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………
……

白衣の山~濃霧の奥へ~
もはや視界は完全に奪われている
あたりを包み込む霧によって何も見えない

そう、それは完全な白い世界に辿り着いていた


ウェルナ・ジルド:「視えないな」
葉鐘:目がぁ、目がぁ・・・
葉鐘:・・・メ ガ シ ル バ ー
月夜 理香子:「何も・・・見えない・・・」

有賀 銀志郎:「・・・完全に視界0だなこりゃ・・・」
ウェルナ・ジルド:「ロクに探索もできないな」

東・琴音:「……何か聞こえます…」

月夜 理香子:「・・・? 何・・・ですか・・・?」
東・琴音:「ほら、耳を澄ましてみたら………何か……」
有賀 銀志郎:「ん・・・?」


GM:すぐ近くで声が聞こえた
ウェルナ・ジルド:「・・・」耳をすませば
TK:すまさなくてもよかったらしい



女の子の声:「ねぇ、お爺ちゃん?」
年をとった男の声:「……どうした?」
女の子の声:「どうしてパパ、いなくなっちゃったの?」
年をとった男の声:「………」
女の子の声:「お爺ちゃん… パパに会いたい…」
年をとった男の声:「………」
年をとった男の声:≪……すまないな …だが、こんな俺に何が出来るだろうか≫



東・琴音:「詩織の声です……… それに今確信出来ました…」
月夜 理香子:「・・・」
東・琴音:「この最後に聞こえてたのは… きっとお義父さんの心の声です…」
月夜 理香子:「・・・えぇ」
ウェルナ・ジルド:「・・・」


声はまだ続いた…



声:「何? 死んだ人を? ははは、バカ言うな 死んだら終わりだろ?」
年をとった男の声:「……まぁ、そうだな」
声:「あーっていっても、俺の友人が不思議な体験をした場所があるんだ」
年をとった男の声:「……なんだ?」
声:「………いやな、『白衣の山』って知ってるかい?」
年をとった男の声:「………」
年をとった男の声:≪………≫

声は聞こえなくなった…



有賀 銀志郎:「・・・これで親父さんがここを目指した目的もハッキリしたな・・・」

東・琴音:「…………ごめんなさい… お義父さん… ごめんなさい…」(泣き崩れる)
月夜 理香子:「・・・」
東・琴音:「不愛想で… 全然私達の事なんて考えてくれないと思ってた… それなのに…」
東・琴音:「ずっとずっと… 一番苦しんでたのは………」

有賀 銀志郎:(親父さんの目的は琴音さんの旦那さんを連れてくるか詩織ちゃんに会わせてやるか・・・のどちらかだろうけど・・・さて、無事に下山まで行かせてもらえるかどうか・・・だな)

月夜 理香子:「・・・これ以上進むのは・・・危険です」
ウェルナ・ジルド:「東さんこれからどうする?」

………
……

声が聞こえた



霧深くから聞こえる声:「………お前には…迷惑をかけた…」



東・琴音:「!? …お義父さん!?」
東・琴音:「何処にいるの? まだ近くにいるんだよね! 一緒に帰ろう! 色々謝りたいことがあるの!」フラフラと進む


月夜 理香子:「っ!東さん!待って!!」
ウェルナ・ジルド:「おい・・・」ロープを伝って追いかけて肩を掴む
月夜 理香子:「・・・とにかく、落ちついてください!」
東・琴音:「…え? だって! お義父さんがすぐそこにいるんだよ!?」
有賀 銀志郎:「マズッ・・・!」ロープを・・・引く!


東・琴音:「お義父さん!? お義父さん!!!?」


ウェルナ・ジルド:「言ったはずだ、言う事を聞けと・・・うっ」



霧深くから聞こえる声:「……………」



琴音以外の全員が気づいた、その声は先ほどまで聞こえていた声とは別物であることを…
そしてその声はすぐ近くに来ているということも…


月夜 理香子:「・・・!?これは・・・!」
ウェルナ・ジルド:「くそ・・・」前に回りこんで銃を構える
有賀 銀志郎:「チッ・・・一か八か・・・呼べるか・・・ッ!?オイ、変態マスク!琴音さん頼む、走るぞ!」ガンダム召喚機を使おうとする


ウェルナ・ジルド:「早急に撤退する、東さん走れ!」


東・琴音:「でも…でも…でもっ!!!」


ウェルナ・ジルド:「そしてその呼び名はあんまりだ!」

GM:…と、その時…
葉鐘:ティリン



先ほどまで聞こえてた声が… 『栞』から聞こえていた声が… 不器用で意地っぱりで、しかし優しい男の声が聞こえた

年をとった男の声:「…道はこっちだ…」



月夜 理香子:「!?」
月夜 理香子:「・・・東さん!」
東・琴音:「え?」
有賀 銀志郎:「クソッ・・・この霧じゃあ方角もわかんねえ・・・イチバチ、行くか!?」他2人OKならy



霧深くから聞こえる声:「そっちはダメだ… さぁさぁ、もっと深くに………」



東・琴音:「………どうすれば… 私はどうすればいいの!?」

月夜 理香子:「・・・こっちです!」不器用な方に引っ張って逃げる
有賀 銀志郎:「("もっと"っつーことは今までの進行方向・・・イコール、あの世・・・!つーことは・・・)・・・だな!」前者側へ
月夜 理香子:「思い出して下さい!あの声を! 不器用で、だけど本当は優しい声を!」
ウェルナ・ジルド:「考えてる暇は無いな・・・」不器用な声の方に

東・琴音:「…こっち、うん!こっちね!!」


GM:一同は声が指し示す『栞』へと向かって進んだ


最終更新:2013年08月07日 18:33