俺は大量の食糧を2人の目の前に置いた。
「これから大仕事だろ?だから俺から差し入れだ。」
「あ・・・でもいいの?こんなに量があったらお金が・・・。」
有沢が目を丸くしている。
「金なら心配するな、それよりも今は栄養補給、だろ?」
「だが・・・これで足りるだろうか?」
マークが深刻そうなな表情をしている。
「足りるだろ、オルトロスの連中がガッツかん限りはな。」
「あ~確かに、よく食べそうだもんねあの人たち。」
早速有沢が手を付けた。
「まあ今は食う事に専念した方がいいと思うが?」
「ココが運動場じゃなければ私も頂きたいのだがな、いかんせん風が強すぎる。」
マークは溜息をついた。
「そうですか?こういうのも雰囲気あっていいと思いますけど?」
有沢は地面にあぐらをかいてクッキーをほうばっている。
「どちらにせよ面白くなりそうだな、楽しみだ。」
そう言うと俺は烏賊の姿揚げをかじったのだった。
最終更新:2011年07月10日 19:48