294通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2023/07/17(月) 19:33:06.07ID:osfIVALc0
アル「あれっ、
転校生のセド君だ! おーい、どこ行くの?」
セド「この先の公園でシーシアと待ち合わせてるんだ。アルもくる?」
アル「うん、セド君の友達もしょうかいしてね。」
・ ・ ・ここは
日登町のとある児童公園 ・ ・ ・
セド「よっ、シーシア久しぶり、元気か?」
シーシア「うん。ところで隣の子はだれ?」
セド「こんどの学校で同じクラスになったアルだよ。なんでもあの
ガンダム家の兄弟なんだって。」
シーシア「えっ、すごい。ソフィ姉さんとかと同じガンダム乗ってるんだ。」
アル「ぼっ、僕はモビルスーツは乗ってないですよ。でも、うちにはガンダムが何機もあるんだよ。」
セド「でもアルはザク派だもんな。ところで隣の子はだれ?」
シーシア「うん、最近仲良くなったルゥちゃんだよ。なんでも火星から来たんだって。」
セド「火星って、あのモビルアーマーとか出て来たりする怖いところだろ。」
ルゥ「あー、火星のことばかにしたなぁ、オルガ兄ちゃんに言いつけるよぉ」
セド「ごめんごめん。ところで初めまして。僕、セドっていうんだ。」
ルゥ「わたし、ルゥっていうの。よろしく」
シーシア「そういえば、ルゥのお友達もガンダム家の兄弟って聞いてるけど」
ルゥ「うん、キオのこと?キオもガンダム乗ってるんだよ。」
・ ・ ・ 子どもたちの何気ない話は続き ・ ・ ・
セド「ところでシーシアは新しいお義父さんにもなれたか?」
シーシア「うん、すっごく優しくしてくれるの。でも、またなんか素直になれなくて…」
ルゥ「でも、すっごく強いパイロットで社長さんもやってるってすごいよね。」
アル「ところでシーシアちゃんも将来は社長になったりするの?」
シーシア「うーん、あたしは社長ってイメージじゃないよね。でも夢ならあるんだ。」
セド「たとえばどんな?」
シーシア「こないだお義父さんに前の両親のお墓参りに連れてってもらった帰りに、ネオ加古川にドゴス・ギアが来てて体験乗船会に行ったんだ。そしたらヤザン大尉と会えちゃった。あと、バスク大佐がゴーグル外したところも見ちゃった。」
セド「へぇ、すげーな。ヤザン大尉ったら僕らアーシアンでも一番の英雄だもんな!」
シーシア「うん。いっぱい写真も撮ったし、制服も着せてもらったよ。で、将来はパイロットになってティターンズに入りたいなって。それで地球のみんなを守るんだ」
セド「シーシアはパイロット向いてそうだもんな。あと、お義父さんにも鍛えてもらえそうだね。」
シーシア「うん。それで、セドはどうするの?」
セド「僕はほら、運動神経はあんまりだし、どっちかっていうとすごい会社の社長になりたいなって。ほら、ブッホさんとかアズラエルさんみたいに大企業のCEOになりたいなって」
アル「ルゥはどうするの?」
ルゥ「わたしは・・・体があんまり丈夫じゃないし。でも、ようやく手術が決まって、なんでもマーズレイでだめになった臓器をGUND機器で代替えできるって」
シーシア「すごいなぁ、でも、お金かかるんでしょ?」
ルゥ「うん、でもなんだか”がくようかんじゃ”とかいって安くなったの。」
シーシア「じゃ、なおるんだ。そうしたら将来とかなりたいものあるの?」
ルゥ「わたしはね、やっぱりカルド博士みたいな学者になりたいなって、そのためにももっと勉強しなきゃ」
シーシア「そうだね。ルゥは頭いいもんね」
セド「それで、アルはどうしたいんだ?」
アル「僕は技術者かパイロットか悩んでるんだ。マイ兄さんみたいな技術者になってジオニックに就職したいって思ってるけど、バーニィみたいにモビルスーツにも乗ってみたいなとも思ってる」
セド「どっちも向いてそうだもんな。でもマイ兄さんってヨーツンヘイムでズダ作ってるんだろ。あれって分解して地球にやさしいって評判じゃない」
アル「ズダはちゃんとしたモビルスーツだよ。でもうちにあるキャリバーンも時々分解するけどね」
セド「ってことは、キャリバーンってコンペで負けて自然に分解するってことは、もしかしてガンダムじゃなくてズダなんじゃない?」
ア・シ・ル「そ・そうだったんだ!!」