ハルヒ｢そ、そんな言っても何も出ないんだから‥‥｣
キョン「耳まで顔が真っ赤だぜ？どうした…？」
ハルヒ｢そ、そんなわけないでしょ！ただ暑いだけよ！｣
キョン「こんな真冬の寒い時期によくそんなことが言えるな。熱でもあるのか？」ﾋﾟﾀｯ
ハルヒ｢ね、熱なんかな‥‥ちょっ、ちょっと！や、やめてよ‥‥｣
キョン「熱でもあったら大変だぜ？おぶって家まで送ってやろうか？」
ハルヒ｢い、いいわよ。一人で帰れるわ。それより、あんたこそ滑って転んで怪我しないでよ！？
‥あ‥‥か、勘違いしないでね！ＳＯＳ団の活動の妨げになるから、注意しただけなんだからね！｣
キョン「なんかお前、空回りしてないか？俺こそお前が心配だ。手でも繋がないと、お前も滑っちまうんじゃないか？」
ハルヒ｢あ、あたしがそんな間抜けなわけないでしょ！どさくさに紛れて手を繋ごうとしても無駄よ！｣
キョン「うっ…今日はガードが固いな。さって、じゃあ俺は長門を送ってやるとするかね。」
ハルヒ｢ガードってな‥‥ちょっ、駄目よ！‥あ‥えっと‥有希はしっかりしてるから、大丈夫なの！
本当にあんたはエロキョンなんだから！｣
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みくる「二人ともインフルエンザにかかってしまえばいいのに」
長門「･･･情報操作は得意」
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キョン「なっ…エロキョンだと？俺のどこがエロいと言うんだよ。」
ハルヒ｢‥え‥‥ご、ごめん。そんなに怒らなくても‥ひゃあ！｣
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みくる「キョンくぅ～ん、うっふん、あっはん……見やしねぇ」
みくる(いつもわたしの胸ばっかり見てんだろ。とぼけんなよ)
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キョン「お、おいどうしたっ！悪かったよ、俺の方こそごめんな。」
ハルヒ｢ちょっ、ちょっと足が滑っただけよ。それに‥さっきのはあたしが悪かったわ。｣
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みくる「『エロパロでやれ』といわれるようなことをしてやろうか」
九曜「―――>>422………楽しそう―――（ぬぎぬぎ）………寒い―――」
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キョン「いや、俺が悪い。その…俺がエロくなっちまうのは…あのだな、お前と居る時…いや、やっぱなんでもねぇっ。」
ハルヒ｢え？あ、あたしと‥いる時？‥な、何よ。そこまで言ったなら、言いなさいよ！団長命令！｣
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みくる「私が代わりに言ってやんよ！もうﾋﾟｰがﾋﾟｰｰでﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰｰｰ!!」
オ泉｢朝比奈さん落ち着いて下さい。涼宮さんたちが僕のオイルをつかうのを待ちましょう｣ﾄﾞﾌﾟﾄﾞﾌﾟﾆｭﾙﾘﾝ
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キョン「こればっかりはお前の頼みでも言えねーよっ、ほら、じゃあ帰るぞっ！」
ハルヒ｢な！‥じ、じゃあ‥‥手、繋いであげるから‥‥言いなさいよ。｣
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みくる「え？激しい？黒い？なんのことですかぁ？私そういうこと全然知らないですよぉ。」
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キョン「その代わり、恋人繋ぎだぞ？いいか？」
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みくる「キョン君の手が物凄く汗ばんで気持ち悪くなる呪いをかけようと思います」
オ泉｢フフッ彼の手ならすでに油まみれですよ｣ﾆｭﾙﾆｭﾗﾋｮﾝ
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ハルヒ｢な‥わかった。‥‥そのかわり！ちゃんと白状しなさいよ！？‥はい！｣
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みくる「はい！はい！はいはいはい！あるある探検隊！あるある探検隊！」
オ泉｢ついにオイルを使うのですね。加勢します。｣ﾄﾞｯﾌﾟﾗｰﾄﾞｯﾌﾟﾗｰ
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キョン「やっと素直になったな。あのだな、俺がエロくなっちまうのは、お前と居る時だけっつうか、そのだなぁ…お前にしか興味ねぇんだよ。」
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みくる「私は私にしか興味ありません。私大好き！」
国木田「いやあ凄い盛り上がりですね！特に観客席から沸き上がるみくるコールが凄まじい！
どうですか、解説の谷口さん」
谷口「あの胸には黒いのが詰まってるんじゃないでしょうかねぇ」
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ハルヒ｢キ、キョン‥‥ふ、ふん！あったり前でしょ！あたしはそこらの女とは違うのよ、バカキョン♪‥ウフフ｣
キョン「そこで威張っちゃうのがお前の素直なとこじゃないんだよな～。感激のあまり、抱きついてきたりしないのか？」
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オ泉｢フフッみなさん勘違いしている。油こそが真の勝者なのですよ。｣ドップル
尻穴スレな空気にｗｗｗ
