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  • 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
  • SOS団の被害妄想

涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)

SOS団の被害妄想

最終更新:2020年03月14日 03:03

haruhi_vip2

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だれでも歓迎! 編集

みくる「はい、どうぞ。お茶が入りましたよ」
キョン「ありがとうございます」
古泉「これはどうも。ありがとうございます」
長門「………」

 

みくる「涼宮さんもお茶をどうぞきゃっ!」
ハルヒ「あつっ!」


みくる「ごごごごめんなさい! どうしよう、お茶こぼしちゃった……」

古泉「涼宮さん、大丈夫ですか? 火傷はしていないようですね」
ハルヒ「大丈夫よ。火傷するほど熱くはなかったし」
キョン「念のため、水か氷で冷やしておくか?」

 

みくる「ぅぅう」

 

キョン「朝比奈さん? どうしました?」
みくる「涼宮さん、すいませんでした。私のせいで嫌な思いをさせてしまって」
ハルヒ「いいのいいの。これくら、舐めとけば治るわよ」

みくる「………」


みくる「……本当に、ごめんなさい!」 ダッ


キョン「あ、朝比奈さん!?」
古泉「出て行ってしまいましたね。どうしたのでしょう」


ハルヒ「私、なにか変なこと言った?」
キョン「いや、別に何も。いつも通りだと思ったが」

ハルヒ「………」


ハルヒ「ちょっと心配ね。キョン、古泉くん、みくるちゃんの様子を見てきてくれない?」
古泉「そうですね」
キョン「ハルヒと長門は部室で待っててくれ」

 


~~~~~

 


キョン「朝比奈さん。こんなところに居たんですか。探しましたよ」
みくる「キョンくん、古泉くん」
古泉「どうしたんですか、朝比奈さん? 突然部室を飛び出すものだからみんな驚いていますよ」
みくる「ごめんなさい……」

 

キョン「ハルヒはお茶をかけられたこと、なんとも思ってませんよ。朝比奈さんは謝って、ハルヒは許した。それで問題は解決したじゃないですか」
みくる「そうじゃないんです。そうじゃないんです……。涼宮さんが私を許してくれているのは分かっているのんです。けど……」
古泉「けど、どうしました?」
みくる「けど、ひょっとしたら涼宮さんはみんなの前だから私を許したふりをしているだけで、実は心の中では怒っているんじゃないかと思ってしまって……それで……」
キョン「それで部室から逃げ出したんですか? 大丈夫ですよ。ハルヒにそんな腹芸はできませんって。あいつが許したと言ったら、表も裏もなく許してるんですよ」

 

みくる「そんなの分からないじゃないですか! 本当に、絶対に、100%涼宮さんが心の中でイライラしていないと言い切れますか?」
キョン「そこまで言われると……断言はできませんが……」

みくる「本当は涼宮さんは私に対して憤りを感じているんです。でもみんながいるから、それを口にせず胸の底に押し込んでいるんです。だから部活が終わって家に帰ったら私を携帯電話で近所の公園へ呼び出すんです……」

 


~~~~~

 


  <<配役>>

 

 涼宮ハルヒ:みくるの脳内ハルヒ

 

 朝比奈みくる:みくるの脳内自分

 

 

ハルヒ「遅かったじゃない、みくるちゃん。団長から連絡があったら、たとえお風呂に入ってても30秒で駆けつける。それが模範的なSOS団団員というものでしょ」
みくる「ご、ごめんなさい……」
ハルヒ「ごめんなさい? 私にあんな熱い思いをさせておいて、更にこんな寒空の下で10分も待たせるなんて。私を凍死させる気!?」
みくる「そそそそんな滅相もない」

ハルヒ「部室ではみんなの手前、あまり感情的になるのもマズイと思ったから黙っていたけど、本当はものすごく怒ってたのよ」
みくる「ごめんなさい、ごめんなさい」
ハルヒ「私がケロイドになったらどう責任とってくれるつもりだったの?」
みくる「責任だなんて……」

