今日は
父の日。
本来なら父に何かしてやりたいのだが、父がいないのでとりあえず
いつも通りバイトに向かうシーブック。
シーブック(そういえばこのところセシリーに会えないんだよな。どうしたんだろ…)
セシリー「あら、おはようシーブック。久しぶりね」
シーブック「!セシリー!?…ってどうしたんだいその格好」
セシリーの格好はいつもと違い、ツナギに軍手といった作業スタイルだった。
セシリー「ああ、これ?今日は父の日でしょう?だからちょっとね…」
シーブック「あ、そ、そうなんだ…(なんか予想できるけど…まさか…)」
セシリー「今朝、ようやく出来上がったの…あ、お父様!」
カロッゾ「ふはははは!おはようセシリー、それに
シーブック君。おや、珍しいな、
お前がそんな格好をするとは」
セシリー「あらお父様、今日が何の日かお忘れですか?」
そう言って何かを構えるセシリー。
セシリー「お父様…新しい仮面よっ!(カロッゾの頭めがけて投げる)」
シーブック「やっぱり…ってなんとぉーー!!?」
投げられた鉄仮面は、カロッゾの頭の鉄仮面を弾き飛ばし、某子供番組のヒーローよろしく
カロッゾの頭だった位置にがっちり収まった。
シーブック「か…カロッゾさん、首…」
恐る恐る転がっている方の鉄仮面を見るが、中身らしきものが見当たらない。
カロッゾ「おお…そうか、今日は父の日だったな!ふはははは、嬉しいぞ!」
セシリー(気に入ってくれたみたいね…良かったわ)
シーブック「あ、あの…」
カロッゾ「ン?どうしたのかね、シーブック君?」
シーブック「…今日は、体調が悪いので…休ませて頂きます…」
シーブック「……………ガクガクブルブル」
アムロ「帰ってきてからずっとあの調子だが…どうしたんだ?」
シロー「さぁ…」
最終更新:2017年05月28日 21:35