852オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:10:07.21ID:q+ac27Fo0
 AM 06:03 ネオジオン社:近辺の森

ガロード「止まれえぇぇ!!」
ゾルタン「来やがったなガンダム!」

 ヘリウム3の臨界爆発、ひいては日登町消滅を防ぐため襲い来る三機のガンダム。
 IIネオ・ジオングは一斉に弾幕を張ってそれを迎撃する。

ゾルタン「おいフロスト兄弟! 今IIネオ・ジオングはサイコシャードを使えない。わかってるな?」
オルバ「勿論だよ、ゾルタン」
シャギア「我々とて、ここで彼らとの腐れ縁にケリをつけるのはやぶさかではない」
ガロード「やっぱ来たかよ変態兄弟!」
アセム「焦るなよガロード。こっちは3人相手も3人。なら」
ガロード「二人でフロスト兄弟の相手をしてる間に、もう一人がIIネオ・ジオングをぶっ倒す!」

 その言葉通り、ガロード、そしてアセムの二人がフロスト兄弟の機体と激突した。

コウ「コウ・ウラキ。IIネオ・ジオングに突貫する!」

 そして残ったガンダム試作1号機が、弾幕をかいくぐりIIネオ・ジオングに肉薄する。

ゾルタン「最初の相手はてめえか地味なガンダム!」
コウ「俺が中途半端に逃げたせいで、ティファちゃんをあんな目に遭わせてしまった。責任は、取る!」
ゾルタン「訳わかんねえんだよテメエは! 強気だったり弱気になってみたり……今度は覚悟を決めて英雄ゴッコか? ああン!?」
コウ「俺は英雄なんかじゃない。弟の彼女を心配する、ただの兄貴だよ!」

 IIネオ・ジオングは近づいてきた試作1号機に向かって、
 肩部大型メガ粒子砲、ファンネルビット、バズーカを無茶苦茶に乱射する。
 だが、コウはわずかな動きでそれらを回避した。

ゾルタン「ちょこまかと……! わかってんのか!? お前のガンダムが一番ザコいんだよ!!」
コウ「MS戦はカタログスペックだけでやってるんじゃない!」

 そしてIIネオ・ジオングの足元まで接近すると、一気に上昇。
 ビームサーベルを抜いて斬りかかる!

ゾルタン「なっ……! こいつバズーカを!」
コウ「まずはお前の武器を奪う!」

 試作1号機はシナンジュ手持ちのバズーカを破壊。
 続けて空中で反転し、IIネオ・ジオングの肩部大型メガ粒子砲にサーベルを突き立てた!

853オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:10:42.95ID:q+ac27Fo0
シャギア「ほう、やるなコウ・ウラキ」
ガロード「へへっ! 伊達にMSオタクじゃないんだよコウ兄は!」
アセム「コウ兄さんは自分の機体に出来ること、出来ないことを知り抜いている」
コウ「そうだ! 機体のスペックが低くても、ニュータイプじゃなくても!」

 そしてその勢いのまま、腹部の大口径ハイメガ粒子砲まで一息に切り裂く!

コウ「機体の性能を100パーセント引き出せば誰にも負けはしない!」
ゾルタン「ぐううっ! 眠てえこと言ってんじゃねえ、ザコ機体のオールドタイプが!!」

 だがゾルタンも決して退かない。
 苛立った口調で吐き捨てると、IIネオ・ジオングの背部アームユニットを展開、試作1号機を捕獲した。

コウ「なに、しまった……!」
ゾルタン「どうだ。ご自慢の機動力も掴んじまえば意味ないよなあ。このまま握りつぶしてやる!」
コウ「ぐ、ぐあああ!!」
アセム「コウ兄さん!」
ガロード「コウ兄ーーー!」

 コウの危機を受け、アセムは咄嗟に目の前のヴァサーゴCBを蹴り飛ばし、脛のカーフミサイルで弾幕を張った。
 そうしてヴァサーゴCBから距離を取ると、今度はガロードと戦闘中のアシュタロンHCの背中に、ツインドッズキャノンを発射する。