 

ハルヒ「責任なんてとれるわけないわよね。一度起こってしまった出来事は、どんなことをしたって取り返しがつくものじゃないもの」
みくる「うぅぅ……それじゃ私はどうすれば良いんでしょう」
ハルヒ「そんなことも分からないの? ちょっと考えれば分かることでしょう」
みくる「すいません、すいません! ええと……」


ハルヒ「二度と同じ過ちを犯さないように努力することが大事でしょう!」
みくる「そそ、そうですね!」
ハルヒ「分かった?」
みくる「はい、わかりました。二度と涼宮さんにお茶をかけるような事はいたしません」
ハルヒ「そこまで分かっているのなら、何故私が深夜の北高グラウンドに呼び出したか、分かるわよね?」
みくる「えと、えと……お茶を運ぶ練習のため、ですか?」
ハルヒ「そうよ。分かっているじゃない。今夜は徹夜でお茶の運搬作業の猛特訓よ」
みくる「ほ、本気ですか……?」
ハルヒ「返事はどうした!? 団長様が猛特訓といったら猛特訓! ご飯といったらご飯の時間! それがお茶だといったらプールの水でもお茶だと思うのが団員の義務なのよ!」
みくる「は、はひぃ!」

 

ハルヒ「足をもつらせるのは足が上がっていない証拠! 今から足を上げるのにもっとも大事な大腰筋を鍛えるのよ! 身体と直角になるまで膝を上げてグラウンドを10周歩く! いい!?」
みくる「は、はいいぃ!」


ハルヒ「1,2! 1,2!」


みくる「1,2、1,2」

 

ハルヒ「大腰筋が衰えていると腰痛、O脚などの症状の原因になるわ! 健康維持のためにも1,2! 1,2!」
みくる「1,2、1,2………こ、腰がいたいぃ、これきついですよぅ」
ハルヒ「泣き言を言うな! また昔のようにちょっと歩いただけでよろめいて転んでしまうような軟弱な自分に戻りたいのか!? みんなの役に立ちたくてもドジばかりふんでしまう情けない自分! そんな昨日までの自分に決別したいんじゃないのか!?」


みくる「1,2、1,2!」

 

ハルヒ「いいか、大腰筋が弱れば運動不足に拍車がかかり、骨盤がゆるむ! 骨盤がゆるむと肩こりやむくみが起こり、正しい姿勢が維持できなくなり骨格がゆるむ!」
ハルヒ「将来、日がな一日中、病院の待合室で杖をつきながら腰が痛い腰が痛いと言い、肩にサロンパスを貼るような老人になりたいのか!? 私は嫌だ!」


みくる「は、はいぃぃ! ひぃひぃ」

 

 

 

みくる「おお、終わりました……はあはあ……10周、歩きましたはあはあはあ」
ハルヒ「よしよくやった! それでこそ正しいSOS団員の姿だ! 花マルをあげよう!」
みくる「あ、ありがとうございます……はあはあ」

ハルヒ「寝る前には必ず足を伸ばし上半身をひねる運動を欠かさないこと!」
みくる「いえっさー!」
ハルヒ「風呂上りに骨盤矯正体操をすること! 良いか!」
みくる「さーいえっさー!」

 

ハルヒ「よし、良い返事だ。それでこそ誉れ高きSOS団員だ。日々のトレーニングをたゆまず続け、どこへ出しても恥ずかしくない骨盤強化メイドになるのよ!」
みくる「はい! 私、まだまだ未熟者ですが、必ずどこへ出されても恥ずかしくない骨盤強化メイドになります!」
ハルヒ「良い返事だ! それでは今日はもう遅い。コンビニで牛乳を買って帰るぞ!」
みくる「さーいえっさー!」

 


~~~~~

 


みくる「ということになってしまうんです……」

キョン「………」
古泉「………」

 

古泉「良いことなんじゃないですか?」
キョン「……なんとなくだが、俺もそう思う」

 

みくる「言われてみれば、そんな気もしてきました」
キョン「じゃあ、帰りましょうか」

 


