じたものであり、このトラブルの為に次のSTS-103が遅れる原因ともなった。
またこのミッションは90年以降もっとも短い予定のミッションとなった。
NASAのグレート・オブザーバトリー計画の一環として打ち上げられた。
1990年打ち上げのハッブル宇宙望遠鏡(可視光と紫外線)91年打ち上げのコンプトンガンマ線観測衛星(ガンマ線)に続く3つ目の宇宙望遠鏡衛星が「チャンドラX線観測衛星」。
ちなみに4つ目がスピッツァー宇宙望遠鏡(赤外線宇宙望遠鏡)でこれだけがスペースシャトルでの打ち上げが行われなかった。
この時のシャトルのコマンダーは初の女性コマンダーであるアイリーン・コリンズ。
打ち上げの前に、通信がコロンビアと一時通じなくなったり、打ち上げ後電気系統に異常が生じ、エンジンのコントローラがシャットダウンしたもののバックアップが機能した為そのまま飛行は続行された。
しかし、メインエンジンの停止が予定より早くなり、本来の予定よりも7マイル低い軌道になった。
これは水素燃料が№3メインエンジンから漏れ出てた為に生じたものであり、このトラブルの為に次のSTS-103が遅れる原因ともなった。
またこのミッションは90年以降もっとも短い予定のミッションとなった。
打ち上げ日
アメリカ東部夏時間:1999年7月23日午前12時31分
日本時間:1999年7月24日午後1時31分
日本時間:1999年7月24日午後1時31分
打ち上げ場所
フロリダ州ケープカナベラル
NASAケネディ宇宙センター39B発射台
NASAケネディ宇宙センター39B発射台
飛行期間
4日22時間49分
使用オービタ
スペースシャトル「コロンビア(Columbia)」
コロンビアとしては26回目の、シャトルとしては通算95回目の飛行。
コロンビアとしては26回目の、シャトルとしては通算95回目の飛行。
帰還日
アメリカ東部夏時間:1999年7月27日午後11時20分
日本時間:1999年7月28日午前0時20分
日本時間:1999年7月28日午前0時20分
帰還場所
フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)
主な搭載品
チャンドラX線観測衛星
クルー
- コマンダー
- アイリーン・コリンズ(Eileen Collins)
- 1995年STS-63で女性初のパイロットとして飛行。
- 1997年STS-84でパイロット、このミッションで初の女性コマンダーとして搭乗。
- パイロット
- ジェフリー・アッシュビー(Jeffrey Ashby)
- MS
- スティーブン・ホーリー(Steven A. Hawley)
- 84年のSTS-41D、86年のSTS-61C、90年のSTS-31、97年のSTS-82(ハッブル宇宙望遠鏡サービスミッション)に搭乗。
- MS
- キャサリン・コールマン(Catherine G. Coleman)
- 95年のSTS-73に搭乗。
- MS3
- ミシェル・トニーニ(Michel Tognini)
- ESA宇宙飛行士。
- ソユーズTM-15に搭乗しミールに滞在経験有り。