665 名前:1/3 :2009/05/18(月) 00:11:25 ID:???
埋めネタにと考えていたけど色々と決まってしまう前のフワッとした今のうちに投下します
ちなみに時期外れでもあったりする…
ソーマ「はい、丁度頂きます。ありがとうございました!」
母親「お姉ちゃんにバイバイして」
子供「おねーちゃん、ばいばい!」
ソーマ「むっ、ば、ばいばい!……ふぅ」
ミン「少尉、お疲れ様。お茶の用意が出来ているから奥で休んでくるといい」
ソーマ「!み、
ミン中尉!?あの、自分はまだ大丈夫であります。それに中佐のおすすめ品を…」
ミン「その中佐からの命令だ、休んできなさい」
ソーマ「申し訳ありませんでした!
ソーマ・ピーリス少尉、これより休息に入ります!」
人革兵A「……なんとか休息に入ってくれたみたいですね、ミン中尉(こっそり)」
ミン「あぁ、セルゲイ中佐やピーリス少尉が近くにいては話しづらいからな」
人革兵B「ところでミン中尉、我々に聞きたい事と言うのは何でしょうか?(こっそり)」
ミン「気付いていないのは中佐と少尉ぐらいだろうが、ホワイトデー以降ピーリス少尉の表情が不意に曇る事が多くなったことは気付いていたか?」
人革兵B「確かに辛そうな、悲しそうな顔をしている所を見る機会は多くなりました」
人革兵A「検討がついているだけに何ともいえない気持ちになるんですよねぇ」
人革兵B「ええっ!原因が分かってるのか?!」
ミン・人革兵A「「…………………(だめだこいつ)」」
人革兵B「二人とも黙ってないで教えてくださいよ!」
ミン「ホワイトデーでセルゲイ中佐だけが、ピーリス少尉に何もお返しをしていない。と言えば分かるな?」
人革兵B「ああぁ、そういう事でしたか。私のお返しでは駄目でしたか…」
人革兵A「おまえのその自信がどこから来るのか知りたいが、少尉に対して役不足であることに変わりはないから気にするな」
人革兵B「くうっ、彼女がいて心に余裕のあるきさまには解るまい! あのピーリス少尉から渡されたチョコの意味が!」
人革兵A「義理以外に何がある!”我らがアイドル”ピーリス少尉に対し不埒な思いを抱くなど万死に値するわ!」
人革兵AB「「ああん、やんのかオラァ!」」ゴスゴスッ
ミン「静かにしないか、気付かれるぞまった「ピーリス少尉のあの表情はそういうことだったのか」く……はいぃ?」
セルゲイ「しかし、ホワイトデーがその様な行事だったとはな」
ミン「ちゅ、中佐!いつからそこに!?(くそっ、あの二人逃げやがったな!)」
セルゲイ「ん?そうだな。『黙ってないで教えてください』のあたりだったかな。ところでだ、ミン」
ミン「ハッ!ナンデアルマショウカ!」
セルゲイ「そう硬くなるな、今更ではあるが少…ピーリスに対してどうするべきかを聞かせて貰いたいだけだ。それと店先では店長と呼びなさい」
ミン「申し訳ありません店長。それとピーリスしょ…についてですが、こんなこともあろうかと準備していましたこれを使って下さい」
セルゲイ「これは?」
ミン「セルゲイ店長とピーリス、お二人の写真の入ったロケットです」
セルゲイ「………今回は状況が状況だからな、深く追求するのはやめておこう。だがミン、私とて鬼ではないのだ。
このような物を用意する前に直接私に意見したまえ」
ミン「了解いたしました!早速ではありますが上申いたします。あと2分程でピーリスの休息が終了しますので、そのプレゼントを渡すべきだと判断します!」
セルゲイ「なにっ!いやしかし、突然渡すというのはおかしくないか?特別な日と言うわけでもないのだぞ?解っているのかねミン」
ソーマ「中尉がどうかされたのですか?」
セルゲイ「(びくっ)少尉、か?こんなところに何か用でもあるのかね?」
ソーマ「休息が終わりましたので店頭に戻ってきたのですが、いけませんでしたでしょうか?」シュン
セルゲイ「いや、少尉は仕事するために戻ってきたのだ。いけないはずがない。今のは私が悪かった、許してほしい」
ソーマ「そんな、中佐はなにも悪くありません!ですから顔を上げてください!」
ミン(今です!このさいお詫びと言う名目でもかまいません、プレゼントを渡すんです!それと階級をつけるのはまずいのでは?)ヒソヒソ
セルゲイ「(分かっているが今は見逃してくれ、それにプレゼントだがきちんと話すべきだ)そう言ってくれると助かるが、
謝らなければならないのはこれだけではないのだ少尉」
ソーマ「どういうことでしょうか?」
セルゲイ「バレンタインデーの日、私は少尉からチョコレートを受け取っていながらホワイトデーにそのお返しを怠ってしまった」
ソーマ「………」
666 名前:2/3 :2009/05/18(月) 00:17:24 ID:???