~~~~~

 


ハルヒ「………」

 

ハルヒ「……ねえ、有希。私、みくるちゃんに酷いこと言った?」
長門「………別に」
ハルヒ「でも、みくるちゃん飛び出して行っちゃったわよ。よっぽど傷ついてたんじゃないかしら」
長門「………別に」

ハルヒ「どうしよう」


ハルヒ「みくるちゃん、これが原因でSOS団を抜けるって言い出さないかしら」
長門「………別に」

ハルヒ「ああ、そう考えたら心配だわ。みくるちゃんほどの逸材は町中探したって容易には見つからないもの」
長門「………私がいr
ハルヒ「困るわ! みくるちゃんがいなきゃ、お茶も飲めないもの!」
長門「………だから、私g
ハルヒ「いえ、お茶なんてどうでもいいわ。今や私たち5人そろってこそのSOS団だもの。一人でも欠けたら、それはSOS団が解散してしまうということに変わりないわ」
長門「………」


ハルヒ「それだけはダメよ! 今や私が学校へ通っているのは、SOS団の活動のためだけと言っても過言ではないもの!」
長門「………それは言いすぎ」
ハルヒ「なんとかみくるちゃんを慰留させないと」

 

ハルヒ「でもみくるちゃん、傷ついてるだろうな。なんて言って謝ろう」

 


~~~~~

 


  <<配役>>

 

 涼宮ハルヒ:ハルヒの脳内自分

 

 朝比奈みくる:ハルヒの脳内みくる

 

 

ハルヒ「みくるちゃん、ごめんね。みくるちゃんが部室を飛び出しちゃうくらい酷いこと言ってしまって」
みくる「まったくでしゅ! 今日という今日は、本当に本当に傷ついてしまいましゅた!」
ハルヒ「何がいけなかったのか分からないけど、謝るわ。ごめんなさい」

 

みくる「何がいけなかったのか分かりゃない? あなたは分からないのに謝っているんでしゅか? 馬鹿にするのもいいかげんにしてくだしゃい!」
ハルヒ「ご、ごめん! ごめんね! でも、本当に何がいけなかったか分からないの。こんなこと聞くべきじゃないことは分かってるんだけど、教えて。何がいけなかったの?」
みくる「何がって、全部でしゅよ。いつもいつも私にこんな屈辱的な格好を強要して、お茶くみまでやらせる不遜な態度。これでも私は上級生なんでしゅよ? 先輩に対する態度からしてなっていましぇん!」
ハルヒ「ご、ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」

 

みくる「だいたいでしゅね。何がいけなかったかって、最初から全部悪かったに決まっているじゃないでしゅか。あなたと私、ファーストコンタクトの場面を覚えていましゅか?」
ハルヒ「ええと確か、2年の教室でみくるちゃんがボーっとしてたのを見つけて、私がSOS団部室まで連れてきて……」
みくる「私はボーっとしてたんでしゅよ!? 一日の辛く苦しい勉学の時間を終え、ようやく苦行から開放されて溜まった疲労を一気に解き放たんとしていた、その輝く宝石のように貴重な茫然自失の瞬間を、あなたはいきなり踏み破ったのでしゅよ!?」
ハルヒ「そ、そんなつもりじゃ……」


みくる「あなたにそのつもりがなくても、事実は事実でしゅ。あなたが私の安らぎに満ち満ちたオアシス的時間を惨めに引き裂いたことに変わりありましぇん」
ハルヒ「ごめんなさい!」

みくる「それから、次にあなたは私に何をしましゅたか?」
ハルヒ「えと、扉に鍵をかけて無理矢理SOS団に勧誘、かしら?」
みくる「しぇからしか! キョンくんの目の前で思い切り私の胸をもみまくったことが抜けていましゅよ!」
ハルヒ「そ、そんなこともあったわね……」


