再生医療記事
もう髪のことは考えなくて良い!ビジネスに打ち込めるぜ!
東京理科大と大阪大の共同研究グループは、
歯を再生したり、薄くなった毛髪の復活に
道を開く新たな治療法の技術開発に成功した。
マウスによる実験では、正常な歯と同じ
構造の歯を100%の確率で再生し、
何度繰り返しても同じ結果を得られた。
毛の実験でも毛が発生し、伸びることを確認したという。
これまで歯の組織の断片をつくったり、
歯の再生確率が20%程度の技術は開発されていたが、
確実に再生できる技術は世界で初めてとしている。
研究グループリーダーの辻孝東京理科大助教授は、
「歯の再生を人間で実際に行うにはまだ時間がかかるが、
毛髪の再生は5年以内にできそうだ」としている。
今後、医学系研究機関などと実用に向けた研究に入る計画で、
歯や毛髪の再生のほか、
肝臓や腎臓などの臓器に応用し、
人工的に臓器をつくる再生医療への発展が期待されている。
研究には、東京理科大再生工学研究センターの辻助教授、
友岡康弘教授、阪大院歯学
研究科の斎藤正寛講師らが参加。
成果は、世界的な科学誌「ネイチャー」の専門誌
「ネイチャーメソッズ」
オンライン版に18日(米国時間)掲載された。
■以下ソースにて
最終更新:2007年02月19日 18:01