とある日の日曜日・・・ガンダム家の家、午前10時半
この家に住んでいる兄弟達は、皆それぞれに休日を過ごしていた。長男のアムロは緊急の社内会議。次男のシローは久々の休暇でアイナとデートに。
三男のドモンは「俺より強いやつに、会いに行く」と言い家を出た。五男のカミーユはアルバイトに、六男のシーブックは一人でふらふらと町に、
七男のロランはソシエに呼ばれハイム家へ、八男のキラは憂鬱な表情を浮かべフレイの下へ、九男のヒイロはいつの間にか家を出ていた。十男のガロードは十一男のジュドーと共に出かけ、十二男のウッソはデジカメを手に町へ、十三男のアルはクリスと遊園地に。
そして家には、コウだけが取り残されていた。
コウは部屋の中で昨日買った、ジオニック出版「ジオニックMS大全集」という分厚い本を見ていた。実はこの本には魅力的なノイエ・ジールの精巧なおまけフィギアが付いておりコウはそのフィギア欲しさに19800円の本を大枚をはたいて買ったのだった。
コウ「う~~ん・・・やっぱりジムやガンダムもいいけどジオニック社のMSは格別だなァ・・・ォおッ!これは!?新型MSの設計図面!!こんな企業秘密まで載せていいのかぁ!?さすがジオニック社が出版した雑誌だ。」
コウは目をキラキラと輝かせながら本を見入っていた。
プルプルプルプルプルプルプル~
コウ「ん?・・・電話か?」
コウは「ジオニックMS大全集」を机の上に置き電話を取りにリビングに降りていった。
コウ「もしもし」
ニナ「もしもし?あっ、コウ!?あたしよ!ニナよ。」
コウ「・・・現在、この電話は使われておりません・・・番号をお確かめになってもう一度おかけ直し下さい」
ニナ「ちょっと!コウなんでしょ!ねえ!」
ガチャン!
コウはニナからの電話を澄ました顔で切りさっきの続きを読もうと二階の自室に戻ろうとした。コウはニナとの関係を兄弟達の協力の下、別れるのに成功したばかりだった。
コウ「ニナとは性格が合わないんだよなぁ・・・どこかに趣味が合って性格がいい、かわいい女の子が落ちてないかな・・・」

プルプルプルプルプルプル~
コウ「また、ニナか!?性懲りもなくッ!」
コウは、多少頭に血を上らせ勢いよく受話器を取りそして叫んだ。
コウ「またかッ!しつこいぞ!俺とお前の関係はもう終わったんだ!二度と電話をかけないでくれ!!」
?「言ってくれるねェ・・・いつからそんな大きな言葉が吐ける様になったのかねェ・・・子兎ちゃん?」
コウ「ハアぁぁぁぁぁ~ッ?・・・シっ・・・シーマ・・・」
シーマ「まあ、いいさね。たまには感情も吐き出さなきゃねェ・・・あっちの方も吐き出させてあげるよ・・・子兎ちゃん・・・ジュルッ!!」
ゾクゾクゾクッ!!コウの背筋に快感とも不快感とも言えない感触が走った。
コウ「・・・申し訳御座いませんでした・・・今日はどういったご用件でしょうか・・・」(泣)
シーマ「そんなにかしこまらなくてもいいさね。さっきのあんたはイカしてたよォ。いつもあのくらいの度量があればねェ。ところで、今、暇なようだねェ・・・どうせ一人で本でも読んでるんだろ?」
ドキィッ!
コウ(な、なんで知ってるんだ?)
コウ「いやぁ・・・こ、これから弟達と町へ買い物に・・・」
シーマ「・・・嘘はいけないねェ・・・二度は聞かないよ・・・暇なんだろ?」
コウ「ッ!・・・ハイ・・・暇です・・・」(泣)
シーマ「おお、そうかい!暇かい!いやぁ私も暇だったんだよ!お互い暇人同士、ちょっとドライブにでも行かないかい?」
コウ「ドッ!ドライブ・・・ですか?」
シーマ「ん~~そうさねェ・・・今11時になるところだから・・・12時に迎えに行くよ。それまでしっかり男を磨いておくんだよ。」
ガチャン!・・・プー・・・プー・・・プー・・・
コウ「に、逃げなきゃ!」
コウは、自分の手荷物を持って逃げようと慌てて階段を上ろうとした。ところが足を滑らせ階段の角に頭を打ちつけその場で気絶してしまった。

