390 名前:前半 :2012/06/28(木) 12:06:32.15 ID:???
ハマーン「シャア、こんなところに呼び出して何の用だ?」
シャア「率直に言おう。ハマーン、私とよりを戻してくれ」
ハマーン「!?」
シャア「私は、私が共に歩きたい女性はハマーン・カーンしかいないと気付いたのだ」
ハマーン「そ、そんな急に言われても……いや、貴様の行動を見る限り、心から信用は出来ん」
シャア「貴様は変わらなくて良い、その代わりに私は変わる。
    ただ1人の女性を愛し、尽くす良き夫となる事を約束する」
ハマーン「(どうする私……このまま交渉を続けるのも良いが、シャアの眼は嘘を付いていない……)」

ジュドー「先生!こんなところにいたのかよ!?」
ハマーン「ジュ、ジュドー!?今大事な話が……」
ジュドー「シャアもいるのか!?えーい、もうそんなの関係無いや!
     ハマーン先生、好きだ!付き合ってくれ!!」
ハマーン「!?」
ジュドー「ずっと好きで、素直になれなかったけど……もう抑えきれないんだ!」
ハマーン「だが、私と貴様は教師と生徒で……」
ジュドー「先生と生徒ってのが嫌なら何年でも待つ!だって、俺はハマーン先生が好きなんだ!!」
ハマーン「(どうする……この真剣な眼差しに、私は応えるべきなのだろうか……)」

シャア「待て、ジュドー!このシャア・アズナブルが告白をしているのだ!子供が入る権利は無い!
ジュドー「少しの差だろ!?そんなので、可能性を潰されてたまるか!」
ハマーン「ま、待て。2人とも……」
ジュドー「ハマーン先生!好きだ!シャアなんかじゃなくて、俺と付き合ってくれ!!」ダッ
シャア「ええい、抜け駆けだと!?大人と付き合うなら、子供じみた真似をするのはやめろ」グイッ
ジュドー「痛っ、引っ張るなよ!……そうだ!だったら、どっちが先に告白するのにふさわしいか、これで決めようじゃないの!」
シャア「ZZを出したか、成程……私も本気を出すぞ、ナイチンゲール!」
ハマーン「なんだか大変な事に……2人とも止めないか……!」
ジュドー・シャア「「うおおおっ!!」」

ハマーン「わ……私の為に争うのはよせ!!」

391 名前:後半 :2012/06/28(木) 12:07:44.60 ID:???
 ちゅんちゅん
ハマーン「……」パチクリ
ぴーちくぱーちく
ハマーン「夢、か……」

ハマーン「……」
プル(ジュドー声真似)「俺はアンタに勝って、ハマーン先生に告白するんだ!」
ハマーン「……」
ミネバ(シャア声真似)「その権利を手にするのは私だ!」
ハマーン「……貴様ら、何をしている?」
プル(ジュドー声真似)「あれ?起きちゃった?」
ハマーン「ええい、声真似のまま話すな!」
ミネバ(シャア声真似)「良い夢が見られる手伝いをしたのだ」
ハマーン「ミネバ様も声を戻してください!」
プル「それにしてもいい笑顔で寝てたよね」
ミネバ「大成功だな。さすがプルの提案だ」
ハマーン「ほう、ではその反動が貴様に来るとは考えなかったのか?」
プル「なんでファンネルが私にだけ向かってるの!?」
ハマーン「余計な事をした報いだ!食らえ!!」
プル「きゃーーーー!!!」
 おわる

392 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/28(木) 12:20:04.99 ID:???
二人の男の間で揺れ動く乙女心……弄ばれて怒る姿……実においしいです

393 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/28(木) 12:25:35.29 ID:???
ハム「乙女心を弄ぶとは……見損なったぞZZガンダム!」
ジュドー「何の話だーッ!?」

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最終更新:2015年10月11日 19:37