79 新沼 慎二【にいぬま しんじ】
【役職】1軍バッテリーコーチ
【生年月日】1979年6月22日【投/打】右投右打【ポジション】捕手【プロ入り】1997年 ドラフト2位【在籍期間】1998 - 2012
【経歴】仙台育英学園 - 横浜DeNA
通算成績 143試合 打率.195 215打数 42安打 4本塁打 14打点 出塁率.251 OPS.516
12球団1知名度の低い選手会長
97年のドラフト2位でヤクルト、日本ハムとの3球団競合になったのを横浜が引き当てて獲得となった。
現役生活の大半を2軍で過ごしてきた選手で、生え抜き捕手の1点で生き残ってきたような典型的な妖精さん。ただし打撃に関しては意外性があり、晩年には一定レベルの打力も見に付けている。
はませんのイケメン談義ではよく名前の挙がるイケメンでもある。
選手としては大成できなかったものの心優しい性格で、特に2軍で苦労を共にしてきた後輩達からはよく慕われている。
その人望故か、2011年から引退までの2年間は選手会長を任される事になる。1軍実績ほぼ皆無の選手が選手会長を任される事は非常に珍しく、これまで露出の少なかった新沼にとって「12球団1知名度の低い選手会長」の称号は彼の数少ない個性となり以後は「会長」の愛称で呼ばれた。
2012年シーズン終盤、球団から来季構想外になった旨を知らされ引退を決意。15年間の現役生活に幕を閉じた。
ホーム最終戦で引退セレモニーが行われたがその際、
中畑清監督からは
「新沼慎二、大した選手じゃありません! 」と言われてしまったように通算わずか143試合での引退セレモニーは異例。ここからも新沼の人望の厚さが窺えた。
コーチ時代
引退後はそのまま2軍育成兼バッテリーコーチに就任する事となった。
2014年度から配置転換で1軍バッテリーコーチに。
2016年度からフロントに異動し、2017年度には一軍ベンチのスタッフ(スコアラー?)になっている模様。
最終更新:2017年07月24日 14:50