654 名前:二人のピエロ 1/2 :2009/05/17(日) 19:49:00 ID:???
ハリー「ギム・ギンガナムはなぜ会議に参加しない!」
メリーベル「どうせ地球の兄弟の所にいるのさ。あたしが呼んできてやるよ」
ディアナ「よしなに」

地球へ降りて
メリーベル「兄弟の家はこっちだっけ?ん?」

ワーワー キャーキャー
どこからともなく歓声が聞こえる。
釣られるように声のする方へ近づくとそこには巨大なテントがあった。
そこは……

メリーベル「地球のサーカス?この重力でどんなことやってんだろ」

トロワ「…………」
メリーベル「あははははは!なんだあのピエロの髪形!重力無視してるよ!」

そこではトロワ・バートンとキャスリン・ブルームによるナイフ投げショーが行われていた。
キャスリンの投げるナイフが次々とトロワをかすめるように的に刺さっていく。
しかし、ピエロはその表情をピクリとも動かすことはなかった。

メリーベル「へーやるじゃない。でも辛気臭いね!」







655 名前:二人のピエロ 2/2 :2009/05/17(日) 19:51:18 ID:???
メリーベル「あたしがもりあげてやるよ!」
観客A「なんだ!またピエロが出てきたぞ!」
観客B「今度のピエロは女の子だ!」

キャスリン「な、何この娘!?」
メリーベル「アハハハハハ!捕まえてごらん!」
トロワ「…………」

突如乱入した娘のピエロを捕えようとするトロワ。
その動きはメリーベルの知っている者たちの中でもトップクラスに入る動きだった。

メリーベル「やるじゃない!そら!あたしはこっちだよ!」
トロワ「始めるか……俺の捕縛ショー」

団長「なんだなんだ!?俺のサーカスをめちゃくちゃにしやがって!」
キャスリン「でもお客さんすごく盛り上がってますよ」

実際、人外の動きで追いかけっこをする二人の道化は見ているだけで白熱するものがあった。

キャスリン「それに、トロワも楽しそう」
団長「……そうか?」

メリーベル「アハハハハハハハ!」
トロワ「…………」

団長「そうか?」


ハリー「メリーベルまで会議に参加線とは!ミイラ取りがミイラになったか!」
ディアナ「しかたありません。私自ら出向きましょう。ロラ…ガンダムの御兄弟には常日頃世話になっているのですから」
ハリー「ユニバアアアアアアアアアス!」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年12月10日 20:40