506 名前:ゼノドモン(1/10) :2011/07/02(土) 20:08:08.33 ID:???
それは、困った幽霊少女が暇つぶしでなく見せた、ちょっと不思議な物語……
ルチル「……起きなさい」
??「ぐう、ぐう……」
ルチル「……起きて」
??「すやすや……」
ルチル「……マイクロウェーブ~☆」
ちゅどーん
ドモン「な、なんだ……!?いったい何が起きたんだ!?」
ルチル「幾ら夢とはいえ、マイクロウェーブを受けてアフロで済むなんて……さすがガンダムファイターね」
ドモン「これは、貴様の仕業なのか!?」
ルチル「ええ。夢の中でこう言うのも変だけど、なかなか起きなかったから」
ドモン「夢の中? ……言われてみれば、確かにそのようだな」
ルチル「ええと……怒らないの?」
ドモン「マイクロウェーブの事か?悪意が無いから俺も気付かなかったんだし、別にいいさ。
ところで、君の名前は?俺の夢にいるって事は、何かしらの事情があるんだろ?」
ルチル「私は、ルチル・リリアント。実は、レインが夢の中でさらわれたわ」
ドモン「何っ!?」
ルチル「だから、あなたにはレインの夢に助けに行ってほしい、ってあれ?」
ドモン「レイイイイイン!!!今助けに行くぞおおおお!!!!」ダダダダダダダ
ルチル「……ぽちっとな」
ちゅどーん
ルチル「最後まで聞いてください。行き方も分からないのに走ってどうするの?」
ドモン(アフロ)「……ああ、そうだな」
ルチル「……という事で、ここをまっすぐ行けばレインの夢の目的地「魔王の城」に着くから」
ドモン「って、省略してるじゃないか!?」
ルチル「ちなみに、ゼノの後ろはギアスよ。サーガでもコードでも無いわ。
ゼノといったらギアス、ギアスといったらゼノ。これは常識よ。ゆとりは良く間違えるけど」
ドモン「いや、見た目が同年代に年下扱いは……」
ルチル「私は15年前に死んでるから、年上なのよ。かといって、年上扱いするのは許さないわ」
ドモン「ややこしいな。まあいいさ、よろしくな、ルチル!」
507 名前:ゼノドモン(2/10) :2011/07/02(土) 20:10:32.68 ID:???
ドモン「しかし、レインの夢か……ちょっと緊張するな」
ルチル「大丈夫、普段通りでいいのよ。
それに今回は私の能力でドモンの夢をレインの夢まで引っ張ってるから、あなたの夢と変わらないわ」
ドモン「そうなのか」
ルチル「ええ。だから、敵のイメージなんかはあなたのイメージのほうが濃く反映されるわ」
ドモン「試合以上にメンタルが要求される、って事か。まあ、俺とレインを引き離すのは、師匠でも無理だがな」
ルチル「そういってる間に、敵が来たわよ」
シャア「ええい、何故私がドモン君と戦わねばならないのだ……!」
ドモン「シャアさん!?」
ルチル「RPGでいう最初のボス戦。まあ、お約束ね(本当はララァに『大佐出して』って言われたからだけど)」
ドモン「いや、そんな事より……」
ドモン「何故サザビーが相手なんだ!?」
ルチル「だって人対ロボは元ネタの醍醐味でしょ?」
ドモン「ええい、こうなったら……ガンダァァァム!」ぱちん!
……
ドモン「
来ない!?」
ルチル「ガンダム・ザ・ガンダムなんだから生身でMSを倒すくらい簡単でしょう?」
ドモン「軽く言うな!倒すだけならともかく、ファンネルみたいなのが相手だと大変なんだぞ!?」
シャア「そうか、ドモン君はファンネルを相手にしたいのだな」ヒュンヒュン
ドモン「しまった!?」
ルチル「(仕方ないわね……)でもこういうゲームって、序盤のボスは大抵リミッターが掛かってるのよね」
ドモン「そういうものなのか?」
ルチル「ええ」
ドモン「それなら不安は無い。流派東方不敗が最終奥義、石破天驚拳!!」
シャア「何っ!?ぐわあああっ!!」
どかーん
ルチル「……とまあ、イメージは大切なのよ」
ドモン「ああ、よく分かったよ」
508 名前:ゼノドモン(3/10) :2011/07/02(土) 20:12:07.10 ID:???