オルバ「兄さん……ぐうっ!」
アセム「今だガロード! コウ兄さんを助けに!」
ガロード「OK! アセム兄!」

 アセムとの連携によりフリーになったDXはIIネオ・ジオングに向けて急接近、
 試作1号機を掴むアームユニットにハイパービームサーベルの強烈な一撃を見舞う。

ガロード「コウ兄! この隙に逃げて!」
ゾルタン「ふざけんな、逃がすわけが……グフッ!」

 激昂したゾルタンはさらに背部のアームユニットを展開し、試作1号機を捕まえようとした。
 だが、不意に悪寒に襲われ、次の瞬間コクピットに盛大に吐血する。
 その間にコウの試作1号機はIIネオジオングのアームユニットの射程からまんまと抜け出した。

オルバ「く、逃がさないよガロード!」
ガロード「コウ兄、オルバを頼む。俺はネオジオングの相手を!」
コウ「わかった! 頼むから無茶はするなよ」
ガロード「へっ! 俺から無茶をとったら何も残んないっての」

 軽口を叩きながらIIネオジオングと相対するガロード。
 対してゾルタンは口元の血を拭い、グルグルと目の前の相手に牙をむく。
 その姿は先ほどよりもずっと獰猛で、どこか弱々しくもあった。

854オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:11:59.48ID:q+ac27Fo0
ゾルタン「が、はっ、はあ、はあ、糞が……!」
ガロード「こいつ、さっきよりも弱ってる。そうか、ティファが言ってたのってこういう……!」
ゾルタン「髭のガンダム……ニュータイプの腰巾着……次は、お前が相手かよ」
ガロード「ゾルタンとか言ったよな! 今ならまだ間に合う。もうこんな戦いはやめろ!」
ゾルタン「戦いを……やめろだと?」
ガロード「ニュータイプの力だって無限じゃない。強すぎる力はお前自身も傷つけるんだろ? このままじゃあんたは……」
ゾルタン「敵の心配をする前に……もうすぐ町ごと消滅する自分の身でも案じろォ!!」

 ほとんどヤケを起こしたようなシナンジュ・スタインの攻撃。
 ガロードはそれを難なく躱し、なおもゾルタンに呼びかける。

ガロード「だからいい加減にしろっての!! ティファはあんな目にあったのに、それでもお前を助けようとしたんだぞ!?」
ゾルタン「助ける? あのニュータイプ、俺を助けると言ったのか? は、ハハ……糞があ!!」

 ガロードの言葉に、ゾルタンは突如烈火のごとく激昂した。

ゾルタン「俺を助けるだと? ハハ、いかにもニュータイプが言いそうな傲慢な台詞じゃないか!」

 泣き笑いの表情を浮かべたまま、ゾルタンはなおも無茶苦茶な攻撃を続ける。
 その後先考えない弾幕の前に、ガロードのDXはうかつに近づけない。

ゾルタン「オールドタイプが理解するのは現象だけ。それはもういい、わかっているし期待もしちゃいない。
     だが、ニュータイプは! 本物のニュータイプはそうやっていつも俺たちを見下す!」
ガロード「ティファは! 誰も見下してなんか!!」
ゾルタン「そりゃ気づいてないだけなんだよなあ! 所詮本物のニュータイプにとっちゃ、
     俺みたいな強化人間は使われるだけの哀れな存在にしか見えんだろうさ!」
ガロード「強化人間……! そうか、お前もカリスと同じ……!」
ゾルタン「わかってたまるものか、本物のニュータイプに。
     周りから勝手に持ち上げられた挙句、勝手に失望された失敗作の気持ちがアア!!」
ガロード「……いい加減にしろよ」
ゾルタン「なにっ!?」

 ゾルタンは目を大きく見開いた。IIネオ・ジオングが張った無茶苦茶な弾幕。
 DXは今度はそれを避けることなく、盾を構えたまま真っ直ぐゾルタンに向かって突進してくる!

