── お座敷 ──
ナナイ 「お姉ちゃんとおばちゃんの境界線は、どこからなのだろう」
セレーネ「まだ気にしてるのね」
クリス 「見た目の若さって肌艶で決まるから、厚化粧をやめてみるとか」
スメラギ「ほほぅ。クリスが私たちにケンカを売ってるわよ、みんな」
クリス 「ち、違いますよっ」
ナナイ 「ナチュラルメイクに切り替えてみるのも手か」
スメラギ「だからってアル君は渡さないわよ!」
風神 「マリナ皇女を確認」
雷神 「ふすま開放」
ガラガラッ
マリナ 「お刺身の盛り合わせ、お待たせいたしました」
女ども 「待ってましたー!」
── カウンター ──
アムロ 「その不摂生が肌によくないと、教えてやったほうがいいかな?」
シャア 「あの負のプレッシャーが渦巻く海へ、
飛び込む勇気があるのか? ならば、そうすればいい」
アムロ 「……やめておくよ」
シャア 「賢明な判断だな」
── お座敷 ──
マリナ 「い、いけませんっ。私は仕事中ですからっ」
セレーネ「お刺身に視線が釘付けになってたら、説得力がないわよ」
クリス 「はいどうぞ」
マリナ 「パクッ。ああ! ラル様自らがおさばきになったタイのお刺身っ、なんて美味なのでしょう!!」
ナナイ 「
マリナ・イスマイールは、ほぼノーメイクでこの美貌か」
スメラギ「絶世の美女という設定は、ズルいわよね~」
マリナ 「す、すみません」
セレーネ「あなたは悪くないでしょ。はい、どうぞ」
マリナ 「パクッ。ああ! 旬の季節に高級魚をいただいてしまえるなんてっ
私はなんて幸せ者なのでしょう!!」
ナナイ 「アル君は、マリナ・イスマイールをどう呼んでいるの?」
セレーネ「マリナお姉ちゃんって言ってると思うけど?」
ナナイ (´・ω・`)
スメラギ「打ちのめされてどうすんのよ
お姉ちゃんって言われるのは当たり前じゃない」
ナナイ 「その当たり前すら、今の私には叶わない……グビグビグビ」
クリス 「ちょっとナナイさんっ。飲みすぎですよ!」
最終更新:2013年10月24日 18:14