深夜1時、居酒屋・青い巨星
カラカラカラカラ~…
ロラン「こんばんは…」
ラル「お?ロラン君だね?アムロ君達は奥座敷だよ」
ロラン「ありがとうございます…いつも兄がご迷惑を…」
ラル「いいんだよ。創業以来からの付き合いだ。ちょっと私は出かけるから君の兄さん達を頼むね」
ロラン「はい、すみません」

アムロ「おッ!来たな!我が弟よ!」
シロー「お迎えご苦労様です!」
ドモン「酒は~飲んでも~飲まれるな~!」
ロラン「うッ!かなり飲んでますね?さ、帰りますよ兄さん」
シロー「久しぶりに飲んだであります、隊長殿!」
ロラン「誰が隊長ですか…それにしてもこんなに出来上がってる兄さん達は初めて…」
アムロ「ま、ま、駆け付け3杯!ほらこっち来い!」
ロラン「ちょっ、アムロ兄さん!」
ドモン「遠慮するな!酒の一つや二つ飲めんで男とは言えんぞ!?」
シロー「ロラン・セアックのー!ちょっとい~とこッ見ッてみッたい!!」
アムロ、シロー、ドモン「そーら、一気!一気!一気!」
ロラン「そんなぁ…僕、飲めませんよぉ!」
アムロ「ドモン!押さえつけろ!」
シロー「ほれほれ、飲め!」
ロラン「ちょっ、本気ですか!?うぐッ!?………ゴク、ゴク、ゴク……………ぷはぁ!!」
シロー「お?いける口じゃないか!」
ドモン「流石は俺の弟!いい飲みっぷりだ!」
アムロ「駆け付け3杯ぃ!ほら二杯目!!」
ロラン「ちょっと、これ以上は……止めてくださ~い!」

それから30分後


ロラン「全員、正座!!」
シロー「…ロラン…酒癖悪いよな…」
ロラン「なにか言いましたか?甘ちゃん!?」
シロー「いえ…何も…」
アムロ「ロラン?もうこのぐらいでお開きに…」
ロラン「お開きぃ?兄さん達が進めたんじゃないですか…」
ドモン「ロラン…いい加減にしないと…」
ドモンはロランの胸倉を掴む
ロラン「何ですかぁ?この手は?」
ドモン「酒は飲んでも飲まれるな…その言葉、身をもって思い知れ!」
ドモンがロランに鉄拳を浴びせる!しかしロランはそれを受け流すと合気道の要領でドモンを投げ飛ばす!
アムロ「なにぃ!?」
シロー「ロランが…ドモンを…投げ飛ばした?」
ドモンは何が起こったか分からず目を白黒させた。そして今の自分の状況を理解すると静かに立ち上がる
ドモン「…流石は我が弟だ。合気道を体得していたとは…ま、ここは引いておくか…」
ドモンはそう言うと店から出て行く
ドモン「・゚・(´Д⊂ヽ・゚・うあ゛ッ!うあ゛ぁぁああ゛あぁあぁあぁぁあぁぁぁ!!」
アムロ「ドモン…ショックだろうな…まさかロランから投げられるとは…」
シロー「俺もショックだよ…一気に酔いが醒めた…」
ロラン「さ、残るは兄さん達だけだね…」
ロランがゆっくり立ち上がりアムロ達に近づく
アムロ「ま、待て!ロラン!暴力はいかん!話し合えば…」
シロー「お、俺達が悪かった!悪乗りしすぎて…」
ロラン「僕は止めてって言ったんですよぉ?…なのに兄さん達は…」
アムロ「ロラン!ちょ、ちょっと!!」
シロー「うあッ!うわあぁ!?」
ロラン「ユニヴァース!!」


ラル「アムロ君?ドモン君が泣きながら走って行ったが…どうかしたのかね?……うおッ!?」
ラルの目前には肉の塊になったアムロ達と、一升瓶を抱いて豪快に寝るロランの姿がありました。
ラル「み…ミンチより……」


終わり…パラレルで…



93 名前:91.92投稿日:03/07/02 23:09 ID:???
注意 お酒は二十歳から…

ところでドモンってお酒飲めましたっけ?



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最終更新:2018年11月21日 23:05