彼の名は
彼は憔悴し、飢えてしていた。
見に覚えの無い所に拉致、監禁され。
挙句の果てに餓死寸前まで、追い込まれ。
如何わしい映像を見せられ続けながらも、致すことも許されず。
極限のまでに、三大欲求のうち、二つの欲を高められて。
野に離たれたのだ。
☆
そして、今、目の前に、可愛らしい少女がいる。
体つきはまだ未発達ながらも、その肢体は実に、美しく。
彼を興奮させるには充分だった。
頭に、花をあらん限り乗っけているのが気になるが些細な事だろう。
今は欲を満たす事しか考えてないのだから。
「やあ、君」
「ひ、ひぇ!?」
どうやら、こんな状況に巻き込まれて混乱しているようだ。
無理も無いだろう、こんな可愛らしい乙女なのだから。
それを今から食べちゃうと考えると、正直勃つのがやばかった。
「大丈夫かい?」
「あ、はい……」
少し安心したように少女は笑った。
安心させてからいただこう。
彼が獣だということに気付いていないのだから。
そう、彼の苗字は「樋熊(ひぐま)」さん。
全国1000人ぐらい、いる樋熊さんの一人である。
普段は空手のインストラクターもしており、全国最強クラスの樋熊さんである。
それに、学園都市の科学により、なんか色んなものがドーピングされた恐るべき、獣。
今、一人の、人間が、性欲と食欲を満たすために。
獣となるのだ。
【d-4 街/深夜】
【
初春飾利@とある科学の超電磁砲】
状態:健康
装備:なし
道具:基本
支給品、ランダム支給品×1~2
基本思考:会場から脱出する
1:どうしよう
【樋熊さん@穴持たず】
状態:健康
装備:
道具:
基本思考:欲を満たす
1:まず目の前の子を性的に頂く
最終更新:2014年09月18日 08:24