370 :通常の名無しさんの3倍:2014/07/29(火) 02:27:39.27 ID:???
ロラン「みんなー、朝ご飯できましたよーー」
シュウト「はーい」
キラ「ふはぁぁぁ…おはよう、ロラン兄さん」
セレーネ「おはよー」
カミーユ「姉さん、今起きたのか?アムロ兄さんやシロー兄さんはもう着替えているのに」
アル「キラ兄ちゃんも」
アセム「キラが夜更かししてるのはいつものことだな」
ロラン「ちゃんとした生活リズムを持って欲しいんですけど……」
コウ「夜更かしっていえば、セイも昨日夜遅くまで
ガンプラ作ってたよ」
アムロ「まったく……少し厳しく言っておくか」
セレーネ「兄さんだって昔は機械弄りでしょっちゅう夜更かししてたじゃない」
アムロ「うっ…」
セイ「ふぁぁぁ……」トテトテ
カミーユ「噂をすれば」
ロラン「おはようございます、セイ」
セイ「おはよう、ロラン兄貴」
兄弟「「「「「「」」」」」」」
シーブック「えっ……ご、ごめんセイ、ちょっと聞こえなかった。もう一回言ってくれないか?」
セイ「……おはよう、ロラン兄貴」
シーブック「」
シロー(セイが……グレた!?)
アセム「俺が……俺が側にいてやれなかったから!!キオの首狩りに続いてセイまで!!!」
ヒイロ「おちつけアセム兄さん」カチカチカチカチカチカチ
ガロード「ヒイロも落ち着けぇぇ七味唐辛子をいくら押しても自爆しねぇぇから!!」
セイ「えっっと……これでいい?シーブックにぃにぃ。あ、ロラン兄貴、ご飯は少なめでお願い」
ロラン「あ、はい、わかりまして?」
キャプテン「ロラン、言語にバグが生じている。それにお玉はご飯をよそう道具ではない」
キラ「黒ラクスじゃ!黒ラクスのしわざじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アムロ「リボンズめ……ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
シロー「ちょ、アムロ兄さん、Hiνを持ち出してどこへ……」
刹那「リボンズ=アルマーク……やつの仕業だったのか。刹那=F=セイエイ、アムロ兄さんを援護する!!」
マイ「本当にリボンズさんの仕業なんでしょうか?」
シャア「うむ……わからん。
ロラン君、お味噌汁おかわり」
セレーネ「ちょっとセイ、ジョークにしちゃ被害が大きすぎない?」
セイ「そういうつもりじゃないよ、マクグリフさん」
セレーネ「……ちょっと。……ちょっと。……そりゃ、私みたいな掃除しない女を他人と思いたいのはわかるけど……わかるけどもよ?
でも流石にそれはないじゃない……最近はお風呂だってちゃんと入ってるし前ほど臭くないんだし……そんな……」
セイ「ち、違うよマクグリフさん!!」
ドモン「セイ、反抗期にしては陰険すぎるぞ。反抗するなら家出ぐらいしてみろ!!」
セイ「どっちみち後ろ向きすぎるよ、キングオブハート兄さん!!」
ドモン「なっ…た、確かに俺はキングオブハートだが、ドモンという名が……い、いや決して師匠から受け継いだ称号が不満という訳ではないが……
それにキングオブハートは俺一人しかいないわけだから、確かにドモン=カッシュとはキングオブハートな訳だが……あ、あれ?問題ない?」
シーブック「だめだ……これがガロードやジュドーならお仕置きしてお終いだが、こんな悪戯をしようともしないセイがやったせいで場が混乱している!」
ガロード「俺達の扱いひどくね?」
ジュドー「日頃の行いってやつ?っていうか日頃の行いならシン兄、なにツッコまずに黙ってるのさ!」
シン「ハッ!?そ、そうだった……くそっ、なんで俺がセイにツッコまなきゃいけないんだ!アイツだってツッコミの筈なのに!!」
セイ「僕はボケてないよ、ハリセン兄さん!」
シン「ハリセンって俺のことかよぉぉぉおぉぉぉ!!!」
371 :通常の名無しさんの3倍:2014/07/29(火) 02:29:54.75 ID:???