セルゲイ「その結果乙女の、いや少尉を傷つけてしまった。今更ではあるがこれを受け取ってはもらえないだろうか?」
ソーマ「これは。あの、開けてもかまいませんか?」
セルゲイ「少尉さえ良ければ。気に入って貰えると良いのだが」
ソーマ「ロケットですね。中は…私と中佐?」ジワリ
セルゲイ「少尉!?その、なんだ。このハンカチで涙を拭きなさい。(どんなものかは解らんが)勝手に少尉の写真を使ったのはすまなかった。やはり…」
ソーマ「ちがっ、違います。とてもうれしくて、なのに何故か涙が止まらなくて…」
???『違うわ、ようやくあなたが”結婚してくれ”って言ってくれたかとが嬉しくて、ほっとして… だから涙が止まらないの』
セルゲイ(ホリー?)
セルゲイ『すまない。こうなる前には言うつもりだったんだが、タイミングがな?』
ホリー『言い訳は聞きません』
セルゲイ『すまない。ハンカチだ、これで涙を拭くと…ホリー!?』
ホリー『突然抱きついてごめんなさい。でもね、こんなときはハンカチを渡すよりも、ただ抱きしめて”愛してる”の一言でも言うものなのよ?』
セルゲイ『そうか、ホリー愛してる。いつまでも私の傍にいてくれ』
ホリー『はい、あなた……』
セルゲイ(何故あの時の事を?ホリー、そうすべきだと言うのか?)
ソーマ「えっ?ちゅうさ?」
ミン(ちょ、まっ、なに抱きしめてるんですかセルゲイ中佐!)
セルゲイ「ピーリス少尉、いやソーマ。(娘として)
愛している」
ソーマ「!!!!!!!!!!」
ミン人革兵ABガロード「「「「なっ、なんだってーっ!!」」」」
セルゲイ「君は
ガンダム家の確かガロード君!?と、ティファ君だったか?」
ガロード「そんなことよりもどーゆう事だよ!ああぁ、あい、してるってさ」
ティファ「落ち着いて、ガロード。セルゲイさん…ソーマさんが気絶しているようですから、奥へ寝かせてあげて下さい」
セルゲイ「むっ!私としたことが気付くのが遅れたか。ミン中尉、少尉を奥へ」
ミン「了解しま「セルゲイさんが!マリーがああああああああああAAAAAAAAA!!」した………」
セルゲイ「アレルヤ君、落ち着きたまえ。君は何か勘違い(ばたり)って、しっかりしたまえ!気を失う前に私の話を聞くんだ!」
ガロード「いや、あれを勘違いとかはさすがに。な、ティファ?」
ティファ「セルゲイさん、奥の部屋をお借りします。ガロード、アレルヤさんを中にお願い」
セルゲイ「いや、私が運ぼう」
ティファ「ガロード……」
ガロード「こーゆーことはさ、若者がするもんだって。てなわけで、セルゲイさんはお店をよろしく!」
ティファ「……すみませんセルゲイさん」
セルゲイ「かまわんよ。さて、何か話があるのだろう?」
ティファ「あの、この絵を見ていただけますか?」
セルゲイ「髪型が違うがこれはアレルヤ君か、隣にいるのは…雰囲気が違うが背が高くなったピーリス少尉だね。着ている服はウェディングドレスかな?」
ティファ「はい、これはだいぶ前に書いたものです。そしてこれが昨日書上げたものです」
セルゲイ「状況は先ほどの絵と同じだが、少尉がいつもの雰囲気になっていて新郎が私になっているね。
君の力についてはピーリス少尉から聞いてはいるがこの絵もそうなのかね?」
ティファ「はい、『今回の出来事が未来に起こる可能性を増やした』わたしはそう感じました。ですがあくまでも可能性です、
ソーマさんがどちらの未来に進むかはわかりません。あなたは…」
ガロード「セルゲイさん、刹那兄に連絡したらCBの人達がアレルヤさんを迎えに来るってさ」
セルゲイ「そうか、連絡までしてもらって悪かったね。よければこれを持って行きたまえ」
ガロード「おっ!こんなにコロッケくれちゃうなんて太っ腹だね~」
ティファ「ガロード…」
セルゲイ「さて、二人は買い物に来てくれた訳ではないのだろう?あとの事は我々にまかせておきなさい」
ティファ「……」
