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アナベル・ガトー - (2009/03/12 (木) 17:45:05) のソース

*アナベル・ガトー
**[[宇宙の記憶>3rd]]
 CHARACTER(UNIT)
 CH-20 緑 3-5-0 R
(ダメージ判定ステップ):《R》このカードと交戦中の、キャラクターのセットされていない敵軍ユニット1枚を破壊する。この効果は、ダメージ判定ステップの規定の効果前にしか解決できない。
 M Ad [2][2][2]
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[[命が砕ける音]]内蔵キャラクター。
ロールのみで交戦中のユニットを破壊できるのは一見、驚異的である。

とはいえ、このガトーが乗っているユニットならば、キャラクターの乗っていないユニット相手に普通に交戦しても、サイズ差的にまず遅れは取らないだろう。
[[ガンダム(ハイパー・ハンマー装備)]]の様なカードが相手ならば、どちらにしてもロールコストは支払えない。

また、このカードが入りそうな[[緑中速]]にしても、このデッキは大打点を[[火力]]などで通していく、というのが基本的なコンセプトである。
ガトーが乗っているユニットの攻撃ならば、なおさら本国へダメージを通したいし、キャラクターの乗っていないブロッカーならば、それこそ[[火力]]で[[除去]]してしまえばいい。

他のガトーが強い、という事もある。
今後も、トーナメントシーンでこのカードを見かける事は無いだろう。

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**[[月下の戦塵>8th]] / [[エクステンションブースター>EB1]]
 CHARACTER(UNIT)
 CH-70 緑 2-5-1 R
[[プリベント(5)>プリベント(X)]]
(自動B):このカードは、戦闘フェイズの間、「[[クイック]]」を得る。
(自動B):このカードは、「名称:ガンダム」である敵軍ユニットにセットできる。その場合、このカードがセットされたユニットは、ターン終了時に、自軍配備エリアにリロール状態で移る。
 M Ad [2][2][2]
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[[緑]]に多い、露骨なガンダム対策カード。
限定的にだが[[クイック]]タイミングで、しかも[[転向]]の様な維持コストもなく、「[[名称]]:ガンダム」であるユニット1枚を奪うことができる。

相手の帰還ステップに奪えば次のターンに即攻撃することができ、そのまま[[戦いの駆け引き]]につなげてゲームセット、ということもままある。
強力なガンダムの多い[[青]]や[[白]]、また[[カウンターΞ]]や[[クロスボーン・ガンダム]]デッキなどに対しては、盤面をひっくり返すほどの力を持っている。

また、奪ったユニットを取り返されにくいというのも特徴である。
[[転向]]や[[ジ・オ]]《[[15th]]》とは違ってユニットを返却するテキストを持っていないため、ガトー自身が[[除去]]されたとしてもユニットは奪ったまま。
ただし、[[身勝手な懇願]]などで取り返された場合にガトーの戦闘修正もろとも、という危険性はあるが。

また、相手がガンダムを利用しないデッキでも、[[プリベント>プリベント(X)]]も備えており、[[クイック]]による奇襲性と高い戦闘修正によって最低限の活躍が出来る点も評価できる。

-[[GF]]では無いため、[[MF]]ユニットを奪う事はできない。
-[[付けヒゲ]]とは[[コンボ]]になる。その後[[付けヒゲ]]が[[除去]]されたとしても、ユニットは奪ったまま。
-[[出撃]]した後の[[PS装甲(X)>PS装甲]]ユニットにセットした場合、必ず奪う効果が先になる。その後[[PS装甲(X)>PS装甲]]のチェックが入るため、ガトー側のプレイヤーが白(とも限らないが)国力X点を発生していなければ、[[PS装甲(X)>PS装甲]]ユニットもガトーも手札に戻る。
//バウンスになり、ガトーも手札に戻ってくるので特にデメリットは無いが、確実に相手のユニットを奪いたい場合は覚えておいて損はないだろう。
//-[[青]]、[[緑]]、[[黒]]、[[赤]]の中で
//サーシェ/スが出てきたのでヤザンの記述にあわせます。
-宇宙世紀作品キャラクターの中でこの戦闘修正を持つ[[NT]]無しのキャラクターは、[[ヤザン・ゲーブル]]、[[アナベル・ガトー]]、[[影のカリスト]]しかいない。

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**[[禁忌の胎動>15th]]
 CHARACTER(UNIT)
 CH-143 緑 3-5-0 R
[[プリベント(5)>プリベント(X)]]
(自動A):このカードが属するセットグループは、緑以外の指定国力を持つ、コマンド以外の敵軍カードの効果の対象にならない。
(自軍帰還ステップ):《(2)》このカードの部隊の全てのユニットを廃棄する。その場合、廃棄したユニット1枚につき、敵軍本国に2ダメージを与える。
 M Ad [2][2][2]
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[[回避能力]]と[[シュート]]能力を持つキャラクター。

テキストはややこしいが言い換えると、[[緑]]の([[デュアルカード]]を除いた)全てのカードと、各色のコマンドの対象にはなる。それ以外の効果の対象にはならない。
具体的には、[[リック・ディアス(アムロ・レイ機)]]《[[DB6]]》や[[カミーユ・ビダン]]《[[14th]]》、[[転向]]などといったカードを回避できる事になる。

「[[禁忌の胎動>15th]]」当時の環境では、[[カミーユ・ビダン]]《[[BB1]]》に代表されるこの手のキャラクターは[[核の衝撃]]や[[エスコート]]、[[破滅の終幕]]といった致命的なコマンドに対する切り札という位置付けだった。肝心のコマンドが効いてしまうという事と、同名カードであるアナベル・ガトー《[[8th]]》が強力な事も手伝って、収録当時は見向きもされなかった。

しかし、「[[覇王の紋章>16th]]」や「[[爆炎の決闘場>TS2]]」の発売以降、強力なコマンドよりもユニットの交戦が攻防の鍵を握る環境となった。
同時期に[[緑中速]]というデッキタイプが明確にトップメタに食い込む事となり、[[緑]]は[[事情聴取]]や[[シーマ・ガラハウ]]《[[16th]]》など他のカードでもある程度コマンドに対処できる事もあって、ある程度の注目を集めた。
特にユニットによるボードコントロールを勝ち筋の一つとする[[赤茶クロスボーン]]や[[青中速]]などに対しては、ガンダム対策カードであるアナベル・ガトー《[[8th]]》同様に、十分な[[エンドカード]]になり得るだろう。

2つ目の[[シュート]]能力はほとんどオマケだと言える。まぁ持っていても邪魔になるわけでも無し、これが最後の一押しを手伝ってくれる事もあるだろう。
[[ギレン・ザビ]]《[[EB1]]》とは[[シナジー]]があり、ユニット化した緑[[基本G]]をズラリと引き連れれば10~20点くらいは十分見込める。原作ファン的にも嬉しい組み合わせだ。
//ギレンの効果は(0)毎ではないからGを「引き連れる」のは無理では?
//「毎」ではありませんが、ギレンは複数枚のGを一度にユニット化できますので、可能です。
//相手のこの効果を忘れていて計算ミスで負け、と思ったら相手も忘れていた、なんてのは笑えない冗談である。

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