705 名前:攻殻MS機動隊1/2 :2012/11/16(金) 00:04:46.84 ID:???
690に便乗
フローレンス「『最近、街中に妖怪『首おいてけ』なる人物が出没。至急調査し、危険性を確認の上で黒の場合は処理せよ。』
相変わらず、あのジジイは人使いが荒いっての…
あら、お姉ーさま?まさか出かけるつもりですの?」
エルフリーデ「首を狩るものは、この街に二人も必要ない。その者の首、この私が貰い受ける」
フローレンス「あらあら、お姉さまったらやる気ですの。ブッ殺すなら証拠を残さないようにしてくださいね~」
イングリット「…私もでる。親父殿から別の任務だ」
フローレンス「あら、そうですの。…さて、残ってる仕事は…書類整理?あら、チョー楽勝ですわ」
予てより警戒を続けていたあの一家が、最近になってさらに戦力を増したと報告を受けた。
既に、街中に砂糖を降らせる気象兵器、街中の文明を破壊するナノマシン、素手でMSを破壊する者
宇宙海賊、白い悪魔、盗撮常習犯等等、未確認ながらかなりの情報が集まっている。
よって、今日この時よりかの一家に潜入、情報収集し各脅威の真相とその危険性を調べてもらいたい。
任務の成功を期待する。 PS:服は私の買ったものを着ていってくれよ。
お前の優しいお父さんゴップより
イングリット「あのジジイは…こんなロリ服じゃ動きづらいじゃないの
にしてもアバウトな指令ね…とても都市連邦議会長とは思えないわ…キャッ!?」
アル「うわッァ!?あ!ご、ごめんなさい、大丈夫ですか?」
イングリット「ええ、私は大丈夫…」ロリロリ
(
ガンダム家19男、アルフレッド・イズルハ。11歳。通称アル。一家の中では比較的に接しやすく
幼いが友人関係は多種多彩で、年上過ぎる自称婚約者の存在も確認されている。だったわね…丁度良いわ)
アル「あの、本当にごめんなさい」
イングリット「あ、大丈夫よ。ところで君…この近くですっごく沢山のMSを所有している御家があるらしいんだけど知らないかしら?
私、その家の人と大学で知り合って、MSを見に来ても良いって言われて…」
アル「それ、多分僕の家だよ!大学ってことは、コウ兄ちゃんの友達?」
イングリット「ええ、そうよ。コウ・ウラキさんとは趣味が合って…案内、頼んじゃっても良いかしら?」
アル「うん!良いよ!あ、僕はコウ兄ちゃんの弟のアルフレッド・イズルハって言うんだ!」
イングリット「ありがとう、アルフレッド君…」(あまり良い気分じゃないけど。これも仕事ね…)
706 名前:攻殻MS機動隊2/2 :2012/11/16(金) 00:05:55.87 ID:???
所変わってガンダム家地下MS
収納スペース
アル「アレがコウ兄ちゃんのステイメンとオーキス!あれがドモン兄ちゃんのゴッドガンダム!」
イングリット「凄いわ!話に聞いていたよりずっと凄い!」
(本当に凄いわ。コレだけのMSを収納しているのに概観から見た家は普通の民家同然
もしかして、この収納スペースだけで妙な技術が使われてるんじゃ)
アル「えっと、アレがアムロ兄ちゃんのガンダムとディジェとZ+とνとHiνと…」
イングリット「…ねぇ、アル君。お兄さん達って優しい?」
アル「え?…うん!アムロ兄ちゃんはお父さんみたいだし、ロラン兄ちゃんはお母さんみたいだし!
セレーネお姉ちゃんはちょっとだらしないけど優しいし!シロー兄ちゃんもマイ兄ちゃんもドモン兄ちゃんも一緒に遊んでくれるし!」
イングリット「そう…素敵な家族なのね…」(家族、か…)
アル「あ!アレ!アレがZザ…あれ?プルお姉ちゃんに
プルツーお姉ちゃん…何でここに?」
イングリット「!!!」(この感覚!)
プル「あ!アル君だ~!こんにちわ!えっと、ジュドーに用事があって…ッ!」
プルツー「ジュドーは上か?……ッッ!アル、その人は…知り合い、か?」
アル「あ、この人コウ兄ちゃんの友達で…今日始めて会ったんだ!」
プル「アル君!すぐにその人から離れて!!」
プルツー「…随分と
強化人間の技術も上がったものだな」
プル「だ、大丈夫!アル君!何かされなかった!?」
アル「え…えっ!?強化人間って…な、なんのこと…?」
イングリット「あら、心外ね。強化人間だからって…そういう扱いって差別じゃない?」
プルツー「アル、この人…自分がどういう人か…自己紹介とかした?」
アル「う、ううん…で、でもコウ兄ちゃんの友達だって!」
コウ「こんなとこに居たのかアル。もうすぐおやつの時間だからってロランが…
っと、プルさんにプルツーさん…と、その人は…?アル、新しい友達か?」
アル「ぇっ…!?」
プルツー「少なくとも、身分を偽って忍び込む当り普通じゃないな…目的はなんだ?強化人間…」
イングリット「あらら、バレちゃったか…ありがとうアル君。君のおかげで大方の情報は集められたわ。よっっと!」
コウ「と、飛んだ!あの高さまで!?」
プル「あ!に、逃げられちゃうよ!」
プルツー「くっ…ま、待て強化人間!!」
イングリット「またね。アル君…」
アル「ぁ……」
プル「逃げられちゃった…」
コウ「な…なんだ…何がおきてたんだ…?」
707 名前:攻殻MS機動隊おまけ :2012/11/16(金) 00:07:08.01 ID:???
イングリット「…親父殿か?ええ、調べてきたわ…その必要は無いと思う
少なくとも、街に不利益なことをする家族じゃないわ…ええ、少なくとも私はそう感じたわ
…報酬?そうね。M&Sのケーキで良いわ。今回の仕事は簡単だったし
うん、待ってる」
フローレンス「流石は強化人間。お仕事も速いですわね?」
イングリット「それ、褒めてるつもり?」
フローレンス「もちろんですわ」
イングリット「…まったく。エルフリーデは?」
フローレンス「…TV、見て御覧なさい」
絹江「と、突如大量発生した
デビルガンダムヘッドの群れですが、それを狩る謎の人物達の登場により順調に駆逐されつつ…
あ、今警察の方が吹っ飛ばされました!!」
キオ「なぁ!首おいてけよッ!首おいてけよォォ!!」
エルフリーデ「その首!貰い受ける!!」
キオ「やるね!お姉さん!でも首狩りなら負けないよ!」
エルフリーデ「此方も負けはしない!」
グラハム「あ、アレは!」
シロー「し、知っているのですか警視正!」
グラハム「聞いたことがある…。日登街警察署の公安部には、都市連邦議長が直接命令権を持つ第九課が存在し
そこにはミス・キシドーと呼ばれる首狩り人が存在すると…」
絹江「い、以上!現場よりお送りしました!」
最終更新:2015年11月22日 18:51