208シャディク、脳を破壊される
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2023/06/22(木) 00:53:10.75ID:f/WGYkx90
157の後
シャディク「まあミオリネの傍に、ああやって色々な人間が集まってくるようになったのはいいことだよ」
エナオ「あ、立ち直った」
シャディク「それはつまり、俺以外にも多くの人間がミオリネの魅力を知るようになったということだからな。
まあもっとも、この学園で一番にそれに気づいたのは間違いなく俺だろうけどね」
メイジー「シャディクのこういう、ミオリネちゃんのことだと急に早口になるところ、すっごく気持ち悪いよね!」
レネ「うん、アタシはそれを凄くいい笑顔で言えるアンタが怖いわ」
シャディク「ただ、一人だけ気になる人物がいるな」
サビーナ「気になる人物?誰のことだ?」
シャディク「あのスーツ姿の銀髪の彼のことだよ」
オルガ「…てことは会場の裏口にモビルワーカーを二つ、入り口に一つ配備しとけば十分か」
ミオリネ「ちゃんと愛想のいい人寄越してよ。アンタんとこの団員、スレッタの兄弟を筆頭にみんな無愛想で怖いんだから」
イリーシャ「ああ、あの背が高くてちょっとワイルドな感じの」
シャディク「彼、歳は俺たちとそう変わらないが、明らかにこの学園の関係者じゃないだろう?かといって(株)
ガンダムの社員とも思えないし」
メイジー「ていうかそもそもカタギでもない感じ?」
サビーナ「入館記録によると、彼は
オルガ・イツカ。鉄華団の団長で、株式会社ガンダムからはイベントなどでの警備を委託されているとのことだ」
エナオ「鉄華団、というと確か…」
サビーナ「鉄華団は火星に拠点を構える民間武装組織。歳星の巨大コングロマリットであるテイワズの直系組織だな」
メイジー「早い話、彼は火星のヤ〇ザの組長ってことだね!」
イリーシャ「ヤ〇ザって…ミオリネちゃん、なんでそんな怖い人たちと仲良くしてるのかな?」
レネ「
仲良く…っていうかどっかで弱み握られていいように使われてるんじゃないの~?」
エナオ「ありえる。無理な資金集めをしたスタートアップ企業が闇金融に手を出してしまい、そのまま反社会的勢力に実権を握られてフロント企業にされるのはよくある話」
シャディク「まさか、ミオリネ…!」
209シャディク、脳を破壊される
垢版 | 大砲
2023/06/22(木) 00:58:29.31ID:f/WGYkx90
オルガ「なあ、社長さんよ。今月のみかじめ料はどうなってるんだい? もう期限を三日も過ぎてるようだが」
ミオリネ「だからそれは話したでしょ。原料価格の急激な高騰のせいで資金繰りが苦しいの。お願いだからもうちょっとだけ待って…」
オルガ「待て、だぁ? テメぇ極〇者ナメてんじゃねーぞゴラァ!!」
アリヤ「ひぃっ!」
マルタン「ぼ、暴力はよくありませんよ。こ、ここはお互い冷静になって…」
三日月「ねえオルガ、このキノコ頭、俺が殺しちゃっていい?」
シノ「あらん、ダメよ三日月。この子結構可愛いじゃない。殺す前に、アタシがかわいがってア・ゲ・ル」
昭弘「フーンク(鼻息)!」
マルタン「ひ、ひいいいいい!」
オルガ「なあミオリネさんよ。この三人はウチの組の中でも特に凶暴で、キレたら俺でも何をするかわかんねーんだ」
ユージン「余計な怪我をする前に、さっさと出すもの出した方が賢明だと思いますよ?」
ミオリネ「だ、だから、出したくても今はまとまったお金が無いって…」
ビスケット「フ、フヒヒ、だ、だったら別に身体で払ってもらってもいいんだぜ」
シノ「そうよねえん、ここの女の子たち、地味だけど磨けば結構光りそうだし」
オルガ「よおし、なら決まりだ! おいおまえら、ここのガキども攫って沈めるぞ!」
ヤマギ・ライド「「へい、親分!」」
チュチュ「や、やだあ! やめてよぉ!」
チャド「おらあ! さっと来やがれ!」
ニカ「わかりました、言うことは聞きますから乱暴はしないで!」
ビスケット「フヒヒ、こ、この赤毛のモサモサした可愛い子は、お、おれっちがいただくんだあ!」
スレッタ「や、やめて…たすけて…助けてミオリネさん!!」
ダンテ「へっへっへ、叫んだところで誰も助けになんて…」
ミオリネ「やめなさい!」
ビスケット「ひっ!?」
ミオリネ「会社の資金繰りが苦しいのは社長である私のせいよ。だから私が責任を取る。攫うんなら私を攫いなさい!」
ユージン「ほう…」
シノ「ヒュ~♪ カッコイイ~!」
三日月「え、なにコイツ。うざいんだけど。殺していい?ねえコイツ殺していい?」
オルガ「黙ってろ三日月。つまりミオリネさんよ、この落とし前、アンタが身体で払ってくれるっつーんだな?」
ミオリネ「か、身体ででもなんでも払ってやるわよ!好きにしなさい、その代わり、社員には手を出さないで!」
オルガ「いいだろう。なら、一緒にウチの事務所に来てもらおうか。歓迎するぜ、え? ミオリネ社長さんよ?」
スレッタ「ミ、ミオリネさ~ん……」
ミオリネ「そんなに不安そうな顔しないの、私なら大丈夫。話をつけて、すぐに帰ってくるから…」
そして数時間後……………
オルガ「ふう…楽しませてもらったぜ?」
ミオリネ「くうっ…! このケダモノ!人でなし!」
オルガ「はっはっは、威勢がいい女は嫌いじゃないぜ? ただ、これからもっと俺好みに仕込んでやるからよぉ。覚悟しろよ?」
ミオリネ「うっ、うっ…ごめんねシャディク、わたし、汚されちゃった……」
210シャディク、脳を破壊される
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2023/06/22(木) 01:00:06.96ID:f/WGYkx90
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
シャディク「く、う、うオオオオオオオオアアアア!!」
レネ「え!? なになに?! どうしたの!?」
イリーシャ「急に頭を抱えて転がり出して…お腹でも痛いの?」
シャディク「うおおおおおおオルガ・イツカめええええええええ! よくもミオリネを汚したなアアアアアア!!?」
レネ「ええと…つまりコレ、今どういう状態?」
メイジー「つまり妄想の中で勝手にミオリネちゃんを寝取られて、勝手に脳を破壊されてるんだよ~」
イリーシャ「ええっ!? 付き合ってもいないのに、妄想でNTRを!?」
エナオ「妄想もここまで来ると、逆に一種の才能」
サビーナ「ええい、ともかくこんな醜態、誰かに見られたらグラスレーの恥だ! さっさとこの馬鹿を寮に運び込むぞ!」
「うおおおおミ~オ~リ~ネ~~!!」
オルガ「…なあ、さっきからやたら情感こもった声でアンタを呼ぶ声が聞こえてくんだけど」
ミオリネ「ああ、多分シャディクよ。大丈夫、アレは昔からだし、向こうから関わってこない分には実害はないから」
オルガ「た、大変だなアンタも…。ああいう愛が重い感じの幼馴染がいるとよ」
ミオリネ「それはお互い様でしょ」
最終更新:2025年04月11日 21:06