79 名前:7/7 :2009/07/10(金) 00:39:11 ID:???
アムロがシャアをミンチにしてからかなりの時間が経ちました……。

アムロ(勇者:Lv50)「この森を抜けるととうとう魔王の住む城だ」
シャア(勇者:Lv50)「最近のゆとり向けにしてはなかなか手こずらせてくれた」
ララァ(妖精:Lv??)『大佐はミンチ回数本当に多かったものね』
シャア「何?それは聞きずてならないなララァ。アムロの方が多いはずだが」
アムロ「お前の方が俺の3倍はなってたさ」
シャア「そんなはずは……ララァ!何がおかしい!」
ララァ『フフ……だって。……もう少しでこのゲームが終わると思うと少し寂しいわ』
アムロ「ララァ、僕らは元の世界でだっていつでも会えるじゃないか……」
ララァ『……そうね』
シャア「私はあまり会えないんだがララァ」

 *モンスターがあらわれた!

シャア「このプレッシャーは!敵だぞアムロ!」
アムロ「分かってる!」

 *キング・ビグ・ザムが現れた!

ララァ『……強いわ!』
アムロ「見れば分かるさ……!」
シャア「行くぞアムロ!ララァ!」

 ???「我を導け光の翼よ!!」
ア・シ・ラ「「「!!!」」」

 *キング・ビグ・ザムは8500のダメージを受けた!!キング・ビグ・ザムを倒した!

ウッソ(勇者:Lv99)「兄貴……久しぶりだな」
アムロ「ウ、ウッソ!お前もこっちに来ていたのか!ていうかどうしたんだ色々!」
ウッソ「話は後だ……おい皆!」
シュウト(魔法使い:Lv96)「久しぶりの大物だ……!」
ヒイロ(忍者:Lv97)「ヒャッハ~!はぎとるぜ!」
 *メガ粒子砲を手に入れた!

80 名前:2/7 :2009/07/10(金) 00:40:20 ID:???
シャア「それは別のゲームだろう!」
アムロ「何があったお前ら!そんな口調まで変わって!シュウト!なんだその炎Tシャツは!」
ドモン(武道家:Lv98)「ここで生き抜くには強くなるしかなかったのさ……石破てええええんきょおおけえええん!!」
 * 上 手 に 焼 け ま し た !
ヒイロ「喰うか兄さん?死ぬほどうまいぜ!」
シャア「だからそれは別のゲーム。というかなんの肉だソレは」

ウッソ「兄貴たち……ここらの敵はほとんど俺たちが片付けた」
アムロ「う、うん」
ララァ『あなたたちの力なら、もう魔王を倒せるんじゃないの?』
シュウト「いや、その前にこなさないとならねえフラグがあってな……!ていうか初めましてララァさん……!」
ララァ『こうして直接お話しするのは初めてだったかしら?』
シュウト「ええ……!僕ら兄弟の中のOTはね……!」
アムロ「その喋り方なんとかならないのか」
シャア「フム、こなさないといけないフラグとは?」
ヒイロ「魔王を倒すことができるという伝説の武器。それを手に入れないといけないのさ!」
ドモン「俺たちはここの雑魚を狩るのに忙しくてなあ!」
ウッソ「それができるのはきっと兄さんたちだけだぜ!」


アムロ「ここがその泉か……所で元の世界に帰ったらあいつらのキャラ戻るのか」
シャア「帰ってみんことには分かるまい。それにしても、見たところ普通の泉だな」
ララァ『黄金像とともに女神現出す……って書いてあるわ』
アムロ「黄金か、シャアあれ捨てろ」
シャア「なに!?まさか途中で手に入れた百式人形をか!?あれだけ苦労したのに!」
アムロ「それ絶対売るためのアイテムだろう。こんな重要イベントで使われるなら本望さ」
ララァ『大佐のステキな所見てみた~い』
シャア「くぅ!ええいままよ!」ポイッ!
 *シャアは百式人形を泉にすてた!
 *しかしなにもおこらなかった!