セルゲイ「ティファ君」
ティファ「はい」
セルゲイ「私はピーリス少尉の父親代わりとして多くのことを伝えていくだけだ。それ以上もそれ以下もあるべきではない」
ガロード「あ~、何の話かわかんないんだけどさ。それって本当の自分を話す気はないってこと?」
セルゲイ「……」
ガロード「そっか、なら父親になるなんてソーマには言わないほうがいいぜ。アムロ兄達みたいにとまでは言わないけどさ。
ある程度は腹を割れないようじゃあ、いつか必ず話すべきだった。って後悔しちゃうからね」
ティファ「ガロード?」
668 名前:3/3 :2009/05/18(月) 00:22:47 ID:???
ガロード「んじゃ、ティファの買い物があるからこれで。行こうぜティファ!」
ティファ「うん。セルゲイさん、わたしが見た夢はきっとそのままの意味ではなくてお二人が想いを伝え合う必要性、大切さを伝えたっかたのかもしれません」
セルゲイ「伝えることの大切さ、か。確かに私は逃げてきたものがある、そしてピーリス少尉にもそれをしようとしていたのかもしれん」
ガロード「それがわっかたんなら、あとは実行するだけだぜ。まぁそれが難しいんだけどさ!って、うっわマジで急がないと!」
ティファ「お二人の絆を信じて下さい、きっと良い未来が待っているはずです。それでは失礼します」
セルゲイ「……行ってしまったか。出来ることならもっと早くに出会いたかったが、これも運命なのだろう」
ミン「ガンダム兄弟に早く出会いすぎていたら、我々はセルゲイ中佐ともピーリス少尉ともめぐり合うことがなっかたかもしれません。
そう思うと今で良かったと思います」
セルゲイ「そうだな、もしもを考えるよりも今必要なことをしよう。さしあたっては来週の特売セール用に質の良い肉をしっかり仕入れておけ!
それと店先では店長と呼べ!」
ミン人革兵AB「「「了解しました!!セルゲイ店長!!!」」」
翌日
フェルト「すごく嬉しそうだね、ソーマ」
ソーマ「ああ、中佐からこのロケットを頂いたうえ(受け取ったまでは覚えているが、その先がはっきりしないんだがな)中佐の過去のことを色々聞けたんだ。
もちろん聞いてショックだった話もあった…」
フェルト「聞かないほうが良かった?」
ソーマ「いや、聞けて良かったと思っている。それに…私を娘として迎えたいとも言って下さった事も嬉しかった」
フェルト「そっか、セルゲイさんソーマのこと前よりも信じてくれたから、たくさん話してくれたんだね(ロックオンももっと話ししてくれないかな)。
それで養子の話の方はどうしたの?」
ソーマ「ひとまずは考える時間を頂いた。だが私は超兵だ、普通の幸せをおくる……」
ティファ「そんなことはありません。たとえどの様な過去や力があっても私達はただの人です」
フェルト「そうだよ、超兵だから幸せになれないなんて悲しいよ…」
ソーマ「私もただの人…本当にそれで良いのだろうか?」
ティファ「それを否定してしまえば、セルゲイさんは悲しみます。だからソーマの本当の気持ちを伝えて」
ソーマ「しかし伝えることなど何もない自分には」
ティファフェルト「「大丈夫、ソーマの(あなたの)気持ちを伝えれば良いのだから」」
ソーマ「だが中佐は迷惑「「大丈夫」」そっ、そうか?なら伝えてみる」
フェルト「がんばって!」
ティファ「あなたに…力を……」
ソーマ「ありがとう、私は良い友人に恵まれたのだな。いつか二人に困ったことが起きたら言ってくれ、いくらでも力を貸そう」
ティファ「はい、頼りにしています」
フェルト「うん、必ずお願いするね」
同時刻精肉店
セルゲイ「彼女達は乙女だ」
ロラン「突然どうしたんですか?」
セルゲイ「いや、言わなければいけない気がしてね……」
674 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 00:57:12 ID:???