みくる「あなたにとってはその程度のことだったかもしれましぇんけど。私にとっては青天の霹靂でしゅよ。蒼天航路でしゅよ。男性の前であられもない姿をさらさせられるなんて、最大の恥辱でしゅ」
ハルヒ「そ、それについては弁解の余地もないわ。本当にごめんなさい」

みくる「そしてさっきも言ったとおり、無理矢理私をSOS団に勧誘しましゅたね」
ハルヒ「でも、みくるちゃんから言ったことじゃない。書道部をやめてSOS団に入団するって意思表明したのは」
みくる「なってないでしゅ!」
ハルヒ「ごめんなさい!}

 

みくる「いいでしゅか? よく考えてみてくだしゃい。一人教室できたるべき書道部の部活に備えて英気を蓄えていた時間を踏みにじられ、突然理由も知らされないまま旧棟の一室に連れ込まれ、戸に鍵までかけられて。普通の人が断れる状況じゃないでしょ? 危険な事件が毎日のようにニュースで報道される時代に、テロリストみたいな闖入者に理解不能なことを言いまくしたてられ 『NO』 と言えましゅか? 言えましぇんよ、かよわき乙女なら! 嫌だなんて言ったら目の前の男をけしかけてアレやコレやの狼藉千万をされかねないじゃないでしゅか!」
ハルヒ「うぅ、そう言われると……」

みくる「そうやって考えたら、あなたが私に対してどれだけの仕打ちをしでかしてきたのか分かるでしょう」
ハルヒ「……返す言葉もないわ」
みくる「むしろ、私だからこそ今までもったと言っても過言ではありましぇんよ。常人なら1日目で登校拒否になってますよ。訴えたら勝ってましゅよ」
ハルヒ「………」

 

 

みくる「で。どうしてくれるんでしゅか?」
ハルヒ「え?」
みくる「え?じゃないでしゅ! 今までのオトシマエをどうとってくれるのかと聞いてるんでしゅ!」
ハルヒ「オトシマエだなんて、そんな……」
みくる「過ぎてしまったことをどうこう言っても、私が今まで受け続けてきた心の傷が消えるわけじゃないでしゅけど、少なくとも傷を癒すことくらいはできましゅよ」
ハルヒ「本当? どうすればいいの? どうすればみくるちゃんの心の痛手を和らげることができるの!?」

みくる「当然、私がとらされてきた心の傷をあなたにも受けてもらうのでしゅ!」


ハルヒ「というと、メイド姿したり、バニー姿したり?」
みくる「そうでしゅね。最初から全部といっても時間的に無理がありましゅから、手始めに自主作成映画から始めててもらいましょうか」
ハルヒ「映画って、恋のミクル伝説?」
みくる「そうでしゅねえ。あのストーリ-をそのままなぞるだけって言うのも芸がないでしゅね」

 

みくる「鯉の涼宮伝説! これでいきましゅよ!」
ハルヒ「こ、鯉!?」
みくる「そうでしゅ。未来からきた一匹の鯉が、超能力鯉を悪の宇宙鯉から守るために川を上流へと泳いでいく感動の物語でしゅ! 戦うウェイトレスなんて時代に迎合した内容よりもずっと斬新で受けましゅよ!」
ハルヒ「……あの、それはちょっと、無理があるんじゃないかと……思うんだけど……」
みくる「ああん? この朝比奈みくるのハイセンスに、なにか文句があるんでしゅか?」
ハルヒ「い、いえ」

 

 


みくる「それじゃあ早速、泳ぎの練習から入りましゅよ! 涼宮さんは鯉スーツを身にまとい、身体のうねりだけで泳いでいくのでしゅ!」
ハルヒ「がぼがぼげほげほ! むむ、無理よこれは……。手も使えないなんて、息継ぎもできないわ」
みくる「鯉が息継ぎなんてするはずありましぇん! 鯉はエラ呼吸なのでしゅ! 理科の時間に習いましゅた!」
ハルヒ「そんな無茶な」