シーマ宅
コッセル「姐さん!クルトから通信が入りましたぜ!」
コッセルは無線機を手に持ちシーマに駆け寄った。
そわそわ
シーマ「あ、焦るんじゃないよ!で、守備はどうだい?」
そわそわ
コッセル「ちょっとお待ちください・・・どうやらコウのやつは家から出る気配は無いみたいですぜ!」
シーマ「!そッ!そうかい!やっとコウも覚悟を決めたんだねェ!嬉しいよ!」
コッセル「姐さん!やりましたね!!後は、姐さん!決めるだけですぜ!!」
シーマ「コッセル!それ以上言うんじゃないよ!」
シーマは顔を耳まで真っ赤にさせ照れ隠しにコッセルの腕を思いっきり抓り上げた。
コッセル「イタタ、姐さん、痛いですよ!・・・姐さん?痛ッ!痛い!姐さん!痛い!あッ、俺の腕から血が!!姐さん放して下さい!」
シーマ(コウ、待っていな。前回は逃げられて聞けなかったけど、今日こそはお前の口から告白の言葉を聞くまで・・・放さないよ)
コッセルの言葉が聞こえていないシーマはさらに強くコッセルの腕を抓り上げながら決意の炎を立ち上がらせていた。

昼、12時ちょっと前
キキィーッ!
ガンダム家の家の前にシーマカラーのオープンスポーツカーが止まった。シーマは車の中で無線を手に持ち、
シーマ「クルト、その後の守備は?」
クルト「姐さん。変わりなしです。家からは一歩も出ていませんぜ!」
シーマ「ご苦労。・・・クルト・・・迷惑をかけるな・・・」
クルト「姐さん。それは、言わない約束ですぜ!あっしは、姐さんの幸せな姿が見たいだけですぜ・・・じゃあ姐さん、あっしはこれにてしつれい致しますぜ!・・・姐さん!頑張ってくだせェ!!」
シーマ(クルト・・・嬉しいこと言ってくれるねェ)
シーマは部下達の励ましの言葉に感激し少し目を潤ませながら車から降り、玄関まで歩いて行った。
ピンポーン・・・
シーマ(出てこないねェ)
ピンポーン・・・ピンポーン・・・
シーマ(まさか、クルトの監視の中・・・逃げられた?)
シーマはドアノブに手をかけた。・・・ガチャ・・・ギイィィ・・・
シーマ(開いてる?じゃあ家にいる?)
シーマ「邪魔するよ。コウは居るかい?」
しかし帰ってくるのは静寂だけだった。
シーマ「本当に誰も居ない?・・・また・・・逃げられたかねェ・・・」
シーマはそう言うと少し悲しそうに玄関を出ようとした。その時、不意にシーマの視界に階段の近くで倒れてるコウの姿が入った。
シーマ「ッ!?・・・コウっ!!」
シーマはコウの側に駆け寄りコウを抱き上げるとリビングのソファーに寝かせた。そしてコウの頭の怪我の具合を見るとシーマのバッグに常備してある熊さんの絆創膏を出しコウの額に貼り付けた。
シーマ(コウ・・・これからは、どんな時でも・・・アタシが付いているからねぇ・・・)
シーマはコウの頭を自分の膝の上に置き誰にも見せなた事のない優しい表情を浮かべていた。

数時間後
コウ「ッ!痛!イタタ・・・」
コウが気が付いたようだ。シーマは嬉しそうな表情を殺しながらコウに問いかけた。
シーマ「ッ!コウ!・・・気が付いたかい?」
コウは、なぜここにシーマが居るのか判らなかった。そしてなぜシーマがコウを膝枕しているのか判らなかった。コウは少し錯乱状態にあった。
シーマは(コウ・・・頭は痛むかい?)と言いかけたその時だった。コウは突然起き上がりシーマに向かってとんでもない事を口走った。
コウ「なにしてるんだ、あんたは!なんで家に上がりこんでいるんだ!」
シーマはコウの突然の叫びに唖然としていた。
シーマ「なにを言ってるんだい?12時に迎えに来て(ちょと強制的だけど)・・・出てこなくて・・・家の中でお前さんが倒れていて・・・」
コウ「帰れ!迷惑なんだよ!!いつも付きまといやがって!!誰がお前に頼んだ!!」
コウはシーマを玄関に突き飛ばし二度と来ないでくれと言い放ち扉に鍵をかけた
シーマは玄関先に突き飛ばされた格好のまま茫然自失としていた。そしてしばらくたった後よろよろと車に乗り込み、行く当ても無く走り出した・・・行く当ても無く・・・。

シーマは海辺へ来ていた。
シーマ「・・・何が・・・いけなっかたのかねぇ」
シーマは悲しそうな表情を浮かべ水平線に隠れつつある太陽を見ていた。うっすらと涙を流しながら・・・

