701 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/12/25(火) 12:53:32 ID:???
マイ「というわけで完成しました。試作脳内セックル装置サイコヅダです」
アムロ以外全員(作ったのマイ兄さんかよ!!)
マイ「ヒイロの機体のシステムを参考にして作ったもので、強靱な精神力がなければ
夢の世界から帰ってこられなくなる危険性がありますが……」
ヒイロ「…………!!」
ヒイロ「やはり…… 俺のゼロが…… パーツ単位まで完全に分解されている……!
マイ兄さんのやることは全てにおいて徹底している……orz」
マイ「さて、念願の装置ですが誰か希望者は」
カミーユ「い、いや、俺は別に」
アムロ「俺も特に使う理由は」
ジュドー「嫌、俺も嫌。絶対ハマーンが化けて出るし、この展開だと」
キラ「僕もまだアスランみたいになりたくないから」
ウッソ「前から言ってるように僕が参加するのはおかしいですよ!」
ガロード(ダメだよな、やっぱり本物のティファが相手じゃなきゃ)
シーブック(魅力的……かもしれないけと……しかしマイ兄さんが作ったシステムじゃ……)
シン(ううっ、どうしよう、どうしよう)
ロラン(はあ……僕は
どうすればいいんでしょうか……)
702 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/12/25(火) 12:55:20 ID:???
ドモン「貴様ら何をウジウジしているッ!! 脳内装置がどうだろうと、本物の愛を貫いていれば
別に構う事などないはずだッ!!」
シン「おおっ」
シーブック「そうだ、ドモン兄さんなら、マイ兄さんの作ったシステムでも生きて帰れるかもしれない」
マイ「え、何か言いましたかシーブック」
シーブック「いえ何にも」
ドモン「とにかく!誰も実験に協力しないのなら俺が最初に使わせてもらうッ!!」
マイ「ありがとう、ドモン。ドモンの脳波はストレートだから調整が簡単そうで助かるよ」
装置の中のドモン「ぐおああああッ!! ぐはぁッ!! うぐッ!! ぐっ、しっ、師匠ぉぉぉぉぉぉ!!!」
どたっ
ウッソ「ドモン兄さん大丈夫ですか!?」
ジュドー「待ってくれっ、なんだ今の師匠ってっ」
ヒイロ「ピクリとも動かない……あのドモン兄さんが……」
マイ「動作時間約26秒後に利用者が心神喪失のため脱落……しかれども装置は珍しく
空中分解は起こさず
開発に置いて重点が置かれた、機体の耐久性については問題は見受けられず、と」
シン「中に入る人の安全性はー!?」
アムロ「……シャアやグエンを捕獲した時の拷問マシーンとして使うしかないか」
704 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/12/25(火) 15:57:40 ID:???
ガロード(やっぱマイ兄ちゃんの作ったのは危険だ、うん)
ガロード(でもなぁ……ひょっとして上手く行ったらティファがあんなことや
こんなことしてくれるんだよなぁ……)
ガロード(ほら、本当のティファはしてくれるわけないけどさ、妄想装置のだったらいくらでも現実以上にエロ可愛くなっててさ)
ガロード(うあああああああああ)
ガロード「はい!俺やるっ!やってみます!」
マイ「ああ、ありがとう。助かるよ」
装置の中のガロード「うぎゃああああ!!ティファーっ、ティファあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
マイ「男性相手の妄想を見るとは限らない模様…… しかし刺激が強すぎるのか、利用者に多大な負担が……」
705 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/12/25(火) 15:59:44 ID:???
ジュドー(そうか、一応まともな相手が来るわけだよな)
ジュドー(俺が使ったら絶対ハマーンが襲いかかってくると思ってたけど、ひょっとしてひょっとしたら)
ジュドー「ね、ねっ?次使わせてくれない?実験データ必要なんだろ?」
マイ「みんな協力的になってくれて嬉しいなぁ。どうしたんだいいったい」
カミーユ(単に、妄想に耐えられなくなってるだけだろう……)
アムロ(まったくこいつらときたら)
装置の中のジュドー「あああああっ!! リィナっ、リィナぁーーーー!!! うわああああああ」
アムロ「しかし…… なぜみんな悲鳴ばかり上げてるんだ……」
マイ「寝言ではよく判断できないからね。アムロ兄さん、ニュータイプなんだから何か分かりませんか」
アムロ「お、俺か?」
マイ「もっと多くのデータが欲しいですし。一応、みんな好みの相手と出会っているようですが……」
ウッソ「そうですよ、アムロ兄さんなら夢の中でも女の人を上手く扱いそうですし」
706 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/12/25(火) 16:02:55 ID:???
装置の中のアムロ「僕が一番うまく
ガンダムを……酸素欠乏症にかかって……殴ったね、親父にもぶたれた事なんか……
僕は取り返しの付かない事をして……マチルダさぁぁぁぁぁぁん!!!」
ウッソ「脳内セックル装置の寝言には見えませんよマイ兄さん!」
ヒイロ「ゼロシステムを参考にしたと言っていたが…… ただのトラウマ発生装置になっていないか……?」
マイ「ああ、だからガロードやジュドーは、好きな女の子を救えなかった時の夢を見ていたわけだね」
シーブック「ドモン兄さんは、たまたま師匠が死ぬところを夢に見ただけなのか」
ロラン「ところで、あの人たちをどうするんですかマイ兄さん」
マイ「もともと女難の気があるアスラン君は希望の夢を見ている模様……
利用者の精神構造と、装置の連動性に今一度の再考を要するものと考える……」
ウッソ「希望した状況には見えませんよ兄さん!
……ああ、最後まで使わされなくて助かった……」
最終更新:2019年05月14日 15:29