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雷鳴山


雷鳴山の迷宮

 暴風が吹き荒れる雷鳴山の山嶺の地下に広がる大迷宮―それははるか昔に栄えたミノタウロスの古代都市の廃墟である。
ここ20年以上のあいだ、サルーン魔道士団というウイザードの集団がラビリンスの上層を支配し、”七柱の大広間”と呼ばれる比較的安全な領域を形成してきた。
そこに集まる地下世界の住人たちの目的は、魔道士団の面々はもちろん、”地表族”のうち、この場所を知っている一握りの事情通と取引することだ。
人間、ハーフリング、ドワーフ、ドゥエルガル、ゴブリン、オーク、トログトダイト、そしてその他の種族が、”七柱の大広間”にやってきてはサルーン魔道士団とミノタウロスがつくった屈強な人造たちによる厳しい監視のもと、交易にいそしむのである。
”七柱の大広間”には魔道士たちの定めたルールが1つある。
それは、秩序を乱さないことだ。
ただし、いったんそこを離れてラビリンスに足を踏み入れるなら、あとは各人の自己責任にゆだねられる。
なぜならラビリンスの闇のなかでは確実なことなど何一つないし、”七柱の大広間”で強制的に保たれている休戦協定も、そこではなんら効力を持たないからだ。
最終更新:2011年11月30日 00:56
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