869 名前:クリスマスライブ1/3 :2010/12/20(月) 20:59:54 ID:???
リーン・ホース国技館にて、
ラクス・クラインによる、クリスマスライブ開催中
ネーナ 「あーあ。いよいよ、最後の曲だね」
ルイス 「うん。もう、終わっちゃうんだね」
沙慈 「そう思うと、少し寂しいね」
ラクス(舞台上)「それではラストナンバー、『Fields of hope 』、聞いてください」
観客 パチパチパチパチパチ
静かな伴奏、スタート
ラクス、胸に手を当て、歌唱開始
ラクス「こん~なに~ 冷ぇ~た~いぃ~ とばぁ~りのぉ~ 深ぁ~くぅで~
あな~たは~ 独ぉりで~ 眠ぅう~~~ってるぅぅ~♪」
フォウ 「なんて切ない曲。胸が、締め付けられる」
カミーユ「優しい曲調が多い人だからな。人柄にも、よく表れてるよ」
ラクス「いつぅ~か、みどぉ~りのあぁぁ~さぁぁ~にぃ~
いつぅか、たどぉ~り着けぇ~るぅ~と~
冬ぅ枯れたぁ~ この~空をぉ~ 信じているぅからぁ~
Fields of hope~~♪」
アル 「ん~。名曲なのはいいんだけど」
バーニィ「どうした?」
アル 「もっと明るい曲を唄ってほしいなあ」
バーニィ「はは。最後の歌を静かな曲で締める歌手って、多いのさ」
アル 「へ~、詳しいんだね」
バーニィ「そりゃあ、クリス──、おっと。はは、俺は物知りなんだぜ」
アル 「さすがバーニィ。でも、クリスと一緒じゃなくて寂しくないの?」
バーニィ「ま、見てろって」ニヤリ
アル 「?」
ラクス 「どうもありがとうございました」(深々とお辞儀)
観客 パチパチパチパチパチ
ラクス、舞台袖へ退場
一斉にアンコールの声が国技館に響く
ネーナ 「終わっちゃたね」
ルイス 「うん。凄くいいコンサートだった」
沙慈 「まだアンコールがあるよ。きっと僕たちの声に、応えてくれるはず」
観客 「アンコ~ルっ、アンコ~ルっ、アンコ~ルっ、アンコ~ルっ!」
ラクス、舞台袖から再登場で場内大歓声
しかし突如、謎の黒いタイツ姿の者が大勢現れ、ラクスへ襲い掛かっていく
そして、舞台中央付近で、ラクスは捕らわれてしまう!
観客 「キャー! ラクス様が!」
ネーナ 「うわ。たいへんだ!」
ルイス 「ちょっとっ、まさか誘拐!? 沙慈どうしようっ!!」
沙慈 「ん? ちょっと待って」
なぜか黒タイツがラクスの拘束を解除。ラクス、平然とマイクの前に立つ
一拍置いたあと、高らかなドラムの音が鳴り始める
870 名前:クリスマスライブ2/3 :2010/12/20(月) 21:00:38 ID:???
ラクス 「生え上がぁれぇ~ 生え上がぁれぇ~ 生え上がぁれぇ~ ヒタイダー
髪よぉ~ フサれぇ~♪」
ネーナ 「……へ?」
ルイス 「あ。また何か出てきたよ!」
沙慈 「まさかアレは!」
ラクス 「まだ育毛がでぇきるぅ~ 頭皮がぁ~あるぅならぁ~
広大なぁ~皮膚をぉ~ 揉めよー揉めよー揉めよぉ~♪」
シュウト 「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
刹那 「ガンっダああああああんム!!」
ネーナ 「あっ。せっちゃんがいるじゃん!」
ルイス 「ちょっと、どこ行くのよ!」
ラクス 「正義のぉ~怒りをぉ~ ぶつけろぉ~ ヒタイダー
猛魂~戦隊ぃ~ ヒタイダー ヒタイダー♪」
フォウ 「あの人たちって、以前、私を助けてくれた正義のヒーローじゃ……
あ、戦い始めた」
カミーユ 「ああ、キリマンジャロのときの、
ガンダムヒーローさ
しっかし、セレーネ姉さんもクリス姉さんも、ノリノリじゃないか
アスラン、たいへんだなw」
ラクス「よみがえっるぅ~ よみがえっるぅ~ よみがえっるぅ~ ヒタイダー
髪よぉ~ フサれぇ~♪
銀河へ~向かぁてぇ~ 揉めよー ヒタイダー
猛魂~戦隊ぃ~ ヒタイダー ヒタイダー♪」
曲の終わりと同時に、黒タイツこと、フッサー全滅
ラクス、新たに現われた登場人物たちに舞台中央を譲り、後ろへ下がる
アスラン 「みんなのリーダー、ヒタイレッド(セリフ棒読みでやる気なし)」
カクリコン「アメリア大好き、ヒタイブラックっ(両腕で身体を抱き締める)」
ガトー 「多くの英霊が無駄死にでなかったことの、証のために。ヒタイグレーっ(腕組み)」