ガロード「俺にはお前の気持ちはわからない。わかってたまるか! お前みたいに勝手に拗ねてるヤツの気持ちなんて!!」
ゾルタン「俺が……拗ねてるだけのガキだっていうのか!?」

 DXは攻撃を受けてボロボロになった盾を捨てた。
 そして両手にビームサーベルを持つと、二刀流でIIネオ・ジオングに切りかかる!

ガロード「誰だって 辛いことや悲しいことを抱えて生きているんだ!! 
     なのに、自分がこの世で一番辛いみたいな顔をして……傲慢なのはどっちだよ!」

 そのビームサーベルを、IIネオ・ジオングは自らの大型ビームソードで迎撃。
 二機はぶつかり合いながら激しく切り結ぶ。

855オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:13:42.43ID:q+ac27Fo0
ゾルタン「お前みたいな何の力もないオールドタイプに、何がわかる!!」
ガロード「ニュータイプもオールドタイプも関係ない! 俺はティファを、ティファが住むこの町を、ティファが好きな町の人たちを守るんだ!!」
ゾルタン「IIネオ・ジオングが圧されている……? たかがガンダム一機に? バカな!!」
ガロード「そのためなら! ニュータイプだろうが! 強化人間だろうが! 誰だってブッ倒す!!」

 DXの一撃は、遂にIIネオ・ジオングのビームソードを弾いた。
 そしてビームソードごと、IIネオ・ジオングの右アームユニットを切り落とす!

ガロード「まだだ! もう一撃! 今度は左腕だ!」
ゾルタン「くそっ! くそっ! クソがあアアアアアア!!」
ガロード「なっ!?」

 獣じみた方向と共に、ゾルタンはIIネオ・ジオングの周囲にサイコフィールドを形成した。
 その見えない結界にガンダムDXはなす術なくはじき返される。

シャギア「無茶をするなゾルタン! ヘリウム3の臨界に加えてサイコフィールドまで……それでは君の方が先に壊れるぞ!」
ゾルタン「うるせえ! 俺に指図するな! たとえぶっ壊れても、俺をここまで舐めたこいつらは確実に潰すんだよ!」
オルバ「ゾルタン・アッカネン……!」
ゾルタン「それでも邪魔するっていうなら、おまえらも一緒に……!」
シャギア「邪魔などはしないよ、ゾルタン」
オルバ「兄さん!」
シャギア「君の覚悟はわかった。ならば、我々も同じく覚悟を決めよう。次が、最後の攻撃だ」

 一方、ガンダム兄弟の3機のMSは、少し離れたところで距離をとり、攻めあぐねていた。
 IIネオ・ジオングが展開するサイコフィールドの周囲では禍々しいオーラが立ち上り、
 ニュータイプではないガロードら三人ですらはっきりとわかるほどの威圧感を放っている。

コウ「まずいな……あのサイコフィールド、ちょっとやそっとの攻撃じゃ破れそうにない」

 だがこうして手をこまねいている間にも、
 地面を揺らす振動はますます大きくなっていく。
 ネオジオン社地下のヘリウム3の臨界が近いのだ。

アセム「……サテライトキャノンだ、ガロード。今の俺たちで、あのサイコフィールドを破る手はそれしかない」
ガロード「撃つしかない、ってことか……!」

 ガロードは苦虫を噛み潰したような顔で呟いた。
 ガンダムDXのツインサテライトキャノンは∀の月光蝶に次ぐ戦略兵器。
 MSが搭載するにはあまりに強すぎる力だ。
 その引き金を引く重みは、ガロード本人が最も理解している。

ガロード「そりゃ、この騒動のはじめのときも使ったけど、あの時はただのけん制だったからなぁ」
アセム「ガロード。お前の気持ちはわかる。けど今は」
ガロード「いいって。ここでためらっちゃ、アイツを助けるどころか日登町だって消えちまう」

