アムロ「昔のネタを掘り返すのも結構楽しいもんだな」
ロラン「あっ、このネタなんかコウ兄さんが活躍してますよ!」
シロー「声優ネタもなんだかんだでいっぱいやってきたもんだなぁ。勇者王ネタが懐かしいよ」
ヒイロ「リリーナの料理が下手だというネタが定着などしなければ……俺のミスだ」
シン「キラ兄とは昔っからろくでもないネタばかりだな」
キラ「やめてよね、未来永劫シンが僕にかなう訳ないじゃない」
ギンガナム「しかしキラのご飯は小生が毎回おいしくいただいてるのであーる!」
セレーネ「私は最近ようやく定着してきたから昔のネタなんて……あら?」
マイ「どうかしたかい? 僕と姉さんのネタでもあったのかい?」
セレーネ「そうじゃなくて、ねえ、何でギムが余所者扱いされてるの?」
アムロ「…………」
ロラン「…………」
ギンガナム「…………」
アムロ「そういえばお前、勝手に家に上がり込んで勝手に飯を食ってるんだったな」
ギンガナム「すっかり日常になっていたのであーる!」
ロラン「ようやく自覚を持つようになれましたか」
セレーネ「昔のネタってイヤねぇ、設定が固まってないんだもの。
ギムを余所者扱いだなんて、種死放送中のシンじゃあるまいし」
ロラン「え、ツッコムところそこなんですか?」
アムロ「しまった、思い出に浸っていたらすっかり夕食の準備を忘れていた」
セレーネ「店屋物でも取りましょう。そうね、丼がいいかしら。私は天丼」
アムロ「俺は親子丼でいいや」
ドモン「カツ丼だ!」
シロー「警察官としてカツ丼を選ぶべきか、勇者王ネタで牛丼を選ぶべきか……」
ガロード「俺天丼ね」
ジュドー「俺も」
カミーユ「丼物って気分じゃないんだよなぁ……ったく」
シーブック「……(泥棒的な意味で)カツ丼にしようかな」
シロー「そうだな、じゃあやっぱり俺もカツ丼にしよう」
ギンガナム「小生もカツ丼である!」
ヒイロ「では俺もカツ丼にしよう」
マイ「カツ丼派と天丼派に分かれているようだね、少数派の親子丼が可哀想だから私は親子丼にしよう」
アムロ「マイ、誰が可哀想だって?」
セレーネ「カミーユ、ウッソ、早く決めなさい」
コウ「あの、何で注文のためのメモに人参丼なんてものが書いてあるの? 誰の分? ねえ、誰の分?」
ギンガナム「む?
アルとシュウトがいないのであーる」
セレーネ「今日はクリスの家で食べるって」
ギンガナム「そうであるか!」
ウッソ「じゃあ僕は親子丼で」
カミーユ「面倒くさいから親子丼でいいよ」
セレーネ「後はロランだけね……って、どうしたの? 変な顔して」
ロラン「だから何でギンガナムさんが一家の一員扱いなんですかー!」
セレーネ「決めないなら私が決めるわよ、ロランは親子丼……と」
ララァ『今日の親子丼は卵が賞味期限切れになっていて食中毒になるからやめておいた方がいいわよ』
アムロ「やっぱり天丼にするよ」
カミーユ「俺も」
ウッソ「僕も」
マイ「え、三人とも急にどうして?」
ロラン「さあ……? でもなぜか僕も親子丼は嫌な気がして、天丼にします」
ギンガナム「それでは注文するのであーる! ピ、ポ、パ、ポ。もしもし、
ガンダム兄弟の家であーる! 出前を頼もうかぁー!」
ロラン「極自然にギンガナムさんが電話をかけて誰も不思議に思わないだなんて……僕が間違ってるのかな」
ララァ『私も天丼がいいわ』
アムロ「じゃあ天丼もうひとつ追加で」
セレーネ「え、誰の分?」