- 『龍が如くシリーズ』において顕著。話している途中で撃たれる、ムービーになると銃が強くなる、倒した敵を放置して反撃されるなど。
- 『中古でも恋がしたい!』
- 悪役の男子生徒がヒロインを強姦しようとするも失敗に終わって少年院送りになったのに対し、別の女キャラに関しては
- 過去に主人公に(恋愛的な意味で)女性不信になるようなトラウマを植え付けた女子生徒が主人公を逆レイプしようとするも失敗して受けた処罰が**二週間の謹慎処分のみ**
- ガチレズで男嫌いの生徒会長がヒロインの弱みに付け込んでレズレイプを迫るも助けに入った主人公により失敗に終わるが**結局一切の報いを受けていない**
といった感じにあからさまな『女に甘い』が目立つ。
- 『龍が如くシリーズ』
- あくどい行為やイジメの加害者が女だった場合、急に男が現れてそいつとバトルになるが、加害者女とは戦えない。
- 『ブルータル殺人警察官の告白』
- 人を死に追いやっている女が二人登場したが、いずれも主人公の制裁を受けなかった。
- 『闇金ウシジマくん外伝肉蝮伝説』
- 肉蝮は女相手にほとんど暴力を振るわず、それどころか相手を死に至らしめたケース事態稀である。
- 『聲の形』
- 元凶である女キャラが最後まで相応の制裁を受ける事は無かった。
高二病:高二病の症状が中二病が「カッコよさや熱血への憧れ」(こちらは一般的なご都合主義と解釈できる。)へのアンチテーゼから「ニヒルさクールさへの傾倒」になるため、高二病を患った者の創作は
負のご都合主義に偏ることが多い。
クローズドサークル:ミステリーものでは定番だが、警察や救助が訪れず、捜査能力の低下を及ぼし、登場人物への被害の危険性が高まる状況。
悪徳勇者及び
勇者以外の悪徳:才能や実力こそあるが、それ以外の要素(主に
人格や
モラル等の善悪に関するもの)に致命的な欠点や欠陥がある……にもかかわらず、(一応は)高い地位や名声を得ている(得ていた)点では、**
負のご都合主義の体現者たち**と評価できる。
間男及び
間女:**罪もないカップルや夫婦を身勝手極まる理由で引き裂く**と、
明確な悪事を働いているにも関わらず、
一部の例外を除いてその**悪事の報いを受ける末路が絶対にない。**そもそも悪事の報いを受けないのは、**作者=神が味方している**のが主な理由である。
ループもの:問題が解決してしまうと物語が終わるので、一つの問題が解決したら
負のご都合主義によって新しい問題が生え、それを解決したらまた…という堂々巡りになりがちで、その負担は全てループしているキャラクターが引き受けることになる。
お人好し:**悪い意味で**相性の良い要素。これを主人公が備えていると、**理不尽な不幸が主人公に何度降りかかっても、加害者である悪役・悪党は相応の報いを受けない**という展開がほぼ確定し、読者や視聴者、プレイヤーの不評を買ってしまう。
痴漢冤罪:現実でも起こりうる犯罪行為だが、創作作品で用いられる場合は被害者側の男性は**仕事を解雇される、恋人や家族、知人等に見限られる**というシャレにならない被害を被るのに対し、加害者側の悪女は冤罪であることが判明しても**『未成年(未来ある若者)もしくは女だから』という理由でお咎めなしになる**もしくは主人公によって自分の冤罪が知られても**一切の罰や報いを受けずに逃走する**という展開になるのがお約束となっている。
負のご都合主義の代名詞なキャラクター・人物
主人公・ヒーローサイド
南雲ハジメ:彼自身が殺人を含めた悪事をどれだけ起こしても彼が批判されたり報いをうける事はほとんどなくむしろ彼自身は周りから称賛され8人の嫁までできる始末。
ありふれ魔人族集団虐殺事件の時も同様。
佐々木哲平:彼自身が盗作を含めた悪事をどれだけ起こしても彼が批判されたり報いをうける事はほとんどなくむしろ彼自身は周りから称賛され地位と名声まで得る始末。
追手内洋一
ガッツ
Dボゥイ/
テッカマンブレード
碇シンジ
ノクティス・ルシス・チェラム
女神転生シリーズの主人公(
中島朱実、
ザ・ヒーロー、
アレフ、
人修羅など。詳細は各記事を参照)
桐生戦兎、
飛電或人、
神山飛羽真、
五十嵐一輝:中盤に限るが、明らかに物語的に不自然な程に不遇な目に遭う。
桜井景和:
本来の主人公以上に主人公らしい感性・言動の持ち主だが、
作品の構成から良くても**異物**、悪いと**邪魔者**扱いされがちな上、あるエピソードで姉が巻き込まれたのを知ると「姉を助けたい」と協力を頼んでも「(***姉を助ける為に他の人を軽視する***)**その考えの方が傲慢**」とする理不尽な皮肉を吐かれてしまう始末。尚、景和以外の主要人物の大半は**
