247 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/14(土) 04:27:30 ID:???
デュオ「食料もこのチョコ一枚だけだぜ」
ガロード「俺達成長期なのにさぁ」
ジュドー「まずいよなぁ……食べ物ないのは」
デュオ「俺は一週間ぐらいなら大丈夫だぜ。これでも元工作員だし」
ガロード「三日何も食わなかった時があったから、それぐらいは俺もいける」
ジュドー(強いな……サバイバルキッズ)
ガロード「ジュドー、NTの電波でアムロ兄と連絡とれねー?」
ジュドー「NTはそんな便利じゃないってば。だいたい俺から電波飛ばして通信したことないし
カミーユ兄ならできるかも知れないけど……う、叫ぶと腹が減る……」
デュオ「すげーお宝見つけたと思ったんだよなー」
ガロード「初代ガンダムのAパーツとBパーツだもんな」
ジュドー「頭と手なかったけどね」
デュオ「他にもΖのバックパックとか」
ガロード「宇宙なのにEz-8の上半身とかもあった」
ジュドー「ここは一体どこなんだーーー」
< ミ|彡> ハァハァハァハァハァリリカワイイヨリリーーーーーーーーーーー
デュオ「おいおい、あんま叫ばない方がいいぜ」
ガロード「いや、無視したい気持ちは分かる。あれお前の
ガンダムに似ているし」
ジュドー「でもこの宙域で初めてあった人(?)なんだよ!状況を切り開けるかも知れないだろ!」
< ミ|彡> ウッ…
デュオ「ヒルデ、今頃どうしているかなー。プロフェッサー、シスター……」
ガロード「目を逸らすな、デュオ! 戦うんだ、現実と!!」
デュオ「いやだーーーあれが現実なら俺は現実を否定する!ゼロシステムの未来でいい!!」
ジュドー「持てる力を協調と平和に使うんだ! そうすれば目の前の変態だって……っ!」
< ミ|彡> ……フウ
< ミ|彡> …!
ガロード(こっち見た!)
ジュドー(ど、どうする?)
デュオ(よう相棒……どうしてる? まだ戦えるか……)
ガロード「えーと……あのー……シュウトの友達の方でございますでござそうろうか?」
ジュドー「騎士ガンダムって奴……だよね?」
デュオ(俺は逃げも隠れもしないぜ……ハハハ……)
< ミ|彡> フフフ……私は闇の騎士デスサイズだ
ガロード(やっぱり!)
ジュドー(デスサイズ!)
デュオ「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ」
ガロード「落ち着けデュオ!!」
ジュドー「あれは騎士ガンダムのデスサイズであって、お前のデスサイズじゃないから!!」
<しばらくおまちください>
< ミ|彡> ここはラクロアでもお前達の世界でもない
ガロード「あ、もしかしてアムロ兄やシャアやキャプテンがよく言っている居酒屋?」
< ミ|彡> 居酒屋ざくれろとも違う。ミノフスキー境界でもない
ジュドー「じゃあここドコなんだよ!」
< ミ|彡> ここの名はその名も 最 終 界 !
248 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/14(土) 04:28:40 ID:???
デュオ「さ、最終界!?」
< ミ|彡> そうだ。ここには神(バンダイ)の都合で役目を終えたMS
その他が辿り着く永眠の地なのだ……
ガロード「あれはDXの足と腕!」
ジュドー「ΖΖもあるぜ! コアブロックが無いけど」
デュオ「そんな場所になんで、デ、デ……デス…サイズ…がいるんだよ!」
ガロード(頑張った! お前頑張ったよ!)
< ミ|彡> リリにお仕置きされてここに飛ばされたのだ……ハァハァ……
ジュドー(お仕置きされて喜んでる!?)
デュオ「ど……どうしたら…こ、ここから脱出でき…るんだ……」
ガロード「頑張れ、頑張るんだデュオ!!)
< ミ|彡> 無理に決まってるだろjk ここから脱出できるならとっくに私は脱出している
そしてリリをクンスカクンクンしている!! リリの匂いを堪能している! リリの姿を舐め回すように見てる!!
デュオ「ほ、本当に、に、に脱出で、できな、な……う゛ぉぇえぇぇ゛ぇぇぇーーーー」
ジュドー「汚ねぇぇぇぇーーー」
ガロード「気をしっかりもてーデュオー!!パイロットスーツの中でゲロは危険だーーー」
<しばらくおまちください>
< ミ|彡> 脱出か……スティールドラゴンの全エネルギーをぶつけても、次元の境界は開かなかった……
デュオ「……打つ手なしかよ」
ガロード「せめて他のみんなと連絡が取れればなぁ……」
< ミ|彡> ……ええいゼロ! 私とリリの会話を邪魔するな!!
