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Q&Aバックアップ - (2006/01/04 (水) 11:37:25) の最新版との変更点

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*Q&Aバックアップ &html(<HR size="3" color="CCCCCC" style="border-style:dotted"> ) &html(<Font Size="3" Color="#0072FF"><B>Q2.『HF10療法』とは?副作用はありますか?</B></Font>) A2. 『HF10療法』とは現在、名古屋大学医学部第二外科で開発中のまったく新しい癌の治療法です。 単純ヘルペスウイルスの抗体は日本の成人の9割以上が持つといわれ、正常な細胞内でHF10が増殖することはほぼ考えられません。 一方ガン細胞は体内に突然現れるので、単純ヘルペスウイルスへの耐性がありません。 ここに注射などでHF10を直接注入すれば、ガン細胞だけに感染し増殖することなります。するとガン細胞はこれに対抗し、自己の遺伝子を切断して自殺(アポトーシス)していきます。このようにHF10は、ガン細胞だけを選択的に死滅させることができるのです。 万が一、HF10が正常な細胞で増殖しヘルペス感染症の症状(副作用)が出現しても、現在ある抗ウイルス薬で十分に治療することができます。 &html(<HR size="3" color="CCCCCC" style="border-style:dotted"> ) &html(<Font Size="3" Color="#0072FF"><B>Q3.HF10の実用化はいつですか?</B></Font>) A3. このままでは5~10年もかかってしまいます。 新しい薬や治療法が実用化されるには、特定の基準に沿った臨床試験=「治験」が必要です。治験は第Ⅰ~Ⅲ相試験の3段階に分けて行われ、すべて完了するまで一般的に3~7年を要します。またその後、厚生労働省の承認を受け実用化されるまで、さらに2~3年かかります。 HF10は現在まだ治験の第1段階にあります。治験には試験を行う側の人的・資金的な負担が大きく、また参加してくれる患者の確保も難問です。また行政側も安全性を重視し、時間をかけて慎重に審査する傾向にあります。 しかし厚労省と文部科学省が共同で治験活性化の計画を打ち出すなど、この状況が改善される見込みも高まってきました。私たちはこうした動きを、ぜひHF10の早期実用化に結びつけたいと考えています。 &html(<HR size="3" color="CCCCCC" style="border-style:dotted"> ) &html(<Font Size="3" Color="#0072FF"><B>Q4.新機軸のがん治療法はほかにも存在するのに、そのなかでも『HF10』に注目し運動を始めたのはなぜですか?</B></Font>) A4. 理由は以下の通りです。 +癌細胞に対してきわめて高い「抗腫瘍効果」が期待できる。&br()(マウスに用いた量の100分の1という低用量で再発乳癌の皮膚転移患者6症例の癌細胞が30~100%死滅) +癌種を問わずその適応が期待できる。&br()(ヘルペスウイルスはヒトのほぼすべての細胞に感染が可能であるため) +副作用が起こる可能性が非常に小さく、万一のばあいも従来の効ウイルス薬で対処できる。&br()(HF10は弱毒性の自然変異株であり、かつ成人の9割以上がヘルペスウイルスに対する抗体を持っているため) +一度癌細胞が死滅したあとには再発が起こらないという「再発抑制効果」が期待できる。&br()(HF10の感染によって特異的な免疫力を獲得するため) アメリカなどでも単純ヘルペスウイルスによるがん治療の臨床試験は行われていますが、残念ながらいずれもたいした成果は得られていません。多くの腫瘍溶解性ウイルスによるがん治療法のなかで、名大医学部が手がけている『単純ヘルペスウイルスHF10』だけが例外的なまでに著しい成果を挙げているのです。われわれがHF10に注目する理由がご理解いただけたでしょうか。 ----
*Q&Aバックアップ &html(<HR size="3" color="CCCCCC" style="border-style:dotted"> ) &html(<Font Size="3" Color="#0072FF"><B>Q2.『HF10療法』とは?副作用はありますか?</B></Font>) A2. 『HF10療法』とは現在、名古屋大学医学部第二外科で開発中のまったく新しい癌の治療法です。 単純ヘルペスウイルスの抗体は日本の成人の9割以上が持つといわれ、正常な細胞内でHF10が増殖することはほぼ考えられません。 一方ガン細胞は体内に突然現れるので、単純ヘルペスウイルスへの耐性がありません。 ここに注射などでHF10を直接注入すれば、ガン細胞だけに感染し増殖することなります。するとガン細胞はこれに対抗し、自己の遺伝子を切断して自殺(アポトーシス)していきます。このようにHF10は、ガン細胞だけを選択的に死滅させることができるのです。 万が一、HF10が正常な細胞で増殖しヘルペス感染症の症状(副作用)が出現しても、現在ある抗ウイルス薬で十分に治療することができます。 &html(<HR size="3" color="CCCCCC" style="border-style:dotted"> ) &html(<Font Size="3" Color="#0072FF"><B>Q4.新機軸のがん治療法はほかにも存在するのに、そのなかでも『HF10』に注目し運動を始めたのはなぜですか?</B></Font>) A4. 理由は以下の通りです。 +癌細胞に対してきわめて高い「抗腫瘍効果」が期待できる。&br()(マウスに用いた量の100分の1という低用量で再発乳癌の皮膚転移患者6症例の癌細胞が30~100%死滅) +癌種を問わずその適応が期待できる。&br()(ヘルペスウイルスはヒトのほぼすべての細胞に感染が可能であるため) +副作用が起こる可能性が非常に小さく、万一のばあいも従来の効ウイルス薬で対処できる。&br()(HF10は弱毒性の自然変異株であり、かつ成人の9割以上がヘルペスウイルスに対する抗体を持っているため) +一度癌細胞が死滅したあとには再発が起こらないという「再発抑制効果」が期待できる。&br()(HF10の感染によって特異的な免疫力を獲得するため) アメリカなどでも単純ヘルペスウイルスによるがん治療の臨床試験は行われていますが、残念ながらいずれもたいした成果は得られていません。多くの腫瘍溶解性ウイルスによるがん治療法のなかで、名大医学部が手がけている『単純ヘルペスウイルスHF10』だけが例外的なまでに著しい成果を挙げているのです。われわれがHF10に注目する理由がご理解いただけたでしょうか。 ----

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