732 : 1/32016/09/17(土) 14:06:23.04 ID:uNC4KEZb0
久々に書いたからキャラや雰囲気つかめてるかちょっと不安…
直接は出ませんが両親についての言及がありますので一応注意

ミネバ「私の父上のほうが偉大だ!」
マリーメイア「いいえ! 私の父上のほうが偉大です!」

シン「一体どうしたんだ? あの二人が喧嘩なんて珍しい」
アル「なんか、どっちのお父さんが偉大かっていう話になって…」
シン「自分の方が上だって主張してるわけだ。なるほど…」

刹那「刹那・F・セイエイ、喧嘩の仲裁に入る」

マリーメイア「ちょうどいい! どちらが上か、第三者の刹那さんの視点で見ていただこうではありませんか!」
ミネバ「ひ、卑怯だぞマリーメイア! 刹那が判定する時点でお前が有利ではないか!」
マリーメイア「あら、ミネバさんは刹那さんの公平性を疑ってらっしゃるの? 私は刹那さん程の方が判定に私情を挟むことなどあり得ないと信じております」
ミネバ「ぐ、ぐぬぬ…!」
刹那「…俺は、二人とも同じくらい偉大な存在だと思う」
マリーメイア「な、なんですって…!?」
ミネバ「理由を聞かせてくれ!」
刹那「あの二人はお前たち二人をここまで育てた。それだけで十分すぎるほどに偉大だ」
マリーメイア「しかし! ドズル氏とお父様では積み上げた功績が…!」
刹那「功績は問題ではない。…俺たちの親は俺が幼い頃に宇宙に出て行ったきり、ろくに顔も見せない。一家の危機にだって出てこない。そんな親だった」
ミネバ「あ…」
刹那「そんな親でも、恋しいと一度も言わない兄弟はいなかった…と、アムロ兄さんから聞いている。昔からガンダムを所有していた時点で、平凡とはいいがたい親だったと思う。
   実際、文武両道で化け物のような親だった…とセレーネ姉さんは言っていた。だが、それがなんだ? 親がどれだけの功績を残そうと、子供を放置して寂しがらせる親は、偉大か?」
ミネバ、マリーメイア「………」
刹那「その点、お前たちの親…トレーズもドズルもそんなことはしていない。多少忙しいかもしれないが、毎日家には帰ってきて、相手をしてくれるのだろう?」
ミネバ「むう…」
マリーメイア「お父様…」
刹那「世界にはまだ孤児も多い。先進国でも、子を子と思わない無責任な親もいる。そんな中でお前たちを育て上げたお前たちの親は間違いなく偉大だ。どちらが劣るということなどはない」



シン「風紀委員で見回りやってたら、そういうことがあってさ」
アムロ「そうか…刹那、なんて立派に…(感涙)」
シン「アムロ兄さんもそう思うだろ? 俺も刹那に恥ずかしくないような兄貴になろうと思ったんだよ。思ったんだけどさ」

733 : 2/32016/09/17(土) 14:07:38.26 ID:uNC4KEZb0
刹那「アムロ兄さんだ」
セカイ「ドモン兄ちゃんだ」
刹那「アムロ兄さんは真のガンダムだ
セカイ「兄貴はガンダム・ザ・ガンダムすなわちガンダムの中のガンダムだ」
刹那「アムロ兄さんは九機のドムを三分で撃墜した」
セカイ「兄貴は素手や錆びた刀でMSを破壊できる」
刹那「…アムロ兄さんは隕石の軌道を逸らして世界を救える」
セカイ「兄貴はデビルガンダムコロニーを倒して世界を救った」
刹那「ぐぬぬ」
セカイ「ぐぬぬ」

セレーネ「あの二人、また喧嘩してんの?」
ロラン「そうなんです…」
シロー「ま、いいじゃないか。兄弟なんて喧嘩してナンボだろ?」
セレーネ「さすが次男坊、よくわかってるじゃない」
ロラン「でも…」
オルバ「仲が良すぎて悪いことはないよね、兄さん」
シャギア「そうだな、オルバよ」
ガロード「お前らまた勝手に入ってきやがって!」
734 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/17(土) 14:11:11.38 ID:uNC4KEZb0
刹那「現実を見ろ!」
セカイ「こっちの台詞だ!」
刹那「お前にはガンダムとしての自覚があるのか!?」
セカイ「別にないけど。強けりゃガンダムだろうがザクだろうがどっちでもいいし」
刹那「―――!!!」ブチブチブチィッ!
セカイ「いきなり襲ってくるなんて卑怯だぞ!」
刹那「お前はガンダムではない! ガンダムでない弟は修正する!」
マイ「二人とも、何をしてるんだ! 殴り合いなんて…」
刹那「セカイはガンダムではない! ただ戦うだけの世界の歪みだ!」
セカイ「はあ!? ガンダム病の兄貴に格闘技の何が分かるっていうんだよ!」
刹那「がむしゃらな殴り合いなど猿でもできる!」
セカイ「言ったな! 武器使わなきゃ戦えない軟弱野郎のくせに!」
セレーネ「はいはい、ちょっと熱くなりすぎてるわよ。そろそろ落ち着きなさい」
刹那「邪魔をするな!」
セカイ「黙ってろよ!」
セレーネ「………」ピキッ
シロー「あっ」
セレーネ「取っ組み合いの喧嘩、大いに結構」ムンズ
刹那「む」
セカイ「え」
セレーネ「頭が冷えるまで、外で存分に喧嘩してこぉぉぉぉい!」ポーイ!