シャア「違うではないか!」
アムロ「考えたらそんな重要アイテムがショップで売れるわけないか……」
ララァ『それは買取できませんとかでるわよね……』
シャア「ええい!女神!何が不満なのだ!」

81 名前:3/7 :2009/07/10(金) 00:41:11 ID:???
???「お困りのようですね!」
アムロ「その声は……!」

マイ(勇者:Lv48)「お久しぶりです兄さん。とはいってもゲーム内時間でという意味ですが」
シン(僧侶:Lv55)「やっぱり兄さんたちも来てたのか……ていうかどうせこれ兄さんたちが原因だろ」
コウ(戦士:Lv58)「こらシン!兄さんになんて口のきき方だ!」
シーブック(戦士:Lv57)「まぁまぁ目的の泉に付いて、兄さんたちに会えたんだからラッキーと思おうぜ」

アムロ「なんだ、お前たちもこの泉に用があってきたのか」
マイ「ええ、ここが記念すべき50箇所目のわらしべイベントの場所です」
シャア「ごじゅ……」
ララァ『随分地味な苦労をしてきたのね……』
シン「地味って言うな……さっさと済まそうぜマイ兄さん」
マイ「ええ……この泉に沈めるのはこれです……この、黄金のヅダ人形!!」
コウ「結局ヅダなんだよね」
シーブック「ま、とにかくやってみようぜ」

 *マイは黄金のヅダ人形を泉に捨てた!
 *なんと!泉が光り始めたぞ!

マリナ(女神)「あなたが落としたのはこの普通のヅダですか、それとも分解しているヅダですか?」
アムロ「マリナさん、またこんな役で……」
マイ「というかさりげなく黄金のヅダ返す気無いですね」
シャア「こういう場合はどの選択で話は進む?ちぃ、事前にセーブしとけばよかったか……」

シン「落としたのは黄金のヅダ!」
コウ「あ、シン!」
マリナ「あなたたちは正直ですね……では私も正直に話します……あの。この黄金像ください、それと募金をお願いします……」
アムロ「本当に正直ですね……」
ララァ『なにか不憫ね』
マイ「ふむ……今度はお金を渡せばこのイベントは進むようですね」

 *お金を振り込んで下さい→「00000000000」

シーブック「いや、でもお金振り込む欄がおかしいぞ、どれだけ取る気なんだよマリナさん」
マリナ「お願いしま~す」ニヤリ
コウ「黒だ!このマリナさん黒いマリナさんだ!」
アムロ「個人的に黒いマリナさんもチャーミングだとは思うが……さてどうする」
シャア「うーむ、全員のゴールドを足しても足りないか……」
ララァ『さっきの百式売っておけばよかったわ』

82 名前:4/7 :2009/07/10(金) 00:42:43 ID:???
???「ガンダーム!」
シャア「ぬ、また誰か来たぞ」
アムロ「いや、???とかしても発言で誰か分かる」

刹那(勇者:Lv40)「やはりアムロ兄さんも来ていた……アムロ兄さんは真のガンダムだ
セレーネ(遊び人:Lv25)「そうね、よかったわね」
カミーユ(遊び人:Lv25)「ああ、よかったな」
キラ(遊び人:Lv25)「うん、よかったね」
アムロ「なんか腹立つなお前たち」
シャア「ぬ?なんだか豪華な装備をしているな君たちは」
セレーネ「この低レベルでここまで来れたのは、装備とアイテムに物を言わせたからよ」
カミーユ「戦いは数だよって感じだったな」
キラ「性能の差がそのまま戦力の決定的な差だったね」
シャア「くっ……」

刹那「兄さん、ここは俺に任せてくれ」
アムロ「刹那……」
刹那「マリナ……いや女神……これを」

 *刹那は99999999999ゴールド振り込んだ!
マリナ「毎度ありがとうございます」ペコリ

アムロ「ふっ、弟の成長を見るのは嬉しいものだな」
シャア「女性にお金を貢いでるだけにしか見えんが」
マリナ「では、お礼にこれを……」

 *刹那は伝説の武器「ゴールデン・ガンダム・ハンマー」を受け取った!

