「相変わらず美味いな、ヴォルフの飯は。」
夕食のハヤシライスをマルセイユが絶賛している。
「ホント、美味しいわよね、私と何が違うんだろう?」
「ヴォルフが料理上手なんじゃなくて、ハインツが下手なだけじゃないのか?」
「もう!エーリヒは女心が分かってないわね!」
「お前に女心があったとはな、驚いた。」
「・・・アンタ友達居ないでしょ。」
ハインツが頬を膨らませた。
「俺の親友はルーデルとアイツだけで十分だ。」
エーリヒは食べ終えた食器をその場に置くと、自分のテントに戻っていった。
最終更新:2011年03月01日 11:29