世界地図の南南西エリア一帯の大部分を占める、広大なる密林地帯。
そこは未だ人類が深く立ち入ることを許されておらず、様々な動植物が独自に自由な進化を遂げ続ける、正に生命の坩堝だ。
人類にとっては未踏であるが故に様々な謎に包まれたこの密林には、数百年を経て幾つかの伝説が語り継がれていた。
まず一つ世界的に有名なのは、この密林の奥深くには四魔貴族が一柱である魔炎長アウナスの居城、火術要塞が鎮座しているとされるものだ。
これは聖王記に語られる逸話を中心として民衆には広く信じられており、その伝説を裏付けるかのように、密林の深部に近づけば近づくほど、突然に瘴気が濃くなっていくという事象が一部探検家によって観測されている。
他には、主に現地の土着信仰を基盤としたものの中に、妖精族の住処が密林のどこかにあるという伝説がある。これも、聖王記にその一部の記載がある。
密林に最も隣接した人類生活圏の一つであるアケの村には、小さな子供を拐かす存在としての悪戯好きな妖精の描写が、口伝を中心に幾つか残されているのだそうだ。
しかし、そのような謎めいた伝説が幾つもある密林にそれでも人が惹かれるのは、その危険を上回る大きな魅力がこの密林に詰まっているからに他ならないのである。
「特にアケはね、なんてったってスパイスがいいの。ここのスパイスを味わっちゃったら最後、他じゃあ全然物足りなくて、アケのスパイスでしかキメられなくなっちゃうの」
「その