732通常の名無しさんの3倍2020/06/03(水) 18:52:52.99ID:6D2GlVJs0
 初代ガンダムの描写での論争の一つは
コンスコンが有能なのか無能なのかということである。
ドムの部隊が3分もたずに全滅したのは事実だが、
相手が悪かっただけで実は有能という説もあるのだ。
ところでこの街のコンスコンはいったいどうなのか。

アムロ「ドムが3分経たずに12体売れた!?」
カイ「しー! 声が大きい。
   MSのドムとおまけのプラモのドムのセットが
   12個も売れたのは間違いないそうだ」

 ここはこの街の飲食店『青い巨星』。
アムロとカイは食事をしながらコンスコンのことについて話していた。

アムロ「12機も在庫がすぐに無くなるなんてすごいな」
カイ「ひょっとしてアムロが買ったとか?」
アムロ「まさか。俺じゃないよ」
カイ「この件に関して取材してみるつもりだ」
アムロ「どういう売り方をしたんだろうな。宣伝が良かったのかな」

 という話を青い巨星の他の客が聞いていた。

クロノクル「みんなドムドムと。ドムットリア、もっと売れないだろうか」
マリア「グチは言わずにアイディアを出しましょう」

エニル「ガロードは商売の素質無さそう」
ガロード「えっ!? 結構あると自分では思っているけどな」
エニル「ガンダム売るよって言いながら結局売ってないし。
    他のMSは売却しているの見たことあるけど」
ロアビィ「そうだね」

アムロ「ガロード、俺も一言言っていいか?」
ガロード「アムロ兄さんも俺に商売の素質が無いっていうの?」
アムロ「時計を見ろ。今、夜の何時だと思っているんだ! 早く家に帰って寝ろ!
    ドムの売り方はわからないがこれははっきりと断言できる!
    他の人はともかく、ガロードはいったい何歳なんだ!?」

ガロード「げっ!?」
ロアビィ「俺、18歳」
エニル「同じく19歳」

 こうしてガロードは家に連れ帰られた。
ドムットリアの売上が上がったという噂が流れたのは
それから一月もしない間もなくのことだった。

マルキオ「!?」
クーデリア「そんなに私やマルキオ導師の運営するこの孤児院に多額の寄付を!?」
コンスコン「もちろんだ。臨時収入が入ったのでな」


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最終更新:2023年04月07日 10:35