139 : 通常の名無しさんの3倍2016/05/22(日) 12:47:49.97 ID:i8EyhZJT0
アル「何してんのキラ兄ちゃん」
キラ「んー? ああ、ちょっとスマホ用の新作アプリをね」
シュウト「アプリ?」
キラ「うん。ほら最近ねこあつめとかライダーあつめとかが流行ってるじゃない? だから僕もそれをパk…もといインスパイアして何か作ろうと思って」
アル「(今絶対パクるって言おうとしたね)」
シュウト「それはともかく兄ちゃんはなにあつめを作ろうとしてるの?」
キラ「ふっふっふ、それはもちろん
ガンダム兄弟あつめだよ」
シュウト「ガンダム兄弟あつめ?」
アル「けっこうストレートなタイトルだね」
キラ「ほら、これが開発中の画面」
アル「あ、ウチの茶の間だ」
キラ「ここに色々なアイテムを設置することで、ガンダム兄弟を呼ぶんだよ。試しになんか置いてみようか」つダンベル
シュウト「あ、ダンベルを置いたところにデフォルメのドモン兄ちゃんが来た」
アル「どことなくがんばれドモンくん調だね。…あ、なんか筋トレはじめたよ」
キラ「こんな風に置いたアイテムによってやってくる兄弟も違うんだよ。ちなみにドモン兄さんはこんなアイテムでも来るよ」つカップラーメン
シュウト「あ、座って食べ始めた」
アル「完全にがんばれドモンくんじゃん…」
キラ「まあこれは例外だけど、基本的に呼び寄せるアイテムはその兄弟に相応しいアイテムを選んだつもりだよ」
シュウト「どれどれ…じゃあこの
ガンプラってアイテムは…あ、やっぱり刹那兄ちゃんか」
キラ「ガンプラは他にコウ兄さんも呼び寄せるよ。ちなみにこれの別バージョンである、ザクのプラモを置くと…」
シュウト「あ、アルだ」
アル「えー、僕こんなのかなあ」
シュウト「そっくりだよ」
キラ「ちなみにアルを呼び続けると、隠しキャラでスメラギさんが後ろの窓から覗いてくる」
アル「怖っ!!」
シュウト「ちなみに今も覗いてたりして」
アル「ちょ、や、やめてよ!」
シュウト「はは、冗談だよ」
窓の外
????「ちいっ! バレたようね…」
140 : 通常の名無しさんの3倍2016/05/22(日) 12:49:23.98 ID:i8EyhZJT0
アル「ジャンク品を置いたらジュドー兄ちゃんとガロード兄ちゃんが来たよ」
シュウト「オルガの前髪ってアイテムを置いたら三日月兄ちゃんが来た」
キラ「フフ、二人ともすっかりガンダム兄弟あつめに夢中のようだね」
シュウト「ねえねえ、さっきみたいにレアキャラっていうか、みつけにくいキャラは他にいないの?」
キラ「もちろん用意してあるよ。たとえばこのドラムセットと集積回路を置くと…」
アル「あ、イオ兄ちゃんとセレーネ姉ちゃんが来た」
シュウト「なんかこの二人がきた途端、部屋が物凄い勢いで散らかり始めたね」
キラ「ふっふっふ、それこそがまさにフラグなんだよ。こうして二人を呼び続けて限界まで部屋が汚れると……それを片づけにロランが来る」
アル「再現度高っ!」
シュウト「なんだか見慣れた光景過ぎて、逆にいたたまれないね…」
アル「あ、二人してロラン兄ちゃんの前で正座させられてる」
キラ「他にもガンダムデスサイズなんてアイテムもあるよ」
シュウト「デスサイズ?」
キラ「こうやって置いておくと…ヒイロがやってきてパーツを取っていく」
アル「あ、フレームだけになったデスサイズを見て、デュオさんが青ざめてる」
シュウト「デュオさんってこんなアプリ内までこういう役回りなんだね…」
シュウト「この見返り美人っていうのは?」
キラ「アムロ兄さんやカミーユを呼ぶアイテムだよ。設置するとほら、口説きだしたでしょ?」
シュウト「ほんとだ」
キラ「ちなみに内部判定があって、口説くのに失敗すると彼女sが来て、修羅場になる」
アル「ほんわかした空気が一転して殺伐としだした!?」
キラ「さらにこの見返り美人をクリックすると…」
シュウト「あ、振り返る?」
キラ「ニナさんでコウ兄さんが吐血する」
アル「なにその可哀想な仕様!?」
キラ「この見返り美人は他にもバリエーションがあるんだけど、隠しキャラとしては1000分の1の確率で黒ラクスが登場する」
シュウト「なんでこのスレでわざわざそんな仕様に!?」
キラ「ちなみにその場合は僕が吐血する」
アル「実はMなのキラ兄ちゃん!?」
アル「……色々見てきたけど、結構ハマるねコレ」
シュウト「細かいネタが多すぎて、ちょっとマニア向けな感もあるけどね」
キラ「はは、まあまだ試作品だからね。正式リリース版はもっとマイルドにするよ」
アル「…あれ? でもよく見たらマイ兄ちゃんに対応するアイテムだけなくない?」
シュウト「本当だ。まだできてないの?」
キラ「それはちょっとした問題というかバグがあって…うーん、一応さっき手直ししたし、大丈夫かな」つ壊れた家電
アル「あ、マイ兄ちゃんが来た」
シュウト「壊れた洗濯機を直し始めたね」
アル「でもとくに動作がおかしくなったりしてないけど、これのどこが問題なのさ」
キラ「それが…」
ロラン「うわあ!」
シュウト「ロラン兄ちゃんの声だ!」
ロラン「せ、洗濯機が突然
空中分解を……うわあああ!」
アル「……え?」
キラ「うーん、やっぱりまたダメだったか」
シュウト「キラ兄ちゃん、またって…」
キラ「なんか原因は不明なんだけど、このアプリでマイ兄さんが直したのと同じ家電が現実でも空中分解するんだよね。一応バグ取はしたはずなんだけど、やっぱダメだったか」
アル「それもうバグっていうか怪奇現象だよキラ兄ちゃん!?」
シュウト「なんかもう物理法則に干渉しつつあるねマイ兄さんって…」
ちなみにバグは修正できず、結局正式リリース版でもマイは実装されなかったようです
148 : 通常の名無しさんの3倍2016/05/22(日) 22:39:22.65 ID:f7LjrS5OO
ロラン「え、ガンダム兄弟あつめ? はは、僕はやる必要ありませんよ。だって毎日三食作ってみんなを呼んで、リアルでもほぼ同じことやってますからね」
キラ「ハイソノトオリデス…」
アル「いつもお世話になってます」
最終更新:2016年10月26日 20:16