……馬鹿な! リリが私との魔法通信を拒絶するなど有り得ない! 貴様が邪魔しているのだろう!!
……ふふふ、つまらぬ冗談を……美しく気高い私のリリが人間の子供などに……貴様の言うことなど信じるか!!
ジュドー「普通に通信している!?」
< ミ|彡> ……ん? 最終界はあらゆる世界と常に繋がっているからな。
繋がっていて尚触れられない世界でもある。ふふふ……まるで私とリリのようだ!!
ガロード「よし取り敢えずジャンクを集めろ! MSを組み立てるんだ」
ジュドー「胴体部分が残ってるのが少ないなぁ……アムロ兄と俺のガンダムは中身カラッポだし」
ガロード「このザクコクピット焼けてるし」
デュオ「ゼロカスは外装部分しか漂ってねーぞ」
ガロード「パーツがまったく見あたらないのはνガンとゲイザー、ゴット、V2ってとこか」
ジュドー「ある意味納得のメンツって感じだな」
デュオ「おい、あれ見ろよ!」
(繭)
三人「「「どう見ても∀です。本当にありがとうございました」」」
249 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/14(土) 04:30:22 ID:???
ジュドー「よし、これでなんとかなるだろ」
デュオ「起動するぜ」
PP…ガー…ガー……
ティファ『……ガロード……無事ですか?……ガロード……私の声に答えて……』
ガロード「ティファーーー!! ここだ、ちゃんと生きてるよティファ!!」
ティファ『ガロード!!』
ガロード「ティファ!!」
ティファ『ガロード…』
ガロード「ティファ…」
ティファ『ガロードォ!』
ガロード「ティィファァァァ!!」
デュオ「もういい加減にしろ」
ジュドー「そっちも他の人出してー」
ルー『なるほどね、そっちの事情は分かったよ』 トランザムライザーァァァァァァァァァァァァァ >
ジュドー「後ろから刹那兄の声がするんだけど……」
ガロード「ガンダムが沢山放置されている世界だもんな、ココ」 少年!まだ思いが足りないと見た! >
デュオ「俺達必死に抜けだそうとしてんのに……」
ヒルデ『今対処法をアムロさんが聞きに行ってるから』 私のガンダムの世界への扉を開くのよ! >
アムロ『聞こえるか、ガロード』
ガロード「アムロ兄!」 ガン!ダム!ばんざぁぁぁぁぁぁぁい!! >
アムロ『結晶鳳凰を味噌カツで買収した。
結論からいうと、単独で抜け出すことは不可能だ』 皆のガンダム愛を集めるのだ、少年!! >
ジュドー「俺達一生ここで過ごすわけぇ!?」
アムロ『落ち着け。2つの世界で協力すれば可能なんだ。 このダリー様のガンダム愛も持っていけぇ! >
同じタイミングで高出力のエネルギーをぶつけるんだ。
そうすれば一時的に次元に穴が空くらしい』 火星より遠くにガンダムの楽園があるとは! >
デュオ「こっちはジャンクを集めれば結構どでかい武器できるな」
ガロード「タイミングはジュドーに任せるぜ」 私のガンダムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!! >
ジュドー「子供はみんなNTってね!」
アムロ『ああ。こっちは……… ガン!ダム!ばんざあぁぁぁぁぁい!! >
……ドモンかロランにやらせるから』
ガロード「……了解」 俺がガンダムだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ >
デュオ「ツインサテライトの砲身と」
ジュドー「GP03のIフィールド発生装置でビームを収束させて」
ガロード「ΖΖとかの動力と直接連結させれば……」
< ミ|彡> リリーリリーリリーアイシテルンダヨリリーー!リリガハダカデツンドラニ…
デュオ「でも一回しか持たないからな」
ガロード「ミスるなよ」
ジュドー「プレッシャーかけないでよ! そっちこそ頼むよ!」
ガロード「照準は任せてとけ!」
デュオ「穴が空いたら俺がお前ら引っ張って抜け出すぜ!」
アムロ『準備はいいか?』
ジュドー「OK! バッチリ!」
カミーユ『いくぞ、ジュドー、ドモン兄さん。俺がカウントを取る。3…2…1……』
ゼロ!! トランザムライザーァァァァァァァァァァァァァ >
ドモン『ばあぁぁぁく熱! ゴットフィンガァァァァ!! 石! 破! 天驚拳ーーーーーーーー』
ジュドー「発射ァァァァァァァァァァァァ!!!」
カッ!