グエン「まぁ待ちたまえ。兄弟に対して辛辣になるということは、私に対しては優しくなるかも知れん」
ウッソ「普段疎まれてるって自覚あったんですね」
グエン「ローラほどではなくとも、セイ君には可能性を感じる。是非とも愛を込めて私を呼んで欲しい。さぁ」
セイ「変態」
グエン「」
シャア「仮説は崩れたな。そもそも
シーブック君に対してはにぃにぃ呼びなのだから、好悪が反対になっているわけではなかろうに」
グエン「くっ……私もにぃにぃと呼んでほしかった……無念!!」
シャア「セイ君、一体君になにがあったというのだ?」
セイ「………」
シャア「家族に言いづらいことならば私だけに教えてはくれまいか。大丈夫、私は口が堅いほうだ」
セイ「実は……」ヒショヒショ
クリス「あら?どうしたのセイ、腕を組んで考え事?」
ジュリアン「ガンプラの新作じゃないかな」
セイ「あ、うんそうだよ」
クリス「その顔は違うわ。ジュリアンはごまかせても私はごまかせないわよ?」
セイ「あはは……ちょっと対人関係で悩んでて」
クリス「あら、貴方には珍しいわね」
セイ「ちょっとこれを聞いてよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アムロ「ララァ…」
シロー「アイナ…アイナァァァァ!!!」
ドモン「レイィィィン!!」
アセム「ゼハート…」
シーブック「セシリーィィィ」
ロラン「ディアナ様ぁぁぁぁ」
キラ「ラ゛ク゛ス゛ゥ゛ゥァ゛ア゛ァァ…」
シン「マユ…マユ…マユ…」ポチポチ
刹那「
ガンダム…」
バナージ「オードリィィィ!!」
ヒイロ「リリーナ」
ガロード「ティファァァァァァ!!!!!」
ジュドー「リィナぁぁぁぁぁ!!」
フリット「ユリン…ユリン…ユリン…」
ウッソ「シャクティ」ガタガタ…
シュウト「キャプテーーン!!」
キャプテン「シュウトーーー!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クリス「えっと…これがどうかしたの?」
セイ「うん、みんな名前で呼んでいるんだ」
ジュリアン「うん…うん??」
クリス「親しい、大切な人なんだから名前で呼ぶのは当たり前じゃない」
セイ「うん。それで自分の場合を考えてみたんだ」
ジュリアン「人…?人?」
セイ「まずレイジ。これは名前を呼び捨て。パートナーでライバルだし、これでいいと思う」
クリス「そうね」
ジュリアン「ガンダム?ガンダム?」
セイ「
ラルさん、タケシさん、リン子さん、フェリーニさん、キララさん……この人達名前で呼んでいるけど
呼び捨てにするのは失礼だしさん付けしているんだけど、これも問題ないと思う。同じ理由でユウキ先輩も」
クリス「ええ、むしろ呼び捨てにしてたら私が叱ってるところよ」
セイ「ニルス君、マオ君、アイラさん……同い年だけど君付けしている。別に他人行儀ってわけじゃないと思うんだけど」
クリス「自然と君が取れる時がくるかも知れないわね。気にすることじゃないわよ」
ジュリアン「時間が解決してくれるんだろうか……」
372 :通常の名無しさんの3倍:2014/07/29(火) 02:32:00.01 ID:???
セイ「問題は……委員長」
クリス「あー…」
セイ「今更コウサカさんって呼ぶのもどうかと思うけど、チナって呼ぶのも……
でも委員長はもっと他人行儀な気がして……」
ジュリアン「チナって呼んであげればいいんじゃないかい?」
クリス「そうね、私もそれに賛成よ」
セイ「え、ええぇ!?」
ジュリアン「ガールフレンドなんだろ?」
セイ「い、いやそれは……」
クリス(ジュリアン、ガンプラバトルと一緒で間接狙って壊しにかかるのね……)
セイ「それもハズカシイと言いますか……でも委員長はいい加減失礼かなって……」
ガラッ
孔明「問題ありません。名前は諱といって本来は呼ぶのを憚るもの。呼び捨てにしてよいのは皇帝か両親ぐらいです。
普通は役職でその人を呼ぶので、むしろセイ殿は理に適っt」
ピシャッ
クリス「はぁ…そういう問題じゃないのよね」
ジュリアン(今何を開いて……え?えっ!?)
セイ「そっか、孔明が言うんだから委員長のままでいいんだよね」
クリス「駄目です。わかってるでしょ?逃げないの」
セイ「はい…」
クリス「まぁ……いきなりコウサカさんの呼び方が変わったりしたら、周りも騒いじゃうでしょうし」
ジュリアン「このくらいの年頃だとね。クラスで冷やかされたりもするか。
2人きりのときだけ名前で呼んであげたらどうだい?秘密を共有するっていうのもいいものだと思うな」
クリス「ジュリアン、貴方って意外とプレイボーイなのね」
ジュリアン「え?」
クリス(天然か…)
ガラッ
孔明「わかりました。ここは木を隠すなら森の中です。この孔明にお任せ下s」
ピシャッ
ジュリアン「………」
ガラッ
孔明「クリス殿!なぜ言い終わる前に押し入れを閉めるのです!」
ジュリアン(押し入れだったのか。ジャパニーズHUSUMAなのか……)
クリス「だって貴方の恋愛方面の策って当たった試しがないじゃない」
孔明「それは相手がルナマリア殿だからですよ!」
クリス「それは…まぁ、そうでしょうけど……」
セイ(ルナマリアさんの評価酷いなぁ……)
孔明「いいですかセイ殿、チナ殿だけの呼び名を替えるから目立つのだと考えるのです」
セイ(なんで委員長のこと孔明は下の名前で呼んでいるんだろう)ムスッ
孔明「逆に考えるのです。他の人の呼び方も一緒に替えればいいと考えるのです」
クリス「なるほど……それなら冷やかされることもなさそうね」
ジュリアン「流石は孔明だね」
セイ「……よし、明日から頑張ってみるよ」
孔明「では私が用意したこの紙の記述に従って呼び方を改めて下さい」
セイ「……というわけなんです、アムロ兄ぃにいつも負けている人さん」ヒショヒショ
シャア「うぐっ……ふむ、わかった。みんなにはチナ君の部分は抜きで上手く伝えよう」
セイ「本当ですか!アムロ兄ぃにいつも負けている人さん!!」
シャア「その代わりその呼び名だけはやめてくれたまえ」
セイ「はい、やっぱり失礼でしたよね!僕も流石にこれはマズいなって思ってました。
じゃあこの紙に書いてる予備の方で……ダイクンの息子さん!!」
シャア「はいみんな注目、今のコレ、だいたい孔明のせいだから今から殴りにいこうか!!」
最終更新:2016年04月13日 06:33