666
アレルヤん所いってあげてソーマさんw
676 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 01:08:53 ID:???
674
アレルヤ「そうだよ! この僕が本編ではマリーと! だからマリイイイイイイイ!」
ソーマ「だから! 私は! ソーマだと! 何度言えば! 分かるか! この! ド阿呆がああああああ!!」
アレルヤ「そまぶぅ!」
サイサイシー「うっひゃあ。今度は空中コンボかぁ」
ジュドー「すげえ。あの中尉、空中で蹴りとパンチいれてらあ」
ガロード「格ゲーでも早々みれねえぜ、あんなの・・・・」
677 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 02:48:19 ID:???
ソーマ 「アッパーで浮かせる! ジャブジャブフリック肘打ち掌底手刀抜き手足刀後回し蹴り正拳裏拳正拳正拳正拳正拳! 止めッ! やぁぁぁ!!」
アレルヤ「ひでぶ!」
アルゴ 「流石俺が見込んだ次代のブラック・ジョーカー候補。この数ヶ月であそこまで物にするとは。」
ドモン 「どう見てもお前の技より流派東方不敗に近い様だが…」
アルゴ 「超兵とは言えやはり女性だ。力より速度に重点を置いた訓練を施した結果だ。」
ドモン 「むぅ…」
ソーマ 「……師匠、見ていらしゃったのですか。それにドモンさんも。」
ドモン 「うむ、素晴らしい腕前になったな。このままなら近いうちに俺とリング上で戦う事になるかもしれん。」
ソーマ (大佐…見ていてください。私はきっと立派なガンダムファイターになって見せます。子供たちに夢を与えるために!)
ガロード 「ソーマの姉ちゃん、何か性格変わってないか?」
刹那 「
ガンダムだ。」
セルゲイ(その台詞じゃまるで私が死んでるかのように聞こえるのだが。)
678 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 02:50:36 ID:???
アレルヤ「で・・・・でも・・・・マリーに殴ってもらえる・・・・それだけで僕は幸せさ・・・・・ふふふ・・・・」
679 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 03:35:10 ID:???>>677
アレンビー「貴女がソーマ・ピーリスね、この前(ミケロ戦)は凄かったよ!
あっまず自己紹介しなきゃ、私はアレンビー・ビアズリーよろしく♪」
ソーマ「私はソーマ・ピーリス、こちらこそよろしく」 敬礼のポーズ
レイン「あの娘たち、見事に性格が正反対ね・・・」
ティファ「でも、二人ともいいお友達になれると思います」
サイシー「オイラは同年代のファイターが増えるのは大歓迎だけどね!」
ドモン「なぁ刹那、>>678は大丈夫なのか?」
刹那「アレルヤはガンダム・マイスターだ、問題はない」キッパリッ!
ガロード「ホントかな・・・」
685 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 08:56:52 ID:???
ロラン「さすがにアレルヤさんが可哀想ですよ。いつもソーマさんの事一生懸命応援してるんですよ彼」
ソーマ「…フン」
マリー「ああ!アレルヤ!しっかりしてえ!」
ロラン「あ、謝る時はそっちなんですね」
ハレルヤ「テメーがしたんだろォォォがァァァ!ピー助えええ!!」
ロラン「あ、こっちもこれが出るんだ」
688 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/18(月) 12:09:36 ID:???
キャプテン「以降、>>685の状況が無限ループする確率は73.252%と思われる」
ロラン「キャプテン、それは困るなぁ」
クリス(隣)「セルゲイさん、牛ヒレ・・・どうしたんですか?あの子達」
セルゲイ「正直、私にもどうなっているのか・・・」(困惑)
刹那「モグモグ・・・ここのメンチカツはガンダムだ、マリナ達にも買っていこう」 っお札
ミン中尉「ソースもつけますね、はい毎度ありー!」
最終更新:2013年12月11日 18:26