みくる「そんなバカな！エロパロ寄りの私が尻穴スレなわけないですぅ！」
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ハルヒ｢するわけないでしょバカキョン♪‥ん！それよりキョン！あんたの手！汗ばんでるわよ！｣
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みくる「ククク、計画通り……」
佐々木｢君の友人は随分黒いようだね｣
阪中｢黒いのね｣
オ泉｢だから勘違いしているというのだ。あれはオイル、オンリーワンのオイル、バガァ｣ﾇﾙﾘﾋｮﾝｻﾝﾋﾟｷｱﾗﾜﾇﾙﾗﾑﾆﾀﾞ
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キョン「なっ…！？そんな馬鹿なっ、汗なんてかいてないぞ！？…って、なんかヌルヌルする…？」
ハルヒ｢もう！雰囲気ぶち壊しじゃない！‥‥いい事思い付いたわ！腕組んで歩けばいいじゃない！｣
キョン「それは名案だな。さ、一緒に帰るとするか、可愛い団長さんっ。」
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オ泉｢フフッ甘い甘すぎますよ。彼の腕はすでにラードと化しています。｣ｼﾞｭﾙﾘ
みくる「チ、チクショー！！呪いを踏み台にしてステップアップしやがった！」
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ハルヒ｢か、可愛いとか言うな！‥‥‥‥‥キ、キョン‥‥もう一回‥言って？｣
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みくる「どっちだよ！！！！」
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キョン「何度でも言ってやるよ。…可愛いぞ、ハルヒ。ついでに…好きだ。」
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オ泉｢僕が代わりに言ってあげましょう。マーガリン!!涼宮さんｲｽﾞマーガリン｣ﾎｯｶｲﾄﾞｳｻﾝﾑﾆﾀﾞ
みくる「あーあー甘い展開禁止！私の歌を聞け！すーなーおーにすきーとー！」
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ハルヒ(‥さっきから誰かに覗かれてるような‥‥)
ハルヒ｢え？‥‥キョン。ごめん。聞いてなかった。もう一回言って！｣
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みくる「（スピーカーを持って）そ～ら～の～か～なた～～～へ～～～～～～！！」
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キョン「も、もう一回なんて言わねぇよっ…！聞き損ねた自分が悪いんだからな。」
ハルヒ｢な！いいじゃない！一回言ったんだから！｣
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オ泉｢だからマーガリンと言っているのです！フフッ彼にはサンオイルの称号でも与えておきますよ。｣ﾋｻﾛｲﾋﾊﾞｯｸﾜｰﾄﾞﾋﾞｭ
みくる「（スピーカー持って）キョン君は『お前のワキからスルメの匂いがする』って言ってましたよぉ～～～！！」
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‥‥すーな‥‥にー‥‥きーとー
ハルヒ｢へ？‥キョン。‥なんか聞こえるわ！｣
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オ泉｢日サロ行ったら溶けたぁー!!!!!｣ﾄﾞﾛﾘ
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キョン「ん？…た、確かに。なんだこのお経みたいな声？どうせどっかの空気な人だろ？」
ハルヒ｢なんかどっかで‥空気っぽいような‥‥ま、いいわ。帰りましょう。｣
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みくる「空気なめんなコラ。空気ねぇとおめぇら死ぬぞコラ。」
長門「……液体空気」ｸｽ
オ泉｢フフッ縮んでも顕在ですよ。こうなったら彼の髪の中に侵入しましょう。｣ｺﾞｿｺﾞｿﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ
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キョン「家まで送ってくよ。夜道は危険だからな。」
ハルヒ｢今は夜道より、あんたの方がよっぽど危険だけど♪｣
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オ泉｢どうやら終わりたいようですね。彼の脳内に侵入し直接操作しましょう｣ｸﾞﾁｬﾗﾃﾞｨ
長門「こうして二人は仲睦まじく腕を組んで帰ったとさ。めでてぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」
みくる「めでたくねぇ！」
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キョン「な、俺は別にやましいこと考えてたわけじゃないぞ！？…よし、今、決めた。俺の生涯かけてお前を守ってやる。…信用してないな？これが証明だ。」
そう言って、俺はハルヒにキスをした。閉鎖空間ではなく、正真正銘の現実で。
真冬の下校道
ＥＮＤ
オ泉｢おやおや。僕はニュートリノレベルまで縮んだというのに。彼が羨ましいですね。｣ﾎﾟﾂﾝ
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ハルヒ｢‥ねぇ、キョン‥‥‥今日ね？家、誰もいないの。｣
キョン「は、はあっ…？それってお前…」
ハルヒ｢こ、言葉にしなきゃ‥‥わからないの？｣
