24 名前:ユニウス7落下阻止作戦1/5 :2009/09/22(火) 00:54:03 ID:???
1乙
祝! 歴代兄弟が主人公だったら 50スレ到達!

月 グラナダ工場にて
チェーン「アムロっ、たいへんよ!」(ラー・カイラム社から出張中)
アムロ 「どうした」(同上)
チェーン「ユニウス7が、地球へ落下する進路を取ってるって、オクトバーさんが……」
アムロ 「なんだって!」

アナハイム本社 会議室
アムロ 「どういうことだっ」
オクトバー「艦隊を進発させて調査したネオジオン社から、報告が送られてきました」
アムロ 「このデータ。ウチ(ネオジャパン)へ落ちる計算じゃないか!」
チェーン「落ち着いて、アムロ」
オクトバー「アズナブル社長は、アムロさんの救援を要請しています」
アムロ 「当たり前だっ。νガンダム、すぐに出る!」
チェーン「無理ですよっ」
アムロ 「方法はあるはずだ。アストナージ、ゲタはどうかっ」
アストナージ「いつでも出せます!」
アムロ 「ガンダム、行きまあす!」
チェーン「アムロ……」

地球軌道上
アムロ 「あの推進炎……。ちぃ、核パルスエンジンか!」(νに乗ってる)
シャア 「アムロっ。艦砲射撃は続けているが、いかんせん、あの質量だ
     我が艦隊の火力だけでは、とても追いつかん!」(サザビーに乗ってる)
アムロ 「シャアか!」
シャア 「早まるなっ。私はロラン君と添い遂げたいのだ!」
アムロ 「冗談じゃないっ」
シャア 「それは私のセリフだ!」
ナナイ 「ユニウス7、さらに加速」(レウルーラから応答)
アムロ 「シャア。阻止限界点のデータはあるか?」
シャア 「当然だ、いま送る。敵味方識別信号を出し、こちらへアプローチしろ」
アムロ 「分かった。(ピピピ、ピー!) ……もうすぐじゃないか!」
クェス 「大佐っ。ギュネイが攻撃されて、やられた!」
アムロ 「攻撃だと!?」
シャア 「クェス、退け! そこは危険だ!」
クェス 「了解。α、ヤクトを回収後、レウルーラへ退避します
     救護班っ。ギュネイを必ず連れてくから、頼んだよ!」
ナナイ 「レズン隊、αの退避路を確保せよ」
レズン 「この私に、強化人間のお守りをしろっての?」
ナナイ 「……奮闘を期待する」
レズン 「ナナイ。──あいよ♪」
シャア 「何かいると思ったほうがいい。油断するなよ」
アムロ 「シャアっ、突出するな!」
シャア 「ちぃ、何か出てきたぞ」(狙撃を回避)
アムロ 「これは……。ザクウォーリアか!」

26 名前:ユニウス7落下阻止作戦2/5 :2009/09/22(火) 00:55:33 ID:???
?  「我々の理想の、……邪魔をするなあ!」
シャア「直撃だと!? 冗談ではない!」
アムロ「シャア!」(ファンネル展開。サザビーを防御)
シャア「余計なことをするな!」
アムロ「仲違いしてる場合か! そこっ、迂闊なヤツめ!」
?  「プラント、ばんざああああああああああい!」
シャア「プラント、だと?」
レズン「なんだこいつらっ。MSが多数いる! 各隊気をつけろ!」
アムロ「何っ。ギラ・ドーガたちが、次々と堕とされていく」
シャア「レズン、奇襲されているぞっ、無理するな!」
レズン「見ぃ~つけた♪」(ヤクト・ドーガを回収したαを発見)
クェス「レズン、来るな!」
レズン「もうこっちを見つける。ホント、普通じゃないみたいだね」
クェス「そう思うよ。でも、もういい。早く下がれ!」
レズン「可愛いよ♪」
クェス「え──?」
ナナイ「レズン機、ロスト。レズン隊、即刻退避せよ!」
シャア「レズン……っ」
アムロ「くそ、あいつらああああ!」
ナナイ「ユニウス7、阻止限界点まで、残り僅か!」
アムロ「セレーネ! シローっ! くそ、みんなを殺されてたまるか!」(ユニウス7へ特攻)
シャア「なんだ、この妨害電波は!」
アムロ「音楽──!?」

ラクス「生え上がぁれぇ~ 生え上がぁれぇ~ 生え上がぁれぇ~ ヒタイダー
    髪よぉ~ フサれぇ~♪
    まだ育毛がでぇきるぅ~ 頭皮がぁ~あるぅならぁ~
    広大なぁ~皮膚をぉ~ 揉めよー揉めよー揉めよぉ~♪
    正義のぉ~怒りをぉ~ ぶつけろぉ~ ヒタイダー
    猛魂~戦隊ぃ~ ヒタイダー ヒタイダー♪
    よみがえっるぅ~ よみがえっるぅ~ よみがえっるぅ~ ヒタイダー
    髪よぉ~ フサれぇ~♪
    銀河へ~向かぁてぇ~ 揉めよー ヒタイダー
    猛魂~戦隊ぃ~ ヒタイダー ヒタイダー♪」