?(ん?あれは、シーマじゃないか?・・・一体何をしているのだ?)
夕陽を眺めているシーマに男が近付いて来る。シーマは気づいていない。
男「シーマ!そこで何をしている!また下らぬ策略でも練っているのか!?」
シーマは男の問いかけに我に返り後ろを振り返った。そこにはガトーの姿が夕焼けに照らされていた。
ガトー(ん?泣いているのか?)
シーマは涙を堪えながら気丈に振舞った。あくまで自然に・・・そして、いつも通りに。
シーマ「なんだい、ガトーじゃないか。お前みたいな男でもこんな所に来るんだねぇ」
シーマ(ちッ!見られたか?)
ガトー「それはこちらの台詞!貴様のような輩でも夕陽を見に来るとはな。どういう風の吹き回しかな」
シーマ「フンッ!いちいち癪に障るねぇ!あんたなんかにかまってる暇は無いんだよ!」
シーマはそう言うとガトーの前から消えようとしていた。

夕刻、ガンダム家
ロラン「遅くなりました!今から夕ご飯の支度します!」
ロランは慌てて家に駆け込み台所に向かった。そこにはシローとアイナが仲良く夕ご飯を作ってる姿があった。
ロラン「シロー兄さん、それにアイナさんまで!」
シロー「おッ!ロランおかえり!」
アイナ「お帰りなさい。ロラン君。勝手にお台所お借りしていますよ」
ロラン「いいですよォ。後は僕がやりますからリビングでお茶飲んでゆっくりしてて下さい!」
シロー「まあまあ、ロラン、たまにはお前がリビングでゆっくりお茶飲んでな」
アイナ「そうですよ、ロラン君。今日は私がおいしいコロッケとスープを作ってあげますから・・・あッでも、ロラン君のお口に合うかしら?」
ロラン「そんなぁ、・・・アイナさんの手作り料理が食べられるなんて・・・夢にも思わなくて・・・」
シロー「そうだぞ!アイナの手作りだぞ!さッ、こっちにきてお茶飲め!お茶!」
ロラン「わかりました・・・アイナさん、よろしくお願いします。・・・ところでシロー兄さん、今ここにいるの僕らだけですか?」
シロー「ああ、アムロ兄さんは遅くなりそうだから会社に泊まるって、ドモンとシーブック、ヒイロ、キラ、ガロード、ジュドーは連絡が取れずわからん。
アルはクリスさんの所で夕食をご馳走になるって言ってたし、カミーユは部屋に居る・・・コウも部屋に居るんだが何があったのか解らないが返事もしないし、出てこない」
ロラン「ふ~ん・・・どうしたんだろ・・・僕、見てきます」
シロー「やめておけ・・・腹が減ったら降りてくるだろ」
そうですか?と言うロランを横にシローはアイナの後姿をニヤニヤしながら見ていました。

ピンポーン
夕食が出来上がるころ玄関の呼び鈴が鳴った。僕が出ますよ、とロランが玄関に走っていった。
ガチャ
ロラン「ハイ、どちら様ですか?」
ロランがドアを開けるとそこには静かながらも全身に殺気をみなぎらせた男が立っていた。
ロラン「あ、あなたは、ガトー・・・アナベル・ガトー・・・さん・・・ですよね?」
いつも、ロランが見ているのとは違うガトーがそこには居た。
ガトー「やあ、ロラン君・・・コウ・・・コウ・ウラキは居るかね?」
ガトーの物静かな対応と殺気に気圧されてロランの背筋に冷たい汗が流れた。
ロラン「どうしたんですか?・・・ガトーさん・・・なんか・・・いつもと違いますよ?」
ガトー「フッ!いつもと違う、か・・・確かにな・・・なぜなんだろうな・・・私でも解らんよ・・・」
ガトーはそう言うと静かに息を吐き、そして大きく吸った。
ガトー「コウ・ウラキッ!!居るのは解っている!!出て来いッ!!」
家の中だけでない、半径500メートルまで届くような大声量でガトーは叫んだ。その声に驚いたシロー、アイナ、カミーユは玄関に駆けつけた。
シロー「どうしたロラン!今の声は?」
シロー達が駆けつけるとそこには殺気をみなぎらせたガトーと突然の大声で気絶しているロランの姿があった

シロー「ッ!ガトー!」
カミーユ「貴様ぁ!・・・ロランに何をした!」
カミーユは拳を作り感情に任せてガトーに殴りかかろうとしたが、ガトーの尋常ならぬ殺気に動けずにいた。
カミーユ(なッ!何だ!このすざまじいプレッシャーは!?)
ガトー「貴様等には関係の無い事だ・・・コウを出してもらおうか」
シロー「ちょっと待ってくれ!コウがいったい何をしたんだ?」
シローが話しかけている隙にアイナは気絶しているロランを抱き抱え奥に下がっていく。
ガトー「言ったはずだ・・・貴様等には関係の無い事!・・・出せぬと言うなら・・・」
ガトーは身を低くし臨戦態勢をとる。シローとカミーユもそれに気づき少し後方に下がり身を低くする。
ガトー「出せぬと言うなら・・・力ずくよォッ!!」
コウ「待てっ!!」
ガトーが動こうとした瞬間、コウが二階から降りてきた。
コウ「俺に用なんだろ・・・なんだ?」
コウの姿を見るとガトーはより一層表情を険しくした。
ガトー「何の様だと!貴様、態度が太くなったようだな・・・貴様が今日、何をしたのかよく思い出せ!!」
ガトーはそう叫ぶとコウとの間合いを一瞬で詰めコウの胸倉を掴むと外に向かい投げた。庭に投げ出されたコウは受身を取れずもがいていた。
ガトー「立てィ!貴様の口から償いの言葉を聴くまでは許しはしない!!」
ガトーはコウに向かい歩き出した。コウは、まだもがいている。そこへシローが駆け寄った。

シロー「待ってくれ!ガトー!一体コウが何をしたと言うのだ!?」
ガトー「フンッ!何をしただと!!コウが一番知っているわ!!」
シロー「コウ・・・一体なにが・・・話してくれないか?・・・」
コウは静かに口を開き今日有った事を自分の知る限り話した。
シロー「コウ・・・そんなことが・・・」
コウ「うるさい!!第一なんで俺に付きまとう!!みんなほっといてくれ!!」
ガトー「貴様!まだそのようなことを!!・・・貴様は解ってない!!シーマがどんな気持ちなのかを!!・・・」
ガトーはコウの子供のような言い訳を許せなかった・・・同じ男として・・・
ガトー「シーマは確かに他人の事を考えない・・・確かに年も経っている・・・傲慢で、勝気かもしれない・・・しかし!それでも女なのだ!!
心の中は誰よりも純真なのだ!!・・・純真すぎるゆえいつも損な役回りを・・・貴様はそんなシーマの心を傷つけた!誰よりも純真な心を・・・解っているのか!?」
コウは自分の行った愚かな行為に始めて気が付いた。そうだった、相手の事をよく知りもせず迷惑だからという理由だけで一人の女性を傷つけた・・・
コウ「ガトー・・・教えてくれ・・・俺は・・・どうしたらいいんだ?」
ガトー「そこまでは、面倒見切れん!・・・お前が男として自分で考えろ!」
シロー「コウ・・・シーマさんのところに行け・・・あやまるんだ・・・きっと解ってくれる」
アイナ「そうよ。シーマさんは悪い人ではないわ・・・あなたの傷ついたおでこにこんな可愛い絆創膏を貼ってくれたのよ・・・」
コウ「でも・・・どうやって・・・」
ガトー「えぇ~い!!もどかしいッ!!さっさとシーマの所に行けィ!!お前の顔を見せるだけでいい!!」
ガトーはそう言うとコウを立たせコウの尻を引っ叩いた。
ガトー「シーマは海にいる!貴様も男なら男を見せろ!!」
コウはガトーの叫びに従い海に向かって走っていった。
シロー「すまない、ガトー。俺がもっとしっかり教育してやれば・・・」
ガトー「いや、いい・・・俺も自分でらしくない事をした・・・」
アイナ「いいえ、そんな事はありません。私からも礼を言います」
ガトー「フン!今思うと恥ずかしい!・・・此方こそ世話をかけた・・・」
ガトーはそう言い放つと夜の街に消えていった。

静かな海辺にシーマは一人で水平線を眺めていた。
シーマ(そろそろ・・・家に帰ろうかねぇ・・・)
シーマはそう思いながらも家には帰れずにいた。一歩でもその場を動くとまた涙が止まらなく流れそうだから・・・
コウ「シーマぁ!!」
シーマは聞えるはずの無い声を聞いた・・・シーマは慌てて周りを見回した・・・しかしそこには暗闇の浜辺しかなかった。
シーマ(空耳・・・かねぇ・・・)
コウ「シーマ!!」
今度ははっきり聞こえた!コウだ!コウの声だった!
シーマ「コウ?・・・コウかい!?」
シーマは暗がりの中、コウの姿を捉えた!コウがシーマに向かって走ってくるではないか!シーマもコウに向かって走り出した。
コウ「シーマ!」
シーマ「コウ!」
暗闇の浜辺で二人は走った・・・そして抱き合った・・・
コウ「シーマ・・・俺は、シーマの事を・・・傷つけて・・・」
シーマ「気にしちゃいないさぁ・・・あたしこそ・・・あんたに謝らなきゃいけないのに・・・」
コウ「誤らなきゃいけないのは・・俺の方だ!シーマの心を判らなくて・・・俺が一方的に・・・」
シーマ「一方的なのはあたしの方さ・・・やめてくれよォ・・・あたしの為に涙を流すのは・・・」
コウ「シーマこそ・・・俺の為に・・・」
暗闇の浜辺で二人は・・・泣いた・・・お互いの気持ちが通じ合った瞬間だった

END




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最終更新:2018年11月06日 15:34