刹那「兄さん……これは真の勇者である兄さんが使うべきだと俺は思う」
アムロ「刹那……皆もそれでいいのか?」

セレーネ「うちのパーティーのリーダーは刹那だしね」
カミーユ「それに従うか。兄さんとクワトロ社長とララァさんで倒してくださいよ魔王」
キャプテン(アイテム)「私もマスターが魔王を倒しに行くべきだと考える」
キラ「それよりこの等身大ミクを手に入れた僕としては、これを現実世界に持って帰れるかどうかがすごく気になるんだよね」
シン「あんたって人はー!」

アムロ「分かった……アムロいっきまーす!」
シャア「我々が世界を救おうというのだ!」
ララァ『ふふ……刻が見えるわ……』

84 名前:5/7 :2009/07/10(金) 00:46:08 ID:???
アムロ「ここが最後のダンジョンか……」
シャア「一気に突破するぞ!……いや、待て……なんだこのBGMは!?」
ララァ『最終ダンジョンだもの音楽ぐらい変わるわ』
シャア「それにしては妙にテンポがいいが」
アムロ「ラ……ラ……じゃない……ガ……ガ……ガオ……」

???「来てくださったんですね……!!皆さん!!」

アムロ「さっそく邪気が来たか!」
シャア「貴様が闇の魔王か!」
ララァ『ああ!あなたは!』

ロラン「待ってましたよ兄さんたち!大変なんです!」
シャア「ロランくん!?」
ララァ『闇って言うより小麦色だわ』
アムロ「いや、さっきうちの兄弟の何人か姿が見えなかったのは変だと思ったが。その格好はまさか……!」
ロラン(お姫様)「ハイ……な ぜ か 僕が囚われの姫役なんですよおおおお!」
シャア「いやいやすごく似合っている。惜しむらくは私が魔王役でなかったということだ」
ララァ『…………』
アムロ「ということは魔王は、なんとなく予想がつくが」
ララァ『まさか、そんなに単純な話なのかしら』

グエン(魔王)「ぐははははは!遅かったな貴様たち!」
アムロ「単純だったか」
シャア「貴様ここで何をしている!ますぁか!ロランたんと二人っきりであんなことやこんなことを!?」
ロラン「されてないです!」
アムロ「いや……本当に大丈夫か?兄さん相談に乗るぞ」
ララァ『傷は私が癒すわよ……失ったものは取り戻せないけれど……例えば後ろのしy』
ロラン「だから大丈夫です!このグエン様は見た目がグエン様なだけで、魔王としては中身はいたってまともです!」
アムロ「いや、意味が分からないぞロラン」

グエン「先に言っておこう!貴様らは来るのが一足遅かったのだ!」
アムロ「何!?どういうことだ!」
シャア「やはりロランくんはもう……!」
ロラン「いい加減にしないと本気で怒りますよ」
グエン「貴様らは私を倒すため色々してきたようだがな……全ては無駄に終わったのだ!」
アムロ「ま、まさか!」
シャア「こ、これは!」
ララァ『ああ!なんてこと!』
ロラン(兄さんたち……案外ノリノリですね)

グエン HP 2 / 9999
グエン「私は実はあと一回のダメージでミンチになるぞォォ!!」
ララァ『どういうことかしら』
アムロ「知らん!とりあえずゴールデン・ガンダム・ハンマー!!!」
シャア「ロランくんと一緒にいたのは許せん!逝けメテオよ!忌まわしき記憶とともに!」
グエン「ぎゃあああああああああああ!!」

85 名前:6/7 :2009/07/10(金) 00:47:38 ID:???
 *アムロとシャアのコンビアタック!魔王に1000のダメージ!魔王を倒した!
ロラン「お…鬼だ」
シャア「よし終わったぞ!これでロラン君と感動のEDが!」
ララァ『大佐自重なさってください』
シャア「すまん」

ロラン「いえ、まだです!まだ終わってません!」
アムロ「何、まさか第二形態か!?」
シャア「実はここから裏で手を引いていたラスボスの存在が!?」
ララァ『グエンがあそこまでボロボロの理由ね!?』
ロラン「実は魔お…グエン様は兄さんたちより先に来ていた別の勇者に…」
アムロ「何!?」
シャア「待てアムロ!さっきから聞こえていたBGMが大きくなり始めたぞ!」
ララァ『来るわ……』

