401 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/12(土) 22:50:38 ID:???
居酒屋青い巨星
シャア「なぁ、アムロ。真剣に
聞きたいことがある」
アムロ「なんだ?ハンマーか?ファンネルか?外宇宙へか?」
シャア「い、いや、待て、ホントに普通に質問だ」
アムロ「何だよ?」
シャア「我々がいる
日登町。さまざまな人間がいるが、基本的に不幸になる人間はいないな?」
アムロ「まぁ、自ら不幸を招きよせるお前のようなのはいるが…」
シャア「たとえ
ミンチになっても復活することが出来る。死ぬことがないからだ。
もしかしたら死んだ人間にも会えるのかもしれない」
アムロ「(まぁ、ララァいるしな…)そうだな」
シャア「ひょっとすると我々は…既に死んでいるのではないか?」
アムロ「………は?何を言うのかと思えば、○ょっこり○ょうたん島じゃあるまいし。
そんな話のために呼び出したのか?」
シャア「だ、だがな!」
アムロ「疲れているんだ。リフレッシュのために、
ハロ長官に白い部屋に連れて行ってもらえ」
後ろに現れるハロ長官
シャア「な?どこから!何故私の話がわからん!アムロ!!」
シャア「……という夢を見たのだ」
アムロ「今日はハンマーだな」
403 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/12(土) 23:19:40 ID:???
シャア「……アムロ」
アムロ「な、何だ?」
シャア「『死ぬ』という事はどういう事か……考えた事があるか?」
アムロ「……俺だってMSのパイロットだ。それで悩んだ事もあるさ。
……生命活動を停止する事だ」
シャア「そうか……私は違う」
アムロ「何?」
シャア「『死ぬ』という事は……人々に忘れられるという事なのだ」
アムロ「忘れる、か…」
シャア「例え生きているとしても…そいつを知る者、話題に出す者がいなければ死んでいるようなものではないか?
ララァは確かに死んだ……だが、お前や私の心の中にまだ生きている」
アムロ「あぁ……忘れもしないさ、ララァの事はな」
シャア「だから、逢える(出て来る)のだろうな。私はそう感じているよ」
アムロ「シャア……」
シャア「ふっ、柄にもなく格好をつけてしまったな。いつも通り
ロラン君に会いに行くとしよう」
アムロ「あぁ、いつも通り撃退するとしよう」
<メメタァ!
ララァ『魂が永遠に生き続けるのは拷問よ…忘れないでくれているのは嬉しいんだけど…
たまにはアムロも大佐も私の事も忘れてくれないかしらね、ふふっ』
最終更新:2014年03月01日 14:06