ドモン「……それで、これは誰のイメージなんだ?」
ジャミル「ドモン、君とレイン君とのイチャイチャぶりがガロードとティファに悪影響を与える!許しておくわけにはいかん!」
ルチル「私よ」
ジャミル「Gビット!」
どかーん
ドモン(HP9)「くっ……」
ルチル「ジャミル、頑張って……あなたなら出来るわ……!」
ドモン「なんで敵を応援してるんだ!?」
ルチル「ジャミルの良い所が見たいから仕方ないわ」
ドモン「そうか、なら仕方ない……ってそんな訳あるか!」
ルチル「ノリ突っ込みまで。さすがシンの兄ね」
ドモン「いや、そういうのは関係ないんじゃ……」
ばひゅん
ドモン「っと、お喋りしてる暇はなさそうだな」
ドモン「しかし、Gビットの包囲攻撃で格闘戦を避けられてるとなると、厄介だな」
ジャミル「接近戦の過ちは起こさせない!」
ドモン「ならば、超級覇王電影弾!うおおおっ!!」
ジャミル「攻防一体だと!?」
ドモン「一気に距離を詰めて、シャイニング・フィン……」
ジャミル「させるか、ディバイダー!」
ドモン「何!?ぐああっ!」
ドモン「電影弾を解いた後に隙が出来る、か……こうなったら、一撃でGビットごと倒すしかない!」
ぺかー
ルチル「ドモンの体が金色に!?」
ジャミル「こちらも最大火力だ!Gビット、全機サテライト展開!マイクロウェーブ、送信!」
ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」
ジャミル「収束式サテライトキャノン!!」
ドモン「石破天驚、ゴォォッド、フィンガァァァァ!!!」
ジャミル「うおおおおおっ!」
ドモン「はああああああっ!!」
ジャミル「13発分のサテライトが……押されている……!?」
ドモン「貴様がどれだけ愛されていようと、今の俺の……レインに会いたい気持ちを止める事はできん!!」
ジャミル「そうか……ならば……何も考えずに……走れ……!」
ドモン「ヒィィィト、エンドォ!!」
どかーん
509 名前:ゼノドモン(4/10) :2011/07/02(土) 20:13:49.26 ID:???
ドモン「さて、町に着いたし、買い物でもしていくか」
ルチル「意外としっかりしてるのね」
ドモン「準備は大切だからな。特に俺の場合、正攻法以外は苦手だから補わないと」
ガロード「
ガンダム売るよ!」
ドモン「しかし……」
シン「インパルスのばら売りしてるよ!」
ドモン「何故……」
キラ「装飾パーツ売ってるよ!」
ドモン「人間用が無いんだ!?」
ルチル「そういう町なのかもしれないわ」
ドモン「なら、仕方ない。次の町で……」
ジュドー「ドモン兄!」
ドモン「ジュドー、どうしたんだ?」
ジュドー「実はドモン兄の為に人間用アイテムを仕入れてきたんだよね」
ドモン「おお、助かった!」
ジュドー「今ならセットで1万G!どうよ?」
ドモン「そうだな……所持金は足りてるし……」
ジュドー「わくわくにやにや」
ドモン「中身を見せてくれないか?」
ジュドー「え?」
ドモン「え?」
ジュドー「いやー福袋って中身見ずに買うもんだろ?」
ドモン「セットなら中身を見て買うものだと思うが」
ジュドー「……」
ドモン「……」
ジュドー「……ごめんなさいっ!」
ドモン「……つまり、割高で売ろうとした、って事か。危うく、騙されるところだった」
ジュドー「って、見抜かれてたんじゃないの!?ちぇー、損した」
ドモン「いや、中身は見るが、買うさ。今は多少高くても、手に入れないとな。
それにジュドーの選んだものなら、質は確かだしな」
ジュドー「……なあ、ドモン兄」
ドモン「なんだ?」
ジュドー「これ、もう1袋おまけでつけるよ」
ドモン「いいのか!?」
ジュドー「その代わり、レインさんを必ず助け出せよ!」
ドモン「ああ、約束する!」
510 名前:ゼノドモン(5/10) :2011/07/02(土) 20:15:28.64 ID:???
