Todarodes pacificus
琥一くんからの電話
最終更新:
gs23
-
view
琥一くんからの電話
突然の訪問の続き
・
・
・
●●「!!
あ、琥一くん!
琥一「ルカ、
そっち行かなかったか?
●●「うん、
さっき家の前に来て——
・
・
・
琥一「昼間絡んできたのは、
いつもの奴らだな?
●●「うん。
琥一「わかった……
●●「琉夏くん、大丈夫かな……
琥一「いつものことだ。
オマエはつまんねぇこと
心配しないで寝ろ。
●●「でも——
琥一「大丈夫だ。
……じゃあな?
●●(2人とも、
危ないことしないで……)
・
・
・
●●(結局よく眠れなかった……
2人とも大丈夫かな……)
・
・
・
●●(やっぱり2人とも来てない。
電話もつながらないし……)
大迫「●●。
●●「あ、大迫先生。
大迫「琉夏たち、
探してるのか?
●●「あの、はい……
連絡もつかなくて。
大迫「ちょっとケガしてな。
2人とも総合病院だ。
先生も、今帰って来た。
●●「総合病院!?
大迫「大丈夫。
ちょっとケガしただけだ。
2人ともピンピンしてる。
●●「でも、怪我って——
大迫「心配すんな、
って言っても無理だな?
……よし、行って来い!
●●「はい!
あ、でも授業——
大迫「そんなもんどうでもいい!
行け!
●●「はい!
・
・
・
●●(えっと、病室は……)
看護師A「お見舞いの方ですか?
●●「あ、はい。
桜井琉夏さんと
琥一さんの病室は……
看護師B「あぁ、桜井さん達なら、
屋上にいましたよ?
●●「……屋上?
行ってみます。
ありがとうございました。
看護師A「お大事に。
看護師B「ねぇねぇ、
どっちのカノジョかな?
看護師A「琉夏君でしょ、やっぱり。
カワイイ〜〜
●●(ちょっと恥ずかしい……)
・
・
・
???「××ちゃん。
???「あ?
●●「琉夏くん、
琥一くん!
●●「!!
琉夏「どうしてここに?
●●「大迫先生から聞いて……
琥一「あのヤロウ。
黙ってろって言ったのによ。
●●「……大丈夫なの?
琥一「どってことねぇよ。
こいつは大げさに
包帯巻かれただけだ。
琉夏「不死身だからね?
●●「もう……
どうしてこんなこと……
琥一「ほらルカ、
聞いてんだろ?
琉夏「うん、えぇと……
ゴメン。
琥一「それじゃ
わかんねぇだろうが。
琉夏「ホントに、ゴメン。
でももう、
これで終わりだ。
●●「どうして?
琥一「聞くな。
でもまぁ、
俺も保証してやる。
これで終わりだ。
●●「?
琉夏「学校、
まだ午後に間に合うかな?
琥一「あ?
●●「えぇ!?
無理しちゃだめだよ!
琉夏「行きたいんだ。
もう、学校に行けるの、
あと少しだろ?
●●「琉夏くん……
琥一「わかった。
不死身のヒーローだオマエは。
コイツ、着替えさせるぞ。
手伝え。
●●「でも——
琉夏「行こう。
3人で、学校に。
●●「うん、わかった。
・
・
・
●●「!!
あ、琥一くん!
琥一「ルカ、
そっち行かなかったか?
●●「うん、
さっき家の前に来て——
・
・
・
琥一「昼間絡んできたのは、
いつもの奴らだな?
●●「うん。
琥一「わかった……
●●「琉夏くん、大丈夫かな……
琥一「いつものことだ。
オマエはつまんねぇこと
心配しないで寝ろ。
●●「でも——
琥一「大丈夫だ。
……じゃあな?
●●(2人とも、
危ないことしないで……)
・
・
・
●●(結局よく眠れなかった……
2人とも大丈夫かな……)
・
・
・
●●(やっぱり2人とも来てない。
電話もつながらないし……)
大迫「●●。
●●「あ、大迫先生。
大迫「琉夏たち、
探してるのか?
●●「あの、はい……
連絡もつかなくて。
大迫「ちょっとケガしてな。
2人とも総合病院だ。
先生も、今帰って来た。
●●「総合病院!?
大迫「大丈夫。
ちょっとケガしただけだ。
2人ともピンピンしてる。
●●「でも、怪我って——
大迫「心配すんな、
って言っても無理だな?
……よし、行って来い!
●●「はい!
あ、でも授業——
大迫「そんなもんどうでもいい!
行け!
●●「はい!
・
・
・
●●(えっと、病室は……)
看護師A「お見舞いの方ですか?
●●「あ、はい。
桜井琉夏さんと
琥一さんの病室は……
看護師B「あぁ、桜井さん達なら、
屋上にいましたよ?
●●「……屋上?
行ってみます。
ありがとうございました。
看護師A「お大事に。
看護師B「ねぇねぇ、
どっちのカノジョかな?
看護師A「琉夏君でしょ、やっぱり。
カワイイ〜〜
●●(ちょっと恥ずかしい……)
・
・
・
???「××ちゃん。
???「あ?
●●「琉夏くん、
琥一くん!
●●「!!
琉夏「どうしてここに?
●●「大迫先生から聞いて……
琥一「あのヤロウ。
黙ってろって言ったのによ。
●●「……大丈夫なの?
琥一「どってことねぇよ。
こいつは大げさに
包帯巻かれただけだ。
琉夏「不死身だからね?
●●「もう……
どうしてこんなこと……
琥一「ほらルカ、
聞いてんだろ?
琉夏「うん、えぇと……
ゴメン。
琥一「それじゃ
わかんねぇだろうが。
琉夏「ホントに、ゴメン。
でももう、
これで終わりだ。
●●「どうして?
琥一「聞くな。
でもまぁ、
俺も保証してやる。
これで終わりだ。
●●「?
琉夏「学校、
まだ午後に間に合うかな?
琥一「あ?
●●「えぇ!?
無理しちゃだめだよ!
琉夏「行きたいんだ。
もう、学校に行けるの、
あと少しだろ?
●●「琉夏くん……
琥一「わかった。
不死身のヒーローだオマエは。
コイツ、着替えさせるぞ。
手伝え。
●●「でも——
琉夏「行こう。
3人で、学校に。
●●「うん、わかった。