ストーカー「さあっ。有史上、数々の困難が訪れたこのスレではありますが!
      滅亡確実とされるほどの危機が、果たして、あったでしょうか!
      もうダメなのか? いいや、まだ私たちには、彼らがいる!
      希望を捨てるなっ。ラクス様も、唄ってくれています!」

アスラン 「みんなのリーダー、ヒタイレッド(セリフ棒読みで、やる気なし)」
カクリコン「アメリア大好き、ヒタイブラックっ(両腕で身体を抱き締める)」
ガトー  「多くの英霊が無駄死にでなかったことの、証のために。ヒタイグレーっ(腕組み)」
ルース  「フォルドにゃ負けねえっ、ヒタイブルー!(力強く拳を突き上げる)」
五飛   「正しいのだ、俺たちはっ! ヒタイグリーン!!(拳法の構え)」
クリス  「女だからって、甘くみないでよね。ヒタイホワイトっ(素振り)」
フォルド 「うお、危ねえっ」(ビームサーベル回避) クリス「キャ。ごめんなさい」
セレーネ 「月に代わってお仕置きよ。セーラーセレーネ(目を挟むように横にVサイン)」
七人   「平等世界を築くため、今日も戦い悪を討つ! 猛魂戦隊、ヒタイダー!!(ピキーン!)」

ストーカー「MSに載って来てくれたあああ! 我らがガンダムヒーロー、ヒタイダーだあ!」

アムロ  「アトラクションじゃないんだぞ!」(ユニウス7を押し返す)
ナナイ  「ユニウス7、大気圏突入!」
シャア  「ロラン君っ!」

27 名前:ユニウス7落下阻止作戦3/5 :2009/09/22(火) 00:58:48 ID:???
トレーズ「では諸君、作戦どおりに頼む。美しき地球の運命は、君たちにかかっている」
ガトー 「セーラーセレーネ以外のメンハーは、メテオブレイカーを装備!」
ルース 「おし、完了だ!」
カクリコン「だからスペースノイドは駄目なんだってんだ!」
クリス 「すべて、砕いてみせるっ」
五飛  「正しいのだ、俺たちは!」
アスラン「シャアさんたちが、押されている……?」
セレーネ「MS戦は物量に任せれば押し切れるから、ギラ・ドーガたちに任せておけばいい
     私たちは、これを砕くことに専念なさいっ」
アスラン「了解です。行くぞ!」

シャア 「ヒタイダーたちのMSか!」
トレーズ「事態は急を要する。MS隊に余裕があれば、我らがグワジンへ向かわせてもらいたい」
シャア 「何!」
トレーズ「あの岩を砕く。一機でも多く、メテオブレーカーを装備させたいのだ
     早ければ早いほど、砕く者が多ければ多いほど、
     地球へ落下してしまう物質を防げる
     ロラン・セアックが愛する地球を、君は無碍にできるのか?」
シャア 「全ギラ・ドーガ隊、グワジンのハッチへ向かえ!」
ナナイ 「それではザクウォーリアが防げません!」
シャア 「ロラン君が危ないのだぞ!」
ナナイ 「全ギラ・ドーガ隊、社長命令が出た。あとは空気を読んで行動しろ」

アスラン「ナナイさんまで切れたぞっ」
セレーネ「こんなの想定の範囲内よ。ナナイ、聞こえてる?
     この事件を無事に収められたら、次の飲み会で、アルを連れてきてあげる」
ナナイ 「作戦変更。ギラ・ドーガ隊は敵MSの撃破を優先
     余裕のある部隊はこちらへ報告しろ
     グワジンへ向かわせるかどうかを、こちらで判断する」

セレーネ「楽勝~♪」
アムロ 「辛いな、シャア」
シャア 「やんちゃな兄弟たちを束ねる貴様ほどではないが。ナナイおまえ……」

プトレマイオス、艦橋
スメラギ「私のアル君をナナイに渡すかっての! 全MS出撃!」
ティエリア「この作戦は、やはりあなたの都合によって発令されたものだったのか!
      そうやって、いつもヴェーダを私的に利用してっ!」
ロックオン「でもま、予報士の戦術は、当たったわな」
刹那  「真のガンダム並び、ヒタイダーと共闘できるとはっ! ハァハァ」
ミレイナ「あれ? ハッチが開放できませんですぅ。これでは出撃不可ですぅ」
スメラギ「げ。ハッチの隙間にお酒こぼしちゃったの、やっぱダメだったか」
アレルヤ「あ。あの一滴、駄目だったんですね……」
フェルト「馬鹿のせいで助けが間に合わず、地球が滅ぶ。そんなのイヤ……」

デラーズ 「そんなこともあろうかと、ソーラーシステムを用意しておいた
      照射せよ」
ガトー  「さすがは閣下。ヒタイに込められた光の力は、正に無限大!」

