通常はミドルブロッカーの選手が、
ネットに向かって
セッターのすぐ左側の位置に入ります。
Aクイックのトスもアタッカーにボールを渡すようなイメージでトスをあげるので、
比較的やさしいです。
また、ボールを見てタイミングを取るレフトの二段トスよりも、
上がってきたボールを打てばよいので、
スパイクするのも比較的容易です。
こんなわけで、Aクイックは練習すれば必ずできるようになる攻撃です。
しかし、スパイクするのが容易な分、
ブロックもしやすいのです。
今日は、ブロックをいかに避けてAクイックを打つかをご紹介したいと思います。
相手
ブロッカーはAクイックを打つアタッカーの真正面にブロックを飛ぶと仮定します。
また、アタッカーは右利きを想定しています。
Aクイックのトスを普通に上げるとアタッカーの頭の前辺りに上がります。
すると、真正面にいるブロックを避けて打つのは困難になります。
そこで、Aクイックのトスをセッターのほぼ頭上に上げるイメージで上げます。
アタッカーの右肩の前あたりです。
アタッカーはセッターにかぶさるようにジャンプを踏み切って打ってください。
ボールはクロス方向に打ちますが、アタッカーは真っ直ぐ打つだけでいいのです。
真正面にいたブロッカーはボールに触れません。
Aクイックも決めることで、相手のブロッカーはクイックを意識せざるを得ませんから
他のアタッカーが楽に打つことができます。
Aクイックをしっかりと決めるためにぜひ試してみてください。
最終更新:2010年09月25日 13:49