感情
そして私は、死んで償うことを決めた。
ただ、傷つけただけだけど、
とんでもない形で傷つけたから。
それに、
私は生きている意味が分からなくなって来ていたから。
遺書を残そうと思い、
書いた。
親も、
誰も私の周りには残っていないけど。
『私は自分の居場所が、
どこにあるのかよく分かりません。
なので周りの人を傷つけてしまいました。
私なんて生きている意味ありません。
神様、せっかくくれた生命を、
こんなふうにしてしまってごめんなさい。
無駄になったけれど、
今度はもっと有能な子の魂にしてあげてください。
私みたいに苦しませないでください。
そして周りの皆さん、今まですみませんでした。
私が苦しめた分、あっちの世界へ持って行きます。
さようなら。』
こんなのでよかったろうか。
まあ、どうせ警察の人が読んで終わりだろうけど。
翌日、私は学校の屋上のフェンスの向こう側にいた。
下を見て、自分はどの辺に落ちるのかな。
もう、終わりだから、かんがえても、しょうがないか。
などと考えていた。
フェンスの内側には、みんないた。
私が傷つけた・・・あの人もいた。
その人はこっちへ寄ってきて、私に呼びかけた。
-続く-
最終更新:2008年08月09日 23:05