215通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2023/06/25(日) 12:03:13.24ID:CeEcwxqM0
 ガンダムファイター、それは単にガンダムファイトをする者という概念にとどまらない。
己の体を鍛え、拳と拳を交え友情を築いてこそのガンダムファイター。
しかしガンダムファイターになるためにはある程度の素質が必要なこともまた確かである。
具体的にいうと例えば体力の素質だ。

 そういったガンダムファイターの素質を持った者を探すスカウトも世の中に存在しうることは誰しも容易に想像できる。
それは例えばプロ野球におけるスカウト活動に似ている。
また、この街においてはガンダムファイトというのは一種のスポーツではある。
その点においてもガンダムファイターを取り巻く環境とプロ野球選手のそれとは共通点があるのだ。

 トップクラスの者は富や名声を持つという点においてもガンダムファイターとプロ野球選手は同じといえる。
仮にガンダムファイターがプロ野球選手になってもそうした富や名声に慢心せず、
ガンダムファイトで見せるようなパフォーマンスを観客に披露することはまず疑いないであろう。

 つまり……。

アムロ「禁断の行為かもしれないが、俺は考えた。
   俺のツテで巨人のスカウトを呼ぶから、巨人に入団してくれ!
   巨人がリーグ優勝して日本シリーズを勝ち上がるために、ドモンの力があればこわいものなしだ!
   次のドラフト1位はドモンに決まり!」

ドモン「断る! プロ野球選手にはならないぞ。
   だいたい俺が巨人に入団しても、他の球団がガンダムファイターと契約したら結局同じだ。
   俺の入団がアリなら中日ファンのサイ=サイシーは中日に入団するんじゃないか?
   アムロ兄さんは一回冷静になって落ち着いて考えてくれ」

アムロ「そこをあえて頼む! ガンダム・ザ・ガンダム!」

 その後、ドモンは兄のアムロに対し巨人への入団を拒否し続けた……。
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最終更新:2025年04月14日 17:02