「あくまでも自分の願いを最優先(=景和以上に他の人を軽視している)」スタンスで占められている**。それらが巡り巡って最終的に闇に染まった最強フォーム「ブジンソード」の誕生に繋がってしまった。(後になんとか和解したが。)
モハメド・アヴドゥル:能力が強過ぎる故に***2度中途退場させられた***。
虹村億泰:
ラスボスの
能力に対してメタを張れる
能力を持つため、
主人公をラスボスの攻撃から庇って倒れ、しばらく戦線離脱した。
パンナコッタ・フーゴ:能力が強過ぎる故に途中で離脱させられた。
ナツキ・スバル:
作者曰く、
死に戻りを繰り返す事で成長していくスバルを表現する為に敢えて、「徹底的にダメな奴」からスタートさせたというが、物語序盤はそれを差し引いても酷い目に遭い続ける。特に第三章の展開はスバル本人のダメさを差し引いても見るのが辛いレベル。ちなみにその第三章の
敵役が読者人気が出たために**死ぬ回数が当初の予定より2回増えた**というエピソードがある。
カズマ:
相棒の頭の弱さと運の悪さ、人間性の悪さのせいで貧乏くじを引くこと多数。
ユウキ・ソレイユ:幼さ故に王国と帝国の本当の関係を知らされていなかった上に序盤で
幼馴染を喪い、戦争では王国軍も負け続け。さらには首都侵攻を機に降伏を決断するも部下たちがその意志を無視して彼女を逃した結果、戦争が継続されるなど、徹頭徹尾不遇な目に遭い続ける。
南空ナオミ:序盤で最もキラの秘密と正体に近付いており、**捜査陣に合流する前に
キラの正体と接触してしまった**が故に口封じのため命を喪い、キラの行為を止められる好機を喪われてしまった。そして、キラが彼女と接触できたのは、ほぼ**偶然の幸運**。
悪役サイド
天津垓:或人の逆であり、どれだけの悪事を働いても咎められず、逆に「凄腕」「天才経営者」と称賛されていた。上記の『判断に困るケース』の1例目にも該当するキャラクター。後に
これらの作品群にも(主人公を差し置いて)出演・続投しているため、一部の視聴者から**「
プロデューサーと
脚本家の自己投影キャラでは?」**と勘繰られているが、結局のところ不明。
神代玲花:こちらは飛羽真の逆で敵時限定だが、ベテランでありある程度の常識を持ち合わせている
尾上と
大秦寺ですら、途中まで彼女の言葉に疑問を抱かず従い、
緋道蓮に至っては半ば忠実な手駒と化していた。
赤石英雄:こちらは一輝の逆で、物語が彼に都合よく進んでおり、その最期も殆ど勝ち逃げに近い様な形だった。
枢木スザク:こちらも敵時限定だが、
主人公サイドが有利なタイミングで不自然に登場と同時に無双し、主人公側の状況をひっくり返すと悪い意味でお決まりのパターンがあった。ただし
コードギアスは
巨大な体制に抗い、その秩序を破壊しようとする主人公を描く物語であり、主人公は体制からすればただの
テロリストであるため、上記の『判断に困るケース』の6例目に該当するキャラクターであるという見方もできる。
ラスタル・エリオン:この言葉の象徴でもある**「負の
デウス・エクス・マキナ」**と呼べる存在。
ガエリオ・ボードウィン、
ジュリエッタ・ジュリス:ラスタル共々象徴めいた存在。
百地三太夫:作中における全ての元凶として出しゃばり過ぎた結果
登場作品自体が**無双MOMOCHI**と揶揄されている。
藍染惣右介:『
破面編』のラスボスであり、多数の犠牲者を生み出しながらも死亡しなかった上に、『最終編』では何故か活躍の場を与えられるなど、妙に優遇されている。更に公式小説では、本編では明かされなかった彼の事情や内面、劇中の諸言動の幾つかがフォローされるなど、免罪符が提示される始末である。
ブルーリフレクション澪:(
帝の販促の意味合いがあるものの)基本的に**悪役が優遇されるシナリオで構成されている(ラスボスが天津と同様『判断に困るケース』の1例目にも該当し、ラスボスの片腕も改心も制裁もなく生存している等)**。
軌跡シリーズ:
閃の軌跡シリーズ以降の作品では基本的に**悪役が優遇されるシナリオで構成されている(殆どの悪役が天津と同様『判断に困るケース』の1例目にも該当し、それ以外の悪役も改心も制裁もなく生存している等)**。
第三者サイド
代表的な組織
EDF:IR:上記の判断に困るケースの2例目で挙げられている『地球防衛軍シリーズ』の外伝であり、2例目に該当する作品であり組織。地球存亡を賭けた人類と異星人の最終決戦において、人類最後の希望である母船を撃墜された大ピンチな状況の中ですら、ボロボロになった母船の中であくまでもポケットマネーで必要な武器を購入する状況を要求すると、とんでもない組織である。
代表的なクリエイター
最終更新:2025年10月09日 14:28