みくる「できないというのなら、しかたありましぇん。もう涼宮さんについて行く義理はないことでしゅし。私は今日限りでSOS団を抜けさせてもらいましゅ。さようなら」
ハルヒ「待って! ええ、エラ呼吸くらい気合でやってやろうじゃない! 魚ごときにできることが、人間に、ましてや私にできないはずがないもの!」
みくる「その意気でしゅよ!」

 

ハルヒ「ゲホゲホ! ごほごほごほ!」


みくる「ええい、泳ぎがなってましぇん! もっと腰を使うんでしゅ! 鯉はしっぽをふって水中を進むのでしゅ!」
ハルヒ「そ、そんなこと言ったって」
みくる「えええい情けない! 今お手本を見せてあげるから、そこでカツモクしていなしゃい!」

 

みくる「みぇぇぇえええええええ!!」

 

ハルヒ「え? ええ? えええ!? すごいわ、みくるちゃん! キモイくらい鯉そのものよ!」
みくる「未来の鯉スイマーなら、これくらいはこなしてみせない! でしゅ!」
ハルヒ「なんだか感動しちゃった! よし、私も……えい!」

 

みくる「はい、そこでクイック、ターン! クイック、ターン!」
ハルヒ「クイック、ターン! クイック、ターン!」


みくる「おそい! やりなおしぃ!」
ハルヒ「クイックターン! クイックターン!」

 

みくる「鯉スイマーは腰が命でしゅ! 足の動きをつかさどる大腰筋を鍛えるのでしゅ!」
ハルヒ「は、はい!」
みくる「姿勢の乱れや不規則な座り方を繰り返していては、この大腰筋が間違った方向にねじれてしまいましゅ! いつもいつも変な格好でイスの上に胡坐をかいていた涼宮さんは骨盤が弱っているのでしゅ!}
ハルヒ「ど、どうすれば良いの!?」


みくる「涼宮さんはいつも走り回って筋肉自体は鍛えられていましゅから、きちんと姿勢を正すことが一番大事でしゅ! 授業中に机にもたれかかって寝たりしちゃいけましぇん!」
ハルヒ「は、はい!}
みくる「無駄に前傾姿勢をとらないこと! 背筋を伸ばしゅ!」
ハルヒ「はいぃ!」

 

ハルヒ「みぇぇぇぇえええええええええ!!」

 

 

みくる「上出来でしゅ! その調子でいけば、きっと将来は涼宮さんも立派な人魚になれましゅよ!」
ハルヒ「本当? うれしい!」
みくる「でも人魚への道はまだまだ辛く、厳しいものでしゅ。さあ、これに満足することなく、ともに栄光の未来へ歩みましょう!」


ハルヒ「はい、朝比奈先輩!」

 


~~~~~

 


ハルヒ「この路線だわ!」

 

長門「………みんな、早く帰ってきて……」

 


~~~~~

 


キョン「ハルヒ、長門。戻ったぞ」
みくる「………」

 

ハルヒ「みくるちゃん、戻ってきてくれたのね!」
みくる「はい。えと、あの……その」
古泉「朝比奈さん」
みくる「はい」

 

みくる「すすす涼宮さん! いっしょに、骨盤を鍛えましょう!」
ハルヒ「みくるちゃん……やっぱりそうだったのね! わかったわ! いっしょに骨盤を鍛えましょう!」


みくる「そして健康な老後をむかえましょう!」
ハルヒ「未来のマーメイドを目指すのよ!」

 


ネー(*´Д`)(´Д`*)ネー

 


キョン「……なんだ? なにを言ってるんだ?」
長門「………もうどうでもいい」


古泉「やれやれ。何だかよく分かりませんが、丸く収まったようで、よかったじゃないですか」

キョン「そうだな。仲良きことはうつくしきかな、とも言うしな」
古泉「渋いですねえ」
キョン「まあ、それもたまにはいいじゃないか」

 


 ~おしまい~

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