南雲ハジメ

南雲ハジメは『ありふれた職業で世界最強』の主人公にして吐き気を催す邪悪の一人である。

概要

物語当初は普通の高校生であり他のクラスメイトから軽いいじめを受けていた。しかしある時にクラスメイトや先生と共に異世界であるトータスに飛ばされる。しかしトータスにあるオルクス大迷宮の攻略時にあるクラスメイトの陰謀もあり奈落へと落とされそこで吐き気を催す邪悪が誕生する事になる。

奈落で片腕を失ったり痛み・孤独・飢餓・恐怖を味わった事により性格が変わる。変わった後の性格はチンピラのようであり自身の恋人や仲間に対しては優しい一面を見せる。ただし、彼の性格の全貌を語れば吐き気を催す邪悪レベルになる。

トータスで得た転職は「錬成師」でありトータスの世界では珍しくもない転職である。後に奈落で魔物の肉を食べたり神水を使うを繰り返して強力な存在となる。

吐き気を催す邪悪

しかし彼には自身が敵と認識した相手を必ず殺害するという一面がある。自身の敵対者を殺すキャラクターはフィクションの世界でも珍しくはないがハジメの場合は異常者としか言いようのないものとなっている。改心前の天之川光輝を正義中毒とするならハジメは敵味方中毒である。

彼が敵を殺そうとする時は自分と敵の実力差、相手の善悪、相手の事情、殺害以外の手段は一切考慮しない。彼の敵と認識する範囲も厄介であり自身や仲間に危害をくわえようとした人物どころか自身と敵対した国の子供を含めた無抵抗の一般人まで含まれる事もある。自身の仲間を傷つけた相手には過剰にむごい殺し方をする事がある。

そして何より問題なのが敵に対する良心や殺人に対する罪悪感や責任が全くない事である。つまり南雲ハジメは主人公でありながら半無慈悲役・デミルースレスロールでもある。良心や殺人の罪悪感・責任がないのはある意味ではガチクズの悪役キャラと同類である。

本作においてありふれファンから特に嫌われるキャラといえば天之川光輝が挙げられるが改心前の光輝の問題点のほどんどまたは全てはハジメにも当該する。

そして彼の敵を殺す思想・敵に対する良心・罪悪感のなさが最悪の形で起こったのがありふれ魔人族集団虐殺事件である。

トータスで人助けを行う事があるがこれは自身の仲間が望んでいるなどの理由もあるのでこれが必ずしも良心から行った事とは限らない。敵によっては殺さない事もあるがこれは当然個人の損得や仲間に対する配慮からきているものであって敵への良心から不殺でいる事は基本的にない。

さらに問題に拍車をかけるのが本作ではほとんどハジメに対する批判が起きず基本的に称賛される事である。

結局の所、彼がいままでの殺人や問題行動によって報いを受ける事はほとんどない。

南雲ハジメや『ありふれた職業で世界最強』に否定的な人やアンチからは南雲ハジメは「物語の主人公にしてはいけない人物」と言われている。

関連項目

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年09月19日 21:24
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。