ルチル「兄弟愛を感じる、いい話だったわね」
ドモン「はは、そういわれると照れるな」
ルチル「ドモンの持ってるジュドーのイメージを抽出して、イベントを作った甲斐があったわ」
ドモン「……作った?そんな事も出来るのか」
ルチル「ええ。ニュータイプの幽霊は人のイメージを取り出す事も自由自在。
例えば、弟を貴方のイメージでランダムに抽出する事も出来るわ。えいっ!」
ヒイロ「……」
ドモン「おお、凄いな」
ヒイロ「ドモン兄さん。お前を……殺す……!」
ルチル「あれ?敵になっちゃった」
ドモン「ふざけるな!」
ドモン「石破天驚拳……!」ドカーン
ヒイロ「死ぬほど痛いぞ」ムクリ
ドモン「くそ、これで何発目だ!?」
トレーズ「聞きたいかね?シャイニングフィンガー32発、ゴッドフィンガー53発、石破天驚拳が今ので15発だ」
ドモン「本当に答えるな!」
ルチル「あれだけダメージを受けても何とも無いなんて、どんなイメージなのかしら」
ドモン「やたら丈夫なイメージがあったからな……しかし、このままだと先に進めないぞ……」
ルチル「思わぬ敵の登場に、苦戦状態ね」
ドモン「確かに、ジャミルさんはともかくこの登場は予想できなかったよ」
ヒイロ「ツインバスターライフル!」
ドモン「くっ……
どうすれば……」
??「外から崩せなければ、中から崩すんです!」
ドモン「お前は……ニコル!?」
ニコル「ジュドーさんから買ったセットの中に、絶対使わなさそうなアレがあるはずです。それを今、使うべきです」
ドモン「アレ?そうか!こいつなら、いくらヒイロといえど……食らえ!」
カガリのチリソースをヒイロに投げつけた!
ヒイロ「リリーナの料理で慣れてるから、俺は死な……な……!?」
どかーん
ドモン「やったぞ!ニコル、助かった!」
ニコル「幾ら美味しくない料理に慣れていても、辛味は別、ということですね……」
後半に続きます
512 名前:ゼノドモン(6/10) :2011/07/02(土) 20:45:34.02 ID:???
ドモン「ついに魔王の城に来たぞ……!」
ルチル「激戦の連続で、バテてない?」
ドモン「これくらい、大丈夫さ(正直戦闘よりツッコミで疲れたなんて言えない……)」
ルチル「それじゃあ、行きましょうか」
カテジナ「ちょっと待ったー!」
ドモン「カテジナちゃん、どうしたんだ!?」
カテジナ「村娘(私)の救出イベントとか、息の合った連携攻撃はどうなったのよ!?」
ドモン「確かにあったが、どうも本筋とは関係ない気がしてな。それに、夢で場面が飛ぶのは良くある事だろ?」
カテジナ「そうやって、私を馬鹿にして」
ドモン「さあ、行くぞ!」
カテジナ「無視!?」
イザーク「ここは通さん!」
ドモン「デュエルガンダム!?だが俺は止められん!シャイニングフィンガーソード!」
イザーク「頭部が!?くそおおおっ!!」
セシリー「次は私よ!」
ドモン「シャイニングフィンガー!」
セシリー「ビギナ・ギナの頭が……!私の負けね」
ウッディ「ファンファンの機体に代えても、止めてやる!」
ドモン「その意気や良し、ゴッドフィンガー!!」
ウッディ「頭がバラバラだと!?」
カテジナ「ファンファンの頭ってどこよ!?」
キラル「ふふふ、ここを通す訳にはいくまいて。キラル殺法ガガ円陣極楽往生!!」
ドモン「この技は……カテジナ!超級覇王電影弾で対抗するぞ!!」
カテジナ「はいはい、メガビームキャノン!」
キラル「南無阿弥陀仏」
ドモン「爆発!」
どかーん
キラル「ぐ……さすがドモン……」
ドモン「ふう、なんとか倒せたな」
カテジナ「レインさんが近いから、かなり端折ってるわね……」
ドモン「さあ、いよいよレインのいる最後の部屋だ!」
カテジナ「ええ、頑張りま
ルチル「いよいよ最終決戦!果たしてドモンの、レインの運命は!?」
カテジナ「出番が少ないからって、割り込むな!」
513 名前:ゼノドモン(7/10) :2011/07/02(土) 20:47:04.73 ID:???