クリス(00)「ユニウス7半壊! ですが、残りの半分は地球へとさらに加速していきます!」
スメラギ「なんですって! プトレマイノスで押し返すのよ!」
ティエリア「無茶だ!」
スメラギ「アル君がネオジャパンにいるのよ!」

28 名前:ユニウス7落下阻止作戦4/5 :2009/09/22(火) 01:00:46 ID:???
アムロ 「やめろ! 爆走している機体だってある! 摩擦熱とオーバーロードで消し飛ぶぞ!」
カクリコン「やってみる価値はあるだろ!」
ルース 「うはっ」(吹っ飛んでいった)
五飛  「くそ。ヒタイブブルーを回収し、エターナルへ、一時退避する!」
アスラン「クリスさん、もうあなたの機体も危険です! 即刻退避してください!」
クリス 「熱すぎる。でも、まだまだ!」(ピッチリスーツを脱いだらしい音が聞こえる)
ルース 「ヒタイホワイト、映像をこっちにまわしてくれー!」
クリス 「あとで覚えときなさいよ。よし、こっち砕けた!」
ガトー 「核バズーカさえ持ってきていれば!」
セレーネ「南極条約違反だから、ダメよそれ」
アスラン「いや、それだ! 全員、ユニウス7から退避してくれ
     これより内部へ侵入し、ジャスティスを核爆発させる!」
アムロ「それこそ無茶だ!」
シャア「全軍、すみやかに退避。あとはヒタイダーたちに任せろ」
アムロ「シャア貴様っ!」
シャア「掩護は任せろ。ナナイ、破砕したユニウス7の残骸はどうか」
ナナイ「艦砲射撃によって、地球への被害が及ばない程度の破壊活動に成功させています」
シャア「やるなナナイ」
ナナイ「ギラ・ドーガ隊、撃ち漏らした岩塊へのとどめを刺していけ
    邪魔する敵MSも、ことごとく殲滅せよ」

クリス「ダメよアスラン君!」
カクリコン「死ぬ気かっ。いいからこっから離れろ!」
クリス「いやよ! みんなが生きている星を、
    壊されてたまるものですか!」(掘削作業を再開)
カクリコン「そこまで。……わかった。」(νガンダムと並んで押し返す作業に入る)
アムロ「もうやめてくれっ。みんなが付き合う必要はない!」

カクリコン「アメリアああああああ!」

ストーカー「なんということでしょうか!
      ヒタイブラックが大気圏の摩擦熱によって、溶けてしまったー!」

ガトー 「冷却装置が持たんっ。ジオン公国に、栄光あれーーー!!」

ストーカー「うわああ。ヒタイグレーがユニウス7へ特攻し、爆滅しましたー!」

アムロ 「馬鹿野朗……っ!
     クリスもういいんだ、下がれ!」(νで押し返し続けている)
クリス 「アムロさんだって、そうやって諦めてないじゃないですか!」

グワジン艦橋(グレード・デギンはお父さんが所有してるので、普通のやつ)
X総帥 「ソーラレイ、スタンバイ」
トレーズ「……分かりました。ヒタイダーたちよ……、これを撃たせないでくれ」

29 名前:ユニウス7落下阻止作戦5/5 :2009/09/22(火) 01:03:41 ID:???
ユニウス7 内部
?   「なぜヒーローが悪に染まっている!」
アスラン「はあ?」
?   「我々の理念こそが正しいのだ。ザラ議長が退任された理由の一端は、ここにもある!
     なぜ子息のあなたが、悪のリーダーになっているというのだ。目を覚ましてくれ!」
アスラン「何を言っている!」
?   「この希望の星を輝かせ、我々のノロシを上げるのだ!」
アスラン「ふざけるな! 命をなんだと思っている!」
?   「プラント、ばんさあああーい!」
アスラン「しまった、ここでジャスティスを誘爆させられては──っ。うわ!」

ストーカー「ああーっと、核爆発を確認! こ、これは、なんでしょうかー!?
      謎の緑色の光が、爆発するユニウス7から放出されているうー!
      この光は、いったい、なんなんでしょうかー!」

 ユニウス7落下事件は、大々的に報道された
 だが、なぜか、何事もなかったかのように、ユニウス7は軌道上に復活し、通常運転をしているという
 何があったのが、なぜ地球は無事なのか
 それを追求しない住人たちは、とても大らかで、包容力に満ちていた
 彼らは口々に言う
 これを、「ミンチより酷い」というらしい

刹那  「やはりヒタイホワイトは、凛としたヒロインだった!」
シュウト「もう一回見ようよ!」
シャア 「しかし、記憶だけは、しっかりあるな」
アムロ 「神様ズが、また因果律をいじったんじゃないか?」

ウッソ 「クリス姉さんにアレックスの調整を頼まれたついでに、
     どさくさに紛れてカメラを仕込んでおいたんだけど、
     まさかこんな映像が撮れてしまってたなんて……
     これ、門外不出にしないとだめだろうなあ~ハァハァ」
ラッセ 「ボッシュートです!」
ウッソ 「アッ──!」

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最終更新:2014年03月15日 20:36