アムロがグラハムの部屋の怪しげで大掛かりな撮影装置を発見したと聞いてから、
ヒイロはグラハムの尾行を続けていた。そしてつい先ほど、ダンボールに隠れながら、グラハムが家に戻るというのを突き止めたところだった。
そして潜入方法に選んだのが、女装。
ヒイロ「いい服だな、ちょっと借りるぞ」
ジュドー「待てっ、そいつは俺の女装グッズじゃない!リィナの分だ!返せ!」
一方刹那とティエリアは、スメラギに呼び出されてグラハムの撮影装置を調べるため上映会に潜入するミッションの指示を受けていた。
ティエリア「女装でですか!?」
刹那「俺はガンダムが見られるなら何でもやる」
ティエリア「被写体は自分の家のだろうが!」
刹那「ああ、実にガンダムな被写体だ」
スメラギ(こりゃ会話のキャッチボールならぬデッドボールだわw)
上映会参加者ご一行はグラハムのアパートに着くや、待ちかねていたグラハムに部屋に通されたが、
彼の部屋にはくだんの撮影装置と上映セット、あとは開けて組立中のままの大量の
ガンプラを除いて家財道具は何も無かった。
ルセット「この人、HGデンドロビウム買って途中まで組み立ててあきらめたのね…我慢弱いんだわ」
ニナ「でも新作に心奪われては衝動買いしてくるのね。…男って」(人のことを言えるのだろうか)
ハワード「何もないと思ったので、僭越ながら飲み物とスナックを買ってきました」
グラハム「では上映会の前に、この撮影装置を作るのに協力してくれた私の友人を紹介しよう」
ティエリア(女装)「その友人とやらがキーパーソンだな。わかっているか刹那もといセツコ」
カタギリ「ビリー・カタギリです。よろしく。グラハムとは…」
刹那(女装)「ガンダムはまだなのぉー?(裏声で)」
ルセット「そうよ、能書きはいいから」
ニナ「ガソダムハァハァ」
カタギリ「…それじゃ始めようかグラハム」
しかし上映会が始まって30分たってもガンダム一家の庭が映るだけで、ガンダムが出てくる様子は無い。
ニナ「私のガンダムはいつ出るのよ」
グラハム「私は我慢弱い。カタギリ、アレでガンダムを早く見せてくれ」
ティエリア(女装)「アレって何ですか?」
カタギリ「見ればわかるよ、ほら」
カタギリが操作パネルをいじると画面に映るのは全て兄弟一家の庭に現れたガンダムになった。
刹那(女装)「ガンダァァァム!!(裏声で)」
ニナ「ガソダムハァハァ」
グラハム「さすがだカタギリ!抱きしめたいなあガンダム!!まさに世界のガンダムショーだ!」
ジョシュア(あの一家のだけじゃねーか。アホらしくてこんなところにいられるか!俺は一人で帰る!)
カタギリ「…この『ツインアンテナキャプチャー』でツインアンテナの被写体、要するにガンダムのシーンだけをピックアップできるんだ」
ティエリア(女装)「あれはキャプテンガンダム…ツインアンテナなら小さくてもピックアップできるんですね」
ヒイロ(女装)(ツインアンテナじゃないシロー兄さんのEz-8は無視か。どっちにせよ警察の装備だから家には置いてないがな)
ニナ「あら、可愛い男の子も映ったわ」
ガンダムばかりの中でなぜかシュウトも映っていた。
カタギリ「ちょっと待ってくれ…どうやらあの子の不自然に逆立った前髪がガンダムのツインアンテナとトサカと認識されたようだね。
これじゃ目標のツインドライブキャプチャーの完成には程遠いな…ハッ、なんでもないなんでもないんだゲフンゲフン」
ティエリア(女装)「……」
女装がばれず無事帰還した刹那とティエリアは、潜入調査の結果を報告した。
スメラギ「…ツインドライブキャプチャー??」
ティエリア「現状の「ツインアンテナキャプチャー」はガンダムにあるような二本アンテナを感知するようですが、まだ不完全でした。
最終目標が「ツインドライブ」のようですが、私にはどういうものを言っているのやら見当つきません」
スメラギ「そうね…」
二人が考えていると、刹那が「わかった!」という顔でスメラギを指して声を上げた。
刹那「それがツインドライブだ!」
スメラギ「なんで私の胸がツインドライブなのよ!」
ティエリア「言うに事欠いてそれか!万死に値する!」
刹那「……うう、俺はガンダムにはなれないorz」
(グダグダのまま終了)
846 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/17(水) 03:08:44 ID:???
842の後……
刹那「グラハム……さん」
グラハム「君は…刹那君。どうかしたのかい?」
刹那「グラハム…さんはガンダム大好きだと聞いた」
グラハム「あぁ。抱きしめたいほど大好きだよ!この気持ち…まさしく、愛だ!」
刹那「愛!……今までのガンダム…まぁ、兄さん達のガンダム…が
戦っている映像とか、ビデオに持っていないのか?」
グラハム「私個人は持っていない。しかし、警察のデータベースには殆ど揃っているな」
刹那「そ、そうか……モジモジ」
グラハム「ン……刹那君、一緒に見ないかい?
実は、久しぶりに1から見直そうと思ってね。
一人ではつまらないから、刹那君さえよければだが…どうかな? 」
刹那「!!願ってもない!!よ、よろしくお願い……しますぅぅ……」
グラハム「ハッハッハッハ」
グラハム「先ずは、伝説の始まり。RX-78-02の戦闘記録からだ」
刹那「おぉ……おお!」
グラハム「どうだ、勇ましいだろうっ!」
刹那「アムロ兄さんこそ真の
ガンダムだ……」
グラハム「この踏み台など堪らない!」
刹那「流石アムロ兄さんだーーっ!!!」
三日三晩、グラハム警視正と共にガンダムの戦いの記録を見続けたという事です。
その後、親友と書いて心の友と読む仲になったとか。
おわり。
849 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/17(水) 09:35:29 ID:???
848は誤爆すまん
刹那「グラハム…さん」
グラハム「やあ刹那君。今日もガンダムだ」
刹那「実はお願いが…」
グラハム「ん?何の用だい?」
刹那「グラハム…さんの部屋にあった作りかけのHGデンドロビウムを譲って欲しい」
グラハム「ああ、あのガンダムの事かい?だがそれは聞けない相談だ」
850 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/17(水) 09:41:12 ID:???
849続き
刹那「何故だ?!グラハム…さんは制作を放棄しているじゃないか!?」
グラハム「それは私が乙女座だからだよ」
刹那「は?」
グラハム「たとえ作りかけでもガンダムに対する愛は変わらない。抱きしめたいな、ガンダム!その蕾が花開くまで!この気持ち、まさしく愛だ!」
刹那「…………」
グラハム「と言う訳で譲る事は出来ない。自分で購入したまえ」
刹那「ガンダァアアム!(号泣)」
コウ「え?HGのデンドロビウムが欲しいって?」
刹那「コウ兄さん、お願いだ!(泣)」
コウ「う~ん、急に言われても困ったな」
刹那「…(しょぼん)」
コウ「刹那…よし!じゃあ僕が探しといてあげるよ!」
刹那「コウ兄さんはガンダムだ!」
コウ「今年の刹那のクリスマスプレゼントはデンドロビウムに決定だな。どこか短期のバイト探さないと…」
手違いすんまそん
最終更新:2013年09月27日 21:51