バタン
ドモン「レイーン!!助けに来たぞ!!!」
レイン「ドモン!!」
ドモン「今助けてやるからな!!待ってろよ!!!」
??「そうはいきません!!」
ドモン「誰だ!?」
ザクさん「どうも、ラスボスのザクです」
カテジナ「喋った!?ザクなのに!」
ザクさん「いやあ、幾ら頼まれたとはいえ、他人の夢にいるって不思議な感覚ですよね」
ドモン「頼まれた?」
ルチル「あ、それ以上……」
レイン「言っちゃったら……」
ザクさん「ええ、ルチルさんから『レインさんがヒロイン役やるからラスボスやってくれ』って」
ドモン「ヒロイン役?攫われたのも、本気じゃ無かったって事なのか?」
ルチル「……こうなったら仕方ないわ。のちのち禍根を残したくないからヒロインとラスボスはお願いしたのよ!」
ドモン「そうだったのか……」
ザクさん「……あれ?まさか、余計な事を喋っちゃった?」
レイン「ええ。すっごく余計な事を喋っちゃったわ」
ザクさん「そんな!せっかくラスボスになれたから、浮かれてた……」
カテジナ「迂闊だわ……このMS、迂闊すぎるわ……」
ドモン「……」
レイン「……」
ルチル「……」
ザクさん「……」
カテジナ「……気まずい」
レイン「……ドモーン!!早くラスボスのザクを倒して、私を助けてー!!!」
ドモン「そ!そうだな!行くぞ!!」
ザクさん「さ!さあ!かかって来い!!一ひねりにしてやるます!!」
カテジナ「無理に立て直した!?ザクはザクで言い切れてないし……」
ルチル「ついに始まったラストバトル!果たして戦いの行方は!?」
カテジナ「無理にまとめた!?」
514 名前:ゼノドモン(8/10) :2011/07/02(土) 20:49:07.80 ID:???
ドモン「石破天驚拳!」
ザクさん「ヒートホーク!」ザンッ
ドモン「斬り裂かれた!?まだまだぁ!!」ズガガガ
ザクさん「負けない!!」ゲシッ
ドモン「くっ、強い……!」
ルチル「ザクさんは乱打をシールドで受け止めて、蹴りを入れたのね」
カテジナ「音だけだと良く分からないわ」
ドモン「一挙手一投足に無駄が無い……洗練されている!」
ザクさん「ドモンさん相手は怖いけど、でも頑張らなくちゃ。食らえ!」
ドモン「マシンガン!?分身!ゴッドシャドー!!」
ザクさん「分身して受け止めた!?さすが、ガンダムザガンダムですね」
ルチル「やっぱガンダムファイターっておかしいわよね」
カテジナ「どう鍛えたらああいう事が出来るのかしら」
ドモン「ゴッドフィンガー!!」
ザクさん「バズーカ!!」
ずどおおん
ドモン「くっ、相殺されたか……!」
ザクさん「よし、防げた!」
ルチル「真面目すぎて喋る事無いわ。カントリーマ○ムいる?」
カテジナ「ココアを貰うわ」
ドモン「……幾らなんでも、外野に緊張感が無さ過ぎるぞ!?」
レイン「どもーん、がんばってー」
ザクさん「確かに、全部平仮名はひどいですよ!?」
ルチル「jaatyottomajimeniyaroukasira」
ザクさん「真面目にやるならまず半角を全角に直して下さい!!」
カテジナ「かかいになのちくちみのちのなみにとなすなんらなまにもらみちにしいとんらなぬ・」
ザクさん「かな入力のままローマ字打ちでツッコまないで下さい!!!」
ドモン「こうなったら仕方ない、さっさと終わらせるぞ!明鏡止水!!」
ザクさん「ええ、負けませんよ!」
ドモン「うおおおっ!!」
ザクさん「やああっ!!」
515 名前:ゼノドモン(9/10) :2011/07/02(土) 20:50:42.50 ID:???