250 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/14(土) 04:31:23 ID:???
デュオ「今だ!」
ティファ『……いけないっ!』
アムロ『穴が閉じるのが思ったより早い!』
カミーユ『まずいぞ!』
キャプテン『いくぞみんな! オプションΖ!』
爆熱丸『おう! 爆心の鎧!』
ゼロ『ふ……美しく決めるぞ! フェザードラゴン召還!』
三人『『『SDGFアタァァック!!』』』
デュオ「穴が固定された!」
シュウト『間に合ってよかったぁ!』
アムロ『シュウト!』
ハロ長官『次元に関しては彼らの力が状況を打開できると思ってね』
< ミ|彡> あの次元の穴を固定している光の紋章……まさか……
グニャァァァ
ゼロ『何!?』
爆心丸『うぉおお、身体が捻れているぅぅ!?』
キャプテン『私達だけでは空間の歪みを支えきれないのか!?』
デュオ「ちきしょう、後一歩だってのに…ッ!」
< ミ|彡> 大いなるマナよ! この氷刃の騎士デスサイズに力を分け与えよ!!
キャプテン『空間が固定された?』
ゼロ『デスサイズ!』
デュオ「よし、今なら!」
ジュドー「お前も来るんだ!」
< ミ|彡> ふ……私がここで魔法を唱えるのをやめたらまた穴が不安定になってしまう
ガロード「デスサイズ!?」
< ミ|彡> ゆけ! 人間の子供らよ! そして私がいかにリリを愛していたか、伝えてくれ!!
三人)
ジュドー「くそっ……」
デュオ「馬鹿!手を離すな!パイロットスーツのスラスター燃料残ってるの俺だけなんだぞ!」
ガロード「でもこのままじゃデスサイズが……ッ!」
デュオ「任せろ! デスサイズ、これに掴まれぇぇぇ!!」
つ おさげ
< ミ|彡> ……どうなっても知らないぞ
デュオ「うるせえ! 相棒の名前と同じ奴見捨てたら目覚めが悪いんだよ!」
ガロード「うわぁ……穴を抜けるぞ!」
三人+変態「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」
251 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/14(土) 04:33:04 ID:???
デュオ「まったく、一時はどうなることかと思ったぜ」
ヒルデ「これにこれたら今度からジャンク集めはもっと慎重にやるのね」
デュオ「ハイハイ」
ヒルデ「まったく……心配かけて」
デュオ「……ゴメンな」
ガロード「ティファ!」
ティファ「ガロード!」
ガロード「もう絶対離れない! 離すもんか!」
ティファ「私も……ガロードとずっと居る!」
ガロード「ティファ…」
ティファ「ガロード…」
ハマーン「二度とこんなコトがないよう、訓練を付けてやる」
ルー「そのまえにみんなに謝りなさい」
エル「あとこれ、今回の出費ね」
プル「ジュドー臭いーお風呂入りなよー」
リィナ「はぁ……」
ジュドー「……俺だけ酷くない?」
< ミ|彡> リリーv リリーv ……ゼロ、リリはドコだ?
ゼロ「ディード、姫さまはお前には会われたくないようだ」
< ミ|彡> そんなことがあるはずがない!
ゼロ「だがディード、流石に今回は姫様も反省なされた。
そこでディード、お前にはコレを与えるとのことだ」
< ミ|彡> リ、リリからのプレゼントだとぉ!
ゼロ「ああ、そのボタンを押してみろ」
< ミ|彡> ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ……ポチっとな
ギュィィィィィーーーーン
ミ|彡> アーーーーーッ!
彡> アー…
…
ゼロ「次元転移装置だ。行き先は三国伝の世界だから騎士の名前を汚さぬよう頑張るのだぞ」
キャプテン「デスサイズが騎士の名誉を汚す確立99.99382%」
トランザムライザーァァァァァァァァァァァァァ >
252 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/14(土) 07:24:59 ID:???
251
キース「まってくれ!騎士道精神というのは、中世からあったものだが、騎士の実態は十字軍のように、欲望にまみれ、一人の騎士が多数の主君に仕えるように混沌した存在だったんだ。」
……ゴクリ
キース「つまり、デスサイズこそ本来の騎士だったんだよ!!!」
最終更新:2014年05月08日 20:23