836 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/08/03(金) 05:15:54 ID:???
キャプテン「形状の必然性は兎も角、聴覚センサーの強化になったのは確かだワン」
ガロード「その語尾は……?」
キャプテン「アムロに改造された時に、言語プログラムで語尾にワンを付けるようにされたのだワン」
シーブック「シッポもついてる……」
キャプテン「私は人間の様に豊かな表情は出来ないが、このシッポの振れ幅によって感情を表現することが出来るようになったのだワン」
キラ「この首輪にも何か意味があるの?」
キャプテン「これはアムロの私物だワン」
シロー「兄さぁぁぁぁぁぁん!!」
シン「ステラのガイアみたく犬型に変形したり?」
キャプテン「残念ながら、変形機能は要していないワン」
ドモン「その拳では戦えないではないか!」
キャプテン「肉球のコトかワン?戦闘は内蔵のマシンガンで行うから問題ないワン」
ヒイロ「く……なんて絶妙な柔らかさ。完璧な肉球だ……」


ティファ「お邪魔します……」
セシリー「シーブックいますか?急にお店に大量の注文が入って」
ラクス「近くでコンサートのリハーサルをしてましたの」
アイナ「皆さんとは偶然家の前で一緒になったのね」
ステラ「シン、会いに来た」
レイン「ドモン、アンタ今日健康診断の日でしょ」
リリーナ「スケジュールに空きが出来ましたの」

女性陣「あら?」

キャプテン「いらっしゃいませワン」

彼女達はあろうことかキャプテンの微妙な可愛さと、プログラムされた萌えな犬っぽい仕草に、
男性陣をほっぽり出して、キャプテンワンダムに夢中になりはじめたのだった

ティファ「……キャプテンさん、お手」
キャプテン「ワン」
セシリー「まあ、シッポを振ってるわ」
キャプテン「ティファさん、今の私はお手の命令に逆らえないようにプログラミングされているワン。できれば止めて欲しいワン」
ラクス「でもシッポを振るのは喜んでいるからなのでしょう?」
キャプテン「それは綺麗な女性陣に囲まれて嬉しくない♂はいないと思うワン」
アイナ「お上手ですね。こんど新しい首輪を買ってあげます」
ステラ「ナデナデ……ガイアより可愛い」
キャプテン「ワォン…アゴの下を撫でられると思考回路が低下してしまうワン……」
レイン「ほーら、取ってきなさーい」
キャプテン「レインさん、ボールを投げないでくださいワン。投げられたボールに反応するようにプログラムされてるワン」
リリーナ「肉球……アフリカのライオンを思い出しますわ。この絶妙な柔らかさ」

ガロード「ティファァァ……(涙」
シーブック「改造だ!俺も改造してくれ!!シッポを付けるんだ」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
シロー「ロラン!俺はアイナと犬を飼うぞぉぉぉぉぉ!!」
シン「兄さんって人はぁぁぁ!!」
ドモン「レイィィィィン!!俺もボール取ってきたぞぉぉぉぉ!!」
ヒイロ「流石だリリーナ。その肉球の良さを判るとは」

シャア「なるほど、それでキャプテンが犬になってしまった」
シュウト「うん、アムロ兄さんは“僕が一番番犬を上手く作れるんだ”って言って聞かないんだ!!このままじゃキャプテンがかわいそうだよ!」
シャア「任せたまえ!コマンダーサザビー!!」
コマンビー「呼びましたか?ご主人様ニャン」
シャア「私は猫派なのだよアムロ!今日こそ決着を付けようではないか!!」
シュウト「ええ!?!(キャプテンを元に戻してくれるんじゃないの?)」

キャプテンの明日はどっちだ!!

841 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/08/03(金) 20:20:59 ID:???
シャア「猫の愛らしさとツンデレにも似るそっけ無さ!
    そのよさが何故分からん!アムロ!?」
アムロ「お前に犬のよさが分かってたまるか!主人への従順さ、番犬にもなる!
    そしてあの愛嬌が理解できないのか、シャア!!」

シュウト「二人ともぉ…こんな時に限って
     Hiνとナイチンゲール出さないでよぉ…」

コマンビー「ど、どうでもいいが…」
キャプテン「は、早く直して欲しいのだ…ワン」

さらに、猫型コマンビーが現れたため女性陣のちやほやっぷりは倍増。
誰か、早く直してやれ(汗)

846 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/08/03(金) 21:56:26 ID:???
シャア「アムロ!いつもいつも私にエゴだと言うが、
     かってにキャプテンを改造したお前はエゴイストではないというのか!?」
アムロ「何だとっ!?」

シュウト(シャアおじさん!!)

シャア「シュウト君!私はおじさんという歳ではない!!アムロ、お前は長兄として失格だ!」
アムロ「セイラさんを捨てた男が、よくも言う!」
シャア「貴様とて同類なのだアムロ!貴様は独善でキャプテンを犬にした!」
アムロ「犬派で何が悪い!」
シャア「兄弟全員が犬派ならばよいだろう!だが、そうではあるまい!!」
アムロ「ッ!!」
シャア「諸君!君達は犬派猫派どっちだ!!?」

