今まで多くの魔術師が研究者として偉大な成果をもたらしてきた。
しかしその裏で魔術師達にとって共通のタブーとも呼べるものが生まれた。
それは即ち、”時”と”命”である。
かつて時を操り全てを手中に収めようとした魔術師達は、皆例外なく破滅的な最期を遂げた。
そして喪われた命を甦らそうとした者、新たな命を創造しようとした者は、目の前に現れた命の異様さに打ちひしがれた。
その陰惨な歴史から、この2つは魔術師が決して研究してはいけない禁忌とされている。
それは人間が決して越えてはならない業なのだから。
——『魔術全史』禁忌の章より
- 時間操作、死者蘇生、生命創造は魔術で扱ってはいけない領域とされる
- 教会における神託では未来にまつわる事象も聞けることがある
- 死者蘇生の研究をする魔術師を一般に死霊術師と呼び、人々からは忌み嫌われる
- 生命(及び魂)は世界樹の恵みによって母体に宿る神聖なものとされる
最終更新:2018年08月17日 10:35