64 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/05(土) 19:14:52 ID:???
アンドレイ「(私の名はアンドレイ・スミルノフ。自分で言うのもなんだがエリートだ。
昨日まではMS教習所の教官をしていたが、あそこで必要なスキルは手に入った。もうそろそろキャリアアップしてもいい頃合だろう。
ということで、今私はさる大企業の採用試験に来ている。残すは役員面接のみ。万が一にも落ちるようなことはあるまい。
そう…私はあの男のようには決してならない。エリートの道を捨て、肉屋等に成り下がったあの男のようには…)」

アンドレイ「ここがネオ・ジオン社…ふふふ、明日から私が働くことになる場所か」

ナナイ「…ではスミルノフさん、ええと、特技は乙女鑑定とありますが」
アンドレイ「はい、乙女鑑定です」
ナナイ「乙女鑑定とは何のことですか?」
アンドレイ「乙女鑑定五段です」
ナナイ「いえ、五段とかそういうことでなく…」
アンドレイ「はい、五段です。最高位である師範の一つ下の段です」
ナナイ「…では、その乙女鑑定は当社において働く上で何のメリットがあるとお考えですか?」
アンドレイ「はい、その女性が乙女かどうかを一目で判断できます」
ナナイ「いえ、乙女かどうかなんて当社に何の利益も与えませんし、それに女性のプライベートを探るのはセクハラですよね」
アンドレイ「更に乙女とわかった場合、乙女の個人情報を根掘り葉掘り知ることができます」
ナナイ「いえ、そういう問題じゃなく…それにそれこそ犯罪じゃないですか」
アンドレイ「女性が1000人居た場合、基準値のOPを満たすのは15名ほどです」
ナナイ「ふざけないでください。それにOPって何ですか。だいたい・・・」
アンドレイ「乙女ポイントです。通称OP。乙女と非乙女をわけるのはだいたい1000OPからで…」
ナナイ「聞いてません。お帰りください」
アンドレイ「…いいんですか? 怒らせて? 鑑定しますよ。乙女」
ナナイ「いいですよ。鑑定ください、乙女とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
アンドレイ「運がよかったな。今日ここにいるのはおばさんだけのようだ」
ナナイ「帰れ!!」

65 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/05(土) 19:19:09 ID:???
アンドレイ「(どうやら私にネオジオン社の社風は合わなかったようだ。まあ仕方がない。次はラー・カイラム社か…」
チェーン「特技は乙女鑑定とありますが?」
中略
アンドレイ「…いいんですか? 怒らせて? 鑑定しますよ。乙女」
チェーン「いいですよ。鑑定ください、乙女とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
アンドレイ「運がよかったな。今日ここに乙女はいないようだ」
チェーン「帰れ!」
アムロ「(あの青年…なかなかいい目をしている…)」
前略
アンドレイ「運がよかったな。今日は年増だけのようだ」
シーマ「へえ…坊や、ちょっと奥で色々話そうか」
中略
アンドレイ「運がよかったな。今日は嫁き遅れだけのようだ」
セレーネ「スタゲちゃ~ん、ちょっとこいつ輪切りにしといて~」
後略
アンドレイ「運がよかったな。今日は……ハッ!」
ハリー・ギンガナム・ロラン「(無言で背後に立ち尽くす)」
ディアナ「? どうかなさいましたか?」
アンドレイ「い、いえ、何でも……」

アンドレイ「(ここが最後か……)
モニク「……で、特技は乙女鑑定とあるが?」
アンドレイ「(随分高圧的な女だな)はい、乙女鑑定です」
モニク「乙女鑑定とは何だ」
中略
アンドレイ「…いいんですか? 怒らせて? 鑑定しますよ。乙女」
モニク「このうじ虫が!そんなことは聞いていない、さっさと出て行け!!」
アンドレイ「ふん、運がよかったな、どうやらここに乙女は……ん? お、お、乙女だと!? 
しかも乙女の中でもランクの高い恋する乙女でなおかつ処z」
モニク「帰れ~~~~っ!!(涙目)」

67 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/05(土) 19:32:12 ID:???
アムロ「彼を雇おう、ブライト」
ブライト「いやいや」

68 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/05(土) 19:36:01 ID:???
セルゲイ「む?」←乙女鑑定・師範格

70 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/05(土) 19:40:15 ID:???
リボンズ「リヴァイヴ、彼をアロウズに入れておいてよ」
リヴァイヴ「リボンズ、ボケばかり増やされても困りますから!」

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最終更新:2014年02月23日 17:06