シロー「犬…かな?警察犬として社会に貢献してるし」<犬派01・猫派00>
ドモン「馬だぁぁぁあ!!(ベキ!←レインに殴られた)。むぅ、猫の動きは武術に繋がるとも言う。猫だ」<犬派01・猫派01>
コウ「猫。ガトーが犬好きそうだから猫!」<犬派01・猫派02>
カミーユ「なんで猫の良さがわからないんだ!アムロ兄さん!!」<犬派01・猫派03>
シーブック「猫の方が海賊っぽいから猫」<犬派01・猫派04>
ロラン「犬ですね。親近感が沸きます」<犬派02・猫派04>
キラ「バルトフェルドさんとかマリューさんが猫派なんで僕も自然と猫派かな?」<犬派02・猫派05>
シン「ガイアが変形するから犬!」<犬派03・猫派05>
ヒイロ「……肉球派だ。コホン、犬派だ。よく訓練された犬ならば尚いい」<犬派04・猫派05>
ガロード「猫だぜ!気ままな感じがするから!」<犬派04・猫派06>
ジュドー「猫目には嫌な記憶があるんで犬…」<犬派05・猫派06>
ウッソ「犬ですよ!バターk…(殴られました」<犬派06・猫派06>
アル「シャアさんがネコソルジャーくれるっていうから猫!」<犬派06・猫派07>
シュウト「いいからキャプテンとコマンダーを戻してよぉぉぉ!!」

シャア「ふはははは!みたかアムロ!猫派の勝ちだ!」
アムロ「一人買収してるくせに!それに俺を入れればイーブンだ!」
シャア「見苦しいぞアムロ!私を入れれば7対8で猫派の勝利だ!」
アムロ「いつから兄弟になった!シャア!!」

ギンガナム「我が輩は犬派であぁぁぁる!!」

アムロ「8対8だ!」
シャア「えぇい!ギンガナムまで使うとは……貴様ほどの男がなんと器量の小さい!!」
アムロ「俺の台詞を!ええい!猫なんてどこがいい!あんな躾の効かない生き物が……!!」
カミーユ「アムロ兄さん!言い過ぎだ!!」
シャア「その通りだ!猫を侮辱は聞き捨てならん!犬こそ主人の帰りを待つしかない脳のない生き物ではないか!!」
ロラン「犬を馬鹿にしましたねぇぇぇ!!」





こうして、ガンダム兄弟を二分した争いが展開された
ご近所はこの喧嘩を後に「ワンニャンウォーズ」と呼んだという

857 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/08/03(金) 23:50:50 ID:???
ティファ「子犬を拾ったの……でも、ガロードは犬嫌いなのね」
ガロード「悪いね兄さん、今日から犬派だ!」<犬派09・猫派07>

セシリー「犬のご主人様を頑張って守ろうとする所が好きよ」
シーブック「犬かき上等!!」<犬派10・猫派06>

ラクス「昔、ゴールデンレトリバーにくるまってお昼寝したのが懐かしいですわ」
キラ「やめてよね、犬が本気をだしたら猫が敵う筈がないじゃない」<犬派11・猫派05>

レイン「ジョギング用に犬を飼おうと思ったんだけど、猫派なのね、ドモン」
ドモン「レィィィン!俺は犬が好きだぁぁぁぁぁぁ!!」<犬派12・猫派04>


アムロ「ふはははは!!我が世の春がきたぁぁぁぁぁぁあぁ!!!」
シャア「女が男同士の戦いに割って入るなどッ!!」


リリーナ「ヒイローーーー!私はライオン派ですわよーーー!!猫派の味方をしなさーーい!!」
ヒイロ「任務了解。今から猫派に合流する」<犬派11・猫派05>

アイナ「お兄様が病弱なので外を元気に走る犬より猫の方がいいのですけど」
シロー「!猫じゃらしが尽きるまで猫と遊んでやる!!」<犬派10・猫派06>

ステラ「シン、私牛乳好き。猫と一緒」
シン「猫は俺が守る!!」<犬派09・猫派07>

ディアナ「猫もよしなに」
ロラン「ユニバァァァァァァス!!」<犬派08・猫派08>
ギンガナム「ユニバァァァァァァス!!」<犬派07・猫派09>
ハリー「ユニバァァァァァァス!!」<犬派07・猫派10>


シャア「圧倒的ではないか!我が軍は!!」
アムロ「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを……教えてやる!」


シュウト「キャプテン!リリ姫を連れてきたよ!魔法で元に戻してもらうんだ」
リリ姫「あらまぁ、可愛い姿になりましたね」
キャプテン・コマンビー( ( ビクッ!! ) )
シュウト「もう!リリ姫までそんなこと言わないで直してよ!」
リリ姫「わかりました。シュウトの頼みならば……えい!!」
ペカー
キャプテン「ふう…助かったニャン、シュウト」
コマンビー「こんな騒ぎは二度と御免だワン」
キャプテン「………」
コマンビー「………」
リリ姫「すいません、間違えて逆にしちゃいました。ちょっと直せそうにありません」

アムロ・シャア「「!?!」」
アムロ「馬鹿な!キャプテンが猫だなんて!」
シャア「それはコチラの台詞だ!コマンダーサザビーが犬になってしまったではないか!!」
アムロ「ちぃい!俺が一番ガンダムを上手に使えるんだ!キャプテン、コッチにこい!!」
シャア「えぇい!ネオジオン社の総力を挙げて元に戻してみせる!!コマンダーサザビー帰るぞ!!」


――数日後
アムロ「シャア!かっては猫派だったお前がどうして犬派として戦う!!」
シャア「猫派にその才能を使かう男が何を言う!今からでも遅くはない!私の同士になれ!」
アムロ「猫が一番ガンダムに合うんだ!キャプテンニャンダムを見ろ!こんなに愛らしいことはない!!」
シャア「コワンダーサザビーの凛々しさは宇宙を漂っている!その姿を直視するのが怖いのだろう!!」


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最終更新:2019年04月18日 16:02