 ガロードは顔をあげ、はっきりとした声色で答えた。
 二人の兄はその決意をうけ、大きく頷く。

ガロード「これで最後だ。俺がサイコフィールドを破った後は」
コウ「ああ! 僕らが必ずゾルタンを止める!」

 そう言って三機は再び散開。
 DXは一機、湖の上の狙撃ポイントに向かう。

856オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:15:41.82ID:q+ac27Fo0
ガロード「よぉし……月が見えた!」

 ガロードはGコンを操作し、『サテライトシステム』を起動。
 DXからの要請を受けて、月からは青いレーザービームが降りてくる。

ガロード「ガイドレーザー確認。次、4.03秒後にマイクロウェーブ……何っ!?」

 ガロードは思わず声をあげた。
 DXとIIネオ・ジオングを繋ぐ射線。その線上に、突如二機のガンダムが割り込んできたのだ。

オルバ「思った通りだったね、兄さん」
シャギア「追い詰められた彼らは、最後は必ずサテライトキャノンを使う。我々の読み通りだ」
ガロード「フロスト兄弟……!」

 射線上に現れたフロスト兄弟のガンダムは、既にサテライトランチャーの発射姿勢に入っている。
 その砲口は他でもない、ガロードのDXに向いていた。

ガロード「わかってんのか!? このままじゃ日登町は無茶苦茶になっちまうんだぞ!」
オルバ「勿論わかっているよガロード」
シャギア「どのみちこの世界は、いずれ炎に包まれて消えさる。それを彼がやるか我々がやるかの違いでしかない」
ガロード「おまえらはまだそんなことを! 本気で言ってんのか!!」
オルバ「その判断は君に任せるよ」
ガロード「!?」
シャギア「今確かなことは、もうじきどちらもマイクロウェーブのチャージが終わるということだ。その後は……わかっているだろう?」
ガロード「…………!!」

 睨み合う3機を見て、ゾルタンは背後から高笑いをする。

ゾルタン「ハハ! サテライト同士の撃ちあいか! この町が消える景気づけには丁度いい花火じゃないか!」
オルバ「そうだね、よく見ておくといいよゾルタン」
シャギア「これから、我々がきみのために行うことを!」
ガロード「クッソおオオオオ!!」

 雄叫びと共にガロードは引き金に手をかけた。
 フロスト兄弟もそれに続くかと思われた……だが

オルバ「今だ兄さん!」

 突如、フロスト兄弟のMSはドッキングアウトし、
 二機のガンダムは下にある湖に落ちていく。
 するとどうなったか。
 サテライトランチャーに向けられていたマイクロウェーブは行き場を失い、
 湖面にぶつかって大規模な水蒸気爆発を起こす!

ゾルタン「なっ……!!?」

 突然現れた視界を遮る水の壁の出現に、ゾルタンは一瞬言葉を失った。

857オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:18:23.21ID:q+ac27Fo0
オルバ「IIネオ・ジオングは2時の方向、動いていない!」
シャギア「撃て! ガロード・ラン!!」
ガロード「ツインサテライトキャノン、いっけえぇぇッ!!」

 そして水の壁の向こうから、巨大な光のビームがIIネオ・ジオングに向けて放たれる!

ゾルタン「なにぃぃっ!!?」

 ツインサテライトキャノンの一撃はサイコフィールドを貫通し、
 Iフィールドさえも易々と突き破った。

 咄嗟にゾルタンは回避行動をとったものの間に合わない。
 強大なエネルギーを秘めたビームは、IIネオ・ジオングの巨体の3分の一を削り取っていく!

ゾルタン「なっ、なんだ! 何が起こっているというんだ!!?」
ガロード「後は頼んだよアセム兄!」
アセム「任された!」

 混乱するゾルタンの前に、続けて現れたのはアセムの駆るガンダムAGE-2ダブルバレットだった。
 アセムはツインドッズライフルを外したバインダーから大型ビームソードを発生させると、
 4刀流でIIネオ・ジオングに斬りかかる!

