845 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/19(水) 20:19:39 ID:???
843
ダメだ…ティファがいい子すぎる…
ちょいと思い付いたので、一つ…
アムロ「ん?明日はボジョレーの解禁日か」
ロラン「もうそんな時期ですか。一年は早いですね」
アムロ「まったくだ」
ロラン「せっかくの機会ですし、たまには兄さんたちだけでお酒を酌み交わすっていうのもいいんじゃないですか?」
アムロ「ふむ…たまには大人同士の会話も悪くないかもな」
ロラン「シロー兄さんもちょうど手掛けていた事件が解決したって言ってましたし」
アムロ「セレーネとマイはどうだろうか。あの二人も忙しいからな」
ロラン「そうですね…ドモン兄さんは…どこにいるか分からないんでしたね…大丈夫でしょうか…」
アムロ「ドモンが死ぬ状況があれば是非見てみたいものだ」
ロラン「ちょっと兄さん!」
アムロ「それだけ心配いらないってことだ。あいつなら大丈夫だろう」
セレーネ・マイ「「ただいま~」」
ロラン「あっ噂をすれば…なんともグッドタイミングすぎますね」
アムロ「その辺はご愛嬌だろう」
ロラン「そうなんですか?」
アムロ「あぁ。ロランも俺ぐらいの歳になれば、俺達の世界が驚くほど都合がいいことに気付くだろう」
ロラン「はぁ…」
セレーネ・マイ「「ただいま」」
アムロ「おかえり」
ロラン「おかえりなさい」
セレーネ「マイと偶然帰り道で一緒になって。それよりこれ見て!」
アムロ「ボジョレーじゃないか」
セレーネ「そ!さっきお隣りのクリスさんに会ったときに頂いたのよ」
ロラン(確かに驚くほど都合がいいですね…)
アムロ「ちょうど
せっかくだから酒を飲める連中でボジョレーを飲もうと言う話になっていたんだ」
マイ「タイミングばっちりですね。お酒を飲めるって言ったら、あとはシロー兄さんとドモンですね。」
アムロ「ドモンは行方不明だからあとはシローだけだ」
セレーネ「こうやって考えてみたら二十歳を越えてるのって五人だけなのね」
アムロ「
ガンダムの
主人公はえてして少年だ」
セレーネ「確かに。じゃあ日付が変わるまで少しの我慢ですね」
アムロ「あぁ。それまでにはシローも帰ってくるだろう」
シロー「ただいま~」
アムロ「ほらな」
ロラン(都合よすぎでしょ…)
続きは日付が20日になってからということで…
900 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/20(木) 03:40:23 ID:???
845のつづきです。日付変わったら書くと書いたので書かせていただきたいと思います。
アムロ「さて12時をまわったな。開けようか」
ロラン「はい。じゃあ僕はおつまみだけ用意して先に休ませてもらいますね」
アムロ「あぁ、ありがとう。片付けは俺達でやっておく」
ロラン「助かります。ではお先におやすみなさい」
アムロ「おやすみ」
シロー「さすがロラン。つまみもこってるな」
セレーネ「こりすぎなぐらいね」
マイ「じゃあ大人の時間といきましょうか」
アムロ・シロー・セレーネ・マイ「かんぱー…」
???「ちょっと待ったぁ!!!」
アムロ「!!」
ドモン「俺を忘れるなんてひどすぎやしないか!?」
マイ「ドモン!」
シロー「いつ帰ってきた!?」
ドモン「今だ!」
アムロ「まったくお前の突拍子ぶりにはびっくりさせられる。とにかく無事でよかった。よし、ドモンも座れ。仕切り直しといこう」
ドモン「おう!」
一同「かんぱーい!」
アムロ「うむ。やはりボジョレーはあっさりしていて飲みやすい」
ドモン「飲みやすいが少しパンチが足らんな」
シロー「ワインにパンチを求めるな」
アムロ「しかし、こういうのもいいもんだな。たまには弟たちのことを忘れて、静かに酒を酌み交わすのも」
マイ「そうですね。常に騒がしいですから…」
一同「…」
ドモン「…何か物足りないな」
シロー「あぁ…」
アムロ「あの騒がしさにはうんざりさせられることのほうが多いが、無ければ無いで寂しいものだな…」
セレーネ「えぇ…」
マイ「やはりあの弟達がいてこその
ガンダム家なんですね」
アムロ「そうだな…弟達の元気な笑顔を見るたびに頑張らなければならないと思う。子を持つ
親の気持ちとはこういうものなのかもしれんな」
セレーネ「それは私も同じよ」
シロー「俺だってそうだ。どんなに疲れていてもこの家に帰ってきてみんなの笑顔を見ると疲れなんて吹っ飛んでしまう」
アムロ「…セレーネがいて、シローがいて、マイがいて、ドモンがいて…コウ、カミーユ、ロラン、シーブック、キラ、シン、刹那、ヒイロ、ガロード、ジュドー、ウッソ、アル、シュウト、キャプテン…
みんないてガンダム家だ。誰ひとり欠けてもいけない。そしてみんなに囲まれている俺は世界一の幸せ者かもしれん」
セレーネ「『俺』じゃなくて『俺達』でしょ?」
シロー「セレーネ姉さんの言うとおりだな」
ドモン「うぉー!何かものすごくやる気がわいてきたぞ!!」
マイ「僕も!」
シロー「俺も俄然やる気がわいてきた!明日からも仕事がんばるぞ!」
セレーネ「私もガンガン働くわよ!」
アムロ「フ…俺はお前たちが弟、妹なことを誇りに思うよ。よし、もう少しだけ飲もうか…」
ロラン(酒盛りでも始まっているかと不安でしたが、兄さん達は僕が思っているより大人ですね。僕も兄さん達が兄と姉で誇りに思います。よーし!僕も明日からもがんばるぞ!)
おわり
ドモンだけのけ者なのは忍びなかったので帰ってきたことにしちゃいました。
長文失礼しました。
最終更新:2013年09月23日 22:09