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アイス・キャンディ - (2024/09/16 (月) 23:35:40) のソース
&image(76.jpeg) 名前:飴田名(あめだ めい) ヒーロー・ネーム:アイス・キャンディ [[イグナイト]]:火炎放射器ならぬ”氷冷放射器”。 [[アビリティ]]:氷、冷気を自在に操り、ピアノやってる人の人差し指のレベルで操作性に優れる『氷鬼』 **性格 ファン一人ひとりを大切にし、犯人を無傷で制圧することを得意とする有名広報系ヒーロー。 裏表のない根明で優しい人です。(姉談)姉、しかも双子の姉が言うなら間違いないと思われるが、 実は裏があり自分が「嫌い」と思った相手には異常に口が悪くなることである。 何度かスキャンダルを起こしかけ、そのつど回避してきた。 そんな彼女の某動画投稿サイトでの登録者数は130万人。ハッキリ言って有名人である。 因みに、教師である姉が[[半人前詐欺師]](生徒)に騙された際にも、姉との電話中に「口癖」が発動した。その時のセリフが 「そのサギ山とかいう蛆虫かき氷にしてやる。」と凶暴なものになっている。 **備考 幼少期、姉の誉(後の[[飴田先生]]ことクラッシュ・キャンディ) と共に推しヒーローである「[[ロール・キャンディ]]」に憧れていて、グッズを集めに集めていたが、舞台上で爆弾魔に襲われて殺されてしまう。(ちなみに「口癖」がついたのはその時からである)その後犯人を捕まえて殺すため、彼女の後を継ぐために姉と共にヒーローを目指すが、自分の能力は操作性には優れているものの殺傷力という彼女が求めていた決め手には欠けていた。色々あってロール・キャンディの後を継いだが、ある時自分が広報活動をしている時にあの時の爆弾魔に遭遇。しかしファンの前であの「口癖」を出したら幻滅されるだろうという思いから、中々正直になれず、恐怖によって足がすくんでしまってもいた。その後あの時の爆弾魔は逃走し、最終的に超強力な爆弾のヒーローに消し炭にされることになったが、彼女はその事をしらず、その時の記憶がまだ脳裏に残っている。 **エピソード 焼き溶かされた飴を追って#1 #region 私は中堅ヒーロー、アイス・キャンディ。 本名、飴田 名。 ヒーロー訓練校を卒業し、そろそろ任務にも慣れてきた。 私は広報に特化したヒーローで、名前もかつていた伝説のヒーローロール・キャンディ様 からとっている。自慢の姉が卒業式で”地獄に行ってくる”と言ったきり帰ってこない。 任務が終わり、ステージに上った瞬間だった。 ステージ、私が三番目に愛する空間。 一番は家族との食卓、 三番目がこのステージ。 二番目はもう、帰ってはこない。戻りたくても、戻れない。 私の愛した空間たちはこの日、全て飴細工のように砕け落ちた。 仇の再来 このステージは私達が築き上げた物。建築費は私と近隣の同業の方々、それにファンの皆様のクラウドファンディングによって作られた、市民たちを勇気付けるための、硝子の宮殿。 いや、飴細工の宮殿かな。 このステージの建設を主導したのは勿論私で、もちろんファンへの宣伝のためでもあったと思う。 でも本当は、アビリティの破壊性故、まるで”臭いものに蓋”というように地獄へと送られた、 実の姉、誉(ほまれ)…いや、ヒーロークラッシュ・キャンディに見てほしかったからかもしれない。 ファン…市民をないがしろにするなど、ヒーロー失格。大失格だ。 そんな事を思い出しながら、壇上に昇る。 ここは私の独壇場。ここでは私はシンデレラより可憐で、人魚姫より優雅だ。 この世の全てが私の味方になる…といったらカミサマみたいで悪役ちっくだけど、 少なくとも私はヒーローだ。ここ一帯を守るヒーローだ。 悪役を舞台になんて上げない。舞台裏でかき氷にしてやるんだから。 その爆弾魔は、風と共に現れ、瞬く間にステージを崩壊させた。 さようなら。私の水晶宮殿。などとほざく暇もなく。 ”やつ”は私の前に立った。間違いない。 その顔だけは何度も何百度も何万度も、反芻に反芻を重ねて、 その顔を、体を、歪んだ人格を、イグナイトを、アビリティを、魂を、その全てを 憎んで嫌って狙って呪って調べて調べて調べ尽くして、 いつか殺してやろうと心に誓った。 ロール様の敵。 爆弾魔の中の爆弾魔。 稀代の超大量殺人鬼。 五十嵐 鳳七郎。 #endregion