ttp://www.youtube.com/watch?v=308K6cpx584
シロー「これが…ガンダムを持つ…勇気ある者の…絶対勝利の力だぁぁっ!」

アムロ「……」
シャア「……」
ララァ「……」
シロー「これが…ガンダムを持つ…勇気ある者の…絶対勝利の力だぁぁっ!!」
シャア「なぜ二回言う!?」
ロラン「シロー兄さんを止めてください!いきなり現れてグエン様をもうボコボコに!それはいいとして僕の言うことも全く聞いてくれませんし!」
ララァ『でもなぜなの?魔王にダメージを与えるにはアムロの持っているゴールデン・ガンダム・ハンマーがいるはずなのに』
シロー「このゴルディオン・ガオガイガー・ハンマーのことか?」
シャア「そのアイテムは完全に絶対にバグだろう!?」
シロー「何を言うんだ!このアイテムの為に俺の仲間は……!」
アムロ「ちょっと待て!仲間ってガロードとジュドーとアルのことか!何があった!」
シロー「あいつらは星になったよ……ほらあの夜空に輝く……」

~回想~
ガロード『俺、ここから帰ったらティファと結婚するんだぁ……』
ジュドー『へへ、兄ちゃん!ここは俺にまかせて先に行ってくれよ……!』
アル『とうとうMYザク買えるだけお金貯まったよ……これで僕もバーニィの所へ行くんだ……』

アムロ「なんでお前のパーティーの話だけそんなにドラマティックなんだ」
シャア「もはや別ゲーではないか」
シロー「兄さん!あいつらの為にも俺は真の勇者になるしかないんだ!そう『勇者王』に!
    その為には兄さん!俺は同じ勇者であるあなたたちを超えなくてはならないんだ!!」
アムロ「何だその理屈は!?」
シャア「ええい!ラスボスがシロー君とは!」
ララァ『熱血系は過激なことばかりするわ』

シロー「行くぞ兄さんたち!!」
ア・シ・ラ「「『うおおおおおおおお!!!』」」」

『G勇者☆伝説』完!! 神さまズの次回作にご期待下さい!!

86 名前:7/7 :2009/07/10(金) 00:48:40 ID:???
アムロ「するかあ!!」

………………そこはいつものガンダム家アムロの部屋でした。
廊下から足音が近づいてきます。

ロラン「どうしました兄さん。朝早くに」
アムロ「ロラン……いや、何か酷い夢を見たような……」
ロラン「……?今日はお休みだからゆっくりするんじゃなかったんですか?」
アムロ「うーん……ちょっと外散歩してくるよ」
ロラン「そうですか?」

アムロは外に出ました。まだ朝日は昇って間もないようですが、十分視界は取れる明るさです。
アムロ「だから、そこでコソコソしても分かるぞ!ガンダム・ハンマー!」
シャア「ぎゃああ!」
グエン「ぐえええ!」
アムロ「全く気楽なものだ……こっちは酷い夢を見て疲れているのに……ん?」

ふと、アムロはミンチになった二人が何か握っていることに気づきました。
アムロ「これは……短冊?」

『ローラと家族が仲良くありますように。そして私とローラの仲も…… グエン』
『ロランくんとガンダム兄弟が幸せでありますよう。ただしアムロはアルテイシアと結婚して幸せにしろ シャア』

アムロ「こいつらは……なんでうちの笹に……まぁ上半分だけならいいか」

アムロは笹の上の方の誰の目にも届きそうにない所に、短冊の上半分だけを取り付けようとしました。
すると、見慣れない短冊が既に付けられていることに気づきました。

アムロ「名前がない……」

『アムロと大佐が仲良く幸せにすごせますように』
アムロ「……余計なお世話だよ……でも、ありがとうな。楽しかったよ」

…………私もよ。
朝焼けの空にそんな声が聞こえた気がしました。



結晶鳳凰「アムロは楽しかったそうだぎゃ」
スペリオルドラゴン「何よりララァも楽しんでくれたみたいだ」
イデ(好評ナラ次考エルカ……ジャンルハ?「アクション」カ……「ギャルゲー」トカ)

(完)

90 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/10(金) 01:25:22 ID:???
79-82 84-86
乙でした!シャア社長、いい人だなぁw

で、便乗…
セイラ「ギニアスさん、いい加減退院してくれないかし…キャスバル兄さんからだわ」 っ郵便
ビリビリビリッ……『ゼク○ィ・日登版』
セイラ(ピキッ)「相変わらずお節介な…まぁ、最近顔を見せてないし明日行ってみますかね(苦笑)」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年01月16日 18:55