アセム「喰らえ! ウルフ隊長直伝の……ウルフファング!」

 熾烈な連続攻撃になすすべなく傷ついていくIIネオ・ジオング。
 頼みの綱のサイコシャードも破壊され、もはや手も足も出ない。

ゾルタン「くそっ! くそっ!! なんでこうなる!? どうして追い詰められる!」

 モニター一杯に表示されるアラートを見つめながら、ゾルタンは涙目で叫んだ。

ゾルタン「俺は……俺はオールドタイプにすら負けるほどの出来損ないだっていうのかよ!!?」
アセム「自分のことを出来損ないなんて言うな!!」
ゾルタン「なんだと!?」
アセム「誰かが期待した存在になれなかったのなら……今度はちゃんと自分がなりたい自分になれよ!」
ゾルタン「偉そうに……俺に説教するのか!」

 IIネオ・ジオングは背部に残っていた3つのアームユニット、フロントスカートの隠し腕を展開した。
 だが伸ばした腕は、機体を掴む前に全てAGE-2に叩き斬られる。

ゾルタン「じゃあ……てめえはなったのか? お前は、なりたい自分ってヤツによぉ!?」
アセム「なった!」

 ゾルタンの問いかけに、アセムは迷うことなく即答した。

858オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/09/06(日) 04:20:40.96ID:q+ac27Fo0
アセム「確かに俺はXラウンダーでもなければニュータイプでもない。
    だけど俺は俺の力で、ロマリーやキオ、ゼハート、ユノアにアリーサ、フリット、兄弟、友達、町のみんなを守ってみせる!」

 そして、目にも見えない速さで、さらにIIネオ・ジオングの巨体を切り刻んでいく。

アセム「俺はスーパーパイロット、アセム・アスノだ!!」

 高らかな宣言を共に突き立てられた最後の一撃。
 その一撃をもって、IIネオ・ジオングは機能を停止し、ゆっくりと地面に墜落していく。

ゾルタン「負けた、のか……? この俺が、何者でもない、ただのオールドタイプに……!」

 コクピットの中で、ゾルタンは呆然と呟いた。

ゾルタン「ありえねえ……ありえねえ……この俺が、あんなクソ雑魚どもに……グブッ!」

 ゾルタンは再びコクピットで吐血した。サイコシャードを使い過ぎた反作用だ。

ゾルタン「まだだ……! まだ負けてねえ、この町ごと、アイツらを道連れに……!」
コウ「悪いけど、それだけはさせないよ」

 突然聞こえた背後からの声。
 コウの試作1号機が、いつの間にか忍び寄っていたのだ。

ゾルタン「てめえ、いつの間に……」
コウ「僕も驚きだよ。まさかこんなところで影の薄さが役立つなんてさ。よいしょ!」

 そのまま試作1号機は、有無を言わせずハル・ユニットからシナンジュ・スタインを引っこ抜く。

ゾルタン「何をしやがる! は、離せ!!」
コウ「こちらコウ。シナンジュは回収した。後は頼むよガロード」
ガロード「了解! ……ツインサテライトキャノン、発射ァ!!」
ゾルタン「なっ! ま、待t」

 ゾルタンは反射的に手を伸ばしたがもう遅い。
 ツインサテライトキャノンの二撃目は、残されたハル・ユニットを完全に消滅させた。


日登町:ネオジオン社近辺での戦闘結果

ガンダムDX……小破

ガンダムAGE-2……ノーマルウェアは大破。ダブルバレットに換装するも、機体本体部分にダメージ

ガンダム試作1号機……小破

フロスト兄弟のゲテモノガンダムズ……小破

ティファ・アディール……ゲル結界を受け失神。命に別状なし

シナンジュ・スタイン……大破

ハル・ユニット(IIネオ・ジオング)……ツインサテライトキャノンを受け完全消滅


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最終更新:2023年05月01日 13:33