ドモン「ぐあああっ!?」
レイン「ドモン!?」
ルチル「明鏡止水が、破られた!?」
ドモン「この強さ……基本を極めれば、技など無くとも全てが奥義、か……!」
ザクさん「いける……ボクは勝てるんだ……!」
レイン「ドモン!これだけの相手なら、奇策も卑怯じゃないわ。
ここは
ジュドー君のアイテムを使って、戦いを有利に進めましょう!」
ドモン「いや、それは出来ないな」
レイン「え!?」
ドモン「これだけの相手だからこそ、正面から破りたいんだ!
レインを助ける戦いでも、これだけは譲れない!!」
カテジナ「せっかくアイテムのコンボも考えたのに……」
レイン「そう……ふふ、男の人って、こういうところは何時になっても子どもね」
ルチル「『ども』ンだけにね」
吹雪が戦場を覆った
ザクさん「寒冷地仕様じゃないから厳しいです……」
ルチル「失礼ね!」プンスカ
ドモン「とおおおりゃ!!」
ザクさん「たああっ!」
ドモン「くそ……やはり強い……だが!」
ザクさん「バズーカ!!」
ドモン「ゴッドスラッシュタイフーン!!」
ザクさん「防がれた!?でも……!」
ドモン「恐らく、タイフーンの弱まった所を狙って、最大の攻撃を仕掛けてくる……」
ザクさん「途切れた瞬間に、最大出力のヒートホークを叩き込めば……」
ドモン「だが、タイフーン中は俺にも時間が作れるという事!!」
ザクさん「タイフーンが消えてきた!」
ドモン「俺の両手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶゥ!!」
ザクさん「ドモンさんも大技!?負けません、ヒートホーク!!」
ドモン「爆熱!!!ダブルゴォォッドォォォ!!!!フィンガァァァァァ!!!!!」
ザクさん「うおおおおっ!!!」
ドモン「はああああああっ!!!!!!」
どかーん
516 名前:ゼノドモン(10/10) :2011/07/02(土) 20:52:11.32 ID:???
??「ドモン……!」
ドモン「うう……」
??「ドモンn……!!」
ドモン「むにゃ……レイン……」
??「……ドモン兄にマイクロウェーブ頼むわ」
どかーん
ドモン(アフロ)「な、なんだ!?」
ガロード「ようやく起きたか、って
ミンチじゃねえし……」
ドモン「え?ああ、そうだな」
ジュドー「それより、もうこんな時間だよ。
今日はレイン姉ちゃんとデートするから、早く起きるんじゃなかったのかよ?」
ドモン「そういえば……そうだった!!」
ジュドー「夢で会ってたから忘れてた、何て言ったら怒られるかもよー?」
ドモン「……ああ、そうだな!急いで準備をしないと!!」
どたばた
ガロード「やれやれ、忙しいなあ」
ジュドー「でも、こんな時間まで寝てるなんて珍しいよな」
ドモン「……って、なんだこれは!?」
ガロード「どうしたドモン兄!?」
ドモン「お前ら!俺をどうやって起こした!?」
ジュドー「へ?ガロードのマイクロウェーブだけど」
ドモン(アフロ)「お陰で俺はこの髪型だ!これじゃあ笑いものだぞ!?」
ガロード「それはさ、ミンチになって復活するから無問題!って思ってたら……」
ジュドー「案外ドモン兄が丈夫……いや、マイクロウェーブが弱くってさ……」
ドモン「ほう、言いたい事はそれだけか?」
ガロード「……」
ジュドー「……」
ガ・ジ「「逃げろー!!」」ダッ
ドモン「待てええい!!」
おわり
511 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/02(土) 20:29:02.94 ID:???
ガロード「俺はティファと添い遂げ……」
ジャミル「それから先は言わせんぞガロード!」
サラ「寝ながら喧嘩してるわ。」
最終更新:2015年03月29日 22:25