セカイ&刹那「「うわぁぁぁぁ!」」

シン「あれ見てると本当に成長してるのか疑わしくなってきてさ…」
アムロ「頭が痛い…」

735 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 10:02:51.43 ID:LmrPccafO
何かセレーネが二人の首根っこ掴んで庭の池に放り込んでる画が浮かんだ……

736 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 11:59:05.30 ID:G8NvHZN50
735
ウッソ「・・・成人女性の腕力じゃないですよ、姉さん」

737 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 13:12:26.51 ID:VtPPBMtV0
736
セレーネ「ギャグ補正的な何かに決まってるでしょ
例えるならこち亀の麗子パンチやワンピースのナミのげんこつ的な」
ウッソ「比べる対象がおかしいですよ!あっちの方が女らしいからまだしも」

738 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 14:05:31.38 ID:X5cQeNA4O
737
アセム「あれ、ウッソはどこ行ったんだ?台風に備えるとか言ってたはずなのに」
セレーネ「ウッソなら648時間宇宙の旅に出たわ」

739 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 15:05:47.24 ID:8n5v0dDqO
三日月とかヒイロや刹那は648時間閉じ込められてもひたすら筋トレとかしてるんだろうなあ…

ヒイロ「さすがにずっとトレーニングをし続けるなんてことはない」
セレーネ「そうよねえ、いくらあんた達でも…」
ヒイロ「効果的なトレーニングには適切な休養が必要だからな」
セレーネ「あ、そっちか」

740 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 16:21:33.61 ID:VtPPBMtV0
739
ヒイロ「背が伸びるのであれば多少の事なら耐えられる」
セレーネ「いや、絶対身長伸びるわけじゃないし」
三日月「せっかくだから宿題とか勉強をやってみようと思う。ちょうどクーデリアから多目にもらったところだし」
セレーネ「いやいや、何か論点違って来てるし、その前に少しは考えてる?」
刹那「ガンダムに近づくためなら、耐えて見せる。いやガンダムに近づくためのトレーニングを」
セレーネ「うん、刹那にはやらない方が刹那のためになりそうね」

セレーネ「ということを踏まえて上の三人は逆効果だということで、セカイを閉じ込めておいたわ
彼女候補の人達も一緒にして」
ウッソ「そんなのおかしいですよ!それじゃお仕置きどころか褒美じゃないですか!羨まし過ぎるだろ!
僕が代わりたい位ですよ」
カミーユ「やりたい放題だなセック…セカイは 」
アムロ「どうせならもっとハーレム状態にしていけたら良かったのに
次は俺がやればいいのか」
セレーネ「論点ずれてるずれてる」

741 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 16:25:42.39 ID:XukTh1VY0
アムロ「あの分だとセレーネの648時間新婚旅行はまだまだ先になりそうだな…」
コウ「そんな事より早く兄さんが新婚旅行に行ってくださいよ。
    なんなら一夫648妻とかでもいいですから」

ジュドー「あれ?コウ兄は?」
ガロード「白い部屋だって」

742 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 16:43:27.99 ID:3wMoMagD0
アーミア「新婚旅行なら648時間と言わず648日間でも!」


刹那「青い巨星か?これからアーミアは648日間外宇宙航行艦での実地演習に出ることになった」

743 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/18(日) 17:19:23.49 ID:Ol5MHHcX0
740
セレーネ「どれ、仕込んでおいたモニターで覗いてみましょうか」
アムロ「お前はまたそんな下世話なことを……よくやった。どれどれ」
ロラン「アムロ兄さんまで何てことを……それはそうとだれがお嫁さんになるのかは気になりますね。どれどれ」

モニター:
ひたすら筋トレするセカイと、ニュータイプ空間でバトルを続ける嫁候補達の姿

セレーネアムロロラン「orz」

757 : 通常の名無しさんの3倍2016/09/21(水) 20:12:03.40 ID:6UylbozR0
743
ドモン「違う、もっとこうだ!」
ゴッドシャドー!
セカイ「わかったよドモン兄!こうだね!」
ゴッドシャドー!

アムロ「よしいいぞ、セカイ!」

セイ「ねえ、なんでセカイがゴッドシャドーの修行してるのアムロ兄さんが喜んでるの?」
ガロード「いや、前閉じ込めた時セカイが一人だったから筋トレしてる間彼女候補のバトルだったから
     ゴッドシャドーで人数分増えたらそれぞれあてがっていい雰囲気になれるんじゃないかってつもりらしい。」

セイ「…むしろ一人で組手が出来るとかでより蚊帳の外になるんじゃない?」
ガロード「オレもそう思う。」

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最終更新:2016年12月09日 22:08