ルース 「フォルドにゃ負けねえっ、ヒタイブルー!(力強く拳を突き上げる)」
五飛 「正しいのだ、俺たちはっ! ヒタイグリーン!!(拳法の構え)」
クリス 「女だからって、甘くみないでよね。ヒタイホワイトっ(ブンッと素振り)」
ガトー 「ぬおっ、さすがの太刀筋!」 クリス「きゃあ。ごめんなさいっ!」
セレーネ 「月に代わってお仕置きよ。セーラーセレーネ(目を挟むように横にVサイン)」
七人 「平等世界を築くため、今日も戦い悪を討つ! 猛魂戦隊、ヒタイダー!!(ピキーン!)」
刹那 「うおおおおお、くぅおおおおお。がんだああああっんむ!!」
バニング「
猛魂注入大会を始めるんだ、ヒタイダー!」
マリュー「そうよ! そのためにチケットを買ったのよ!」
カイ 「ヒタイホワイトの衣装がエロすぎる件について」
マ・クベ「あれはいいものだっ」
シュウト「ちょっと静かにして! なんか劇が始まった」
アスラン 「もう安心ですよ、ラクスさん」(セリフ棒読み)
ラクス 「どうもありがとうございます、ヒタイダーのみなさん」
??? 「ふふふ。安心するのは、まだ早い」(前髪をこねくりまわす)
カクリコン「おまえはヘアーズNo.2、プリンスだな!」
セレーネ 「ここは危険よ。ラクスちゃ──さん、早く私たちの後ろへ!」
ラクス 「はい!」(ヒタイダーの後ろへ隠れる)
プリンス(ガルマ)「さあフッサーたちよ、もう一度、ラクス・クラインを襲うのだ」
フッサー 「ヒィー!」
アスラン 「地球の平和を守るんだ。さあみんな、蹴散らすぞ」(やる気のない声で)
ヒタイダー「おー!」
871 名前:クリスマスライブ3/3 :2010/12/20(月) 21:01:26 ID:???
刹那 「ガンダムに乗るんだ、ヒタイダー!」
ネーナ 「せっちゃんは私に乗りなさいよー」
刹那 「がんだああぁ~む!」
シュウト 「ヒタイダー! 頑張れー!!」(ヒタイダー各員、気力+10)
カミーユ 「お、刹那たちも来てたのかって、コンサート会場でも追いかけっこかよ」
アル 「クリスが戦ってるっ」
バーニィ 「ああ。これが俺たち二人からの、アルへのクリスマスプレゼントだ」
アル 「そうだったんだ。どうもありがとう!」
ラクス 「生え上がぁれぇ~ 生え上がぁれぇ~♪」(戦闘音楽として歌唱中)
ルース 「くらえ、ヒタイダーキック!」
フッサー 「アッ──!」
ガトー 「ヒタイダー、パーンチ!」
フッサー 「アッ──!」
五飛 「ヒタイダー、コンビネーショおおン……、アターック」
フッサー 「アッ──!」
クリス 「プリンス、もう観念なさい!」
プリンス 「ふふふ、さすがはヒタイダーだ。この借りは必ず返させてもらう
覚えておけ!」(ガルマとフッサー、退場)
アスラン 「俺たちヒタイダーがいるかぎり、悪に地球をやらせはせん」(棒読み)
ヒタイダー「猛魂戦隊、ヒタイダー!」(ピキーン! とポージング)
場内大歓声
アスラン 「あれ……、ミーア?」
ラクス? 「猛魂~戦隊ぃ~ ヒタイダー ヒタイダー♪」(こっそりとウィンク)
コンサート終了後
カミーユ 「みんな来てるとは思わなかったよ」
アル 「やー、サイコーだったね!」
刹那 「俺はまだ、沸き立つ感動によって、鳥肌が抑えられずにいる」
ルイス 「ねえねえ、今日のってラクス・クラインのコンサートだよね?
ラクスファンが、怒るどころか盛り上がってたのは、なんで?」
シュウト 「えーっ、ルイスお姉ちゃん知らないの?
ラクスお姉ちゃんが、ヒタイダーの主題歌を唄ってるんだよ!」
バニング 「はっはっは。猛魂注入を受けられた。これであと三年戦える」(左頬が腫れている)
カイ 「次は、ヒタイホワイトの特集記事を組むか」
マリュー 「さあさあ、未成年はもう帰りなさい。クリスマスだからといっても、
先生許しませんからね」
一同 「えええーー。ブーブー」
ガンダム家
ラクス 「キラっ♪」
キラ 「え、……ラクス! コンサートはどうしたのっ!?」
ラクス 「必ずキラのもとへ行きなさいと、ミーアさんが代わってくださったのです」
キラ 「そうだったんだ。いらっしゃいラクス、逢えて嬉しいよ」
ラクス 「キラ///」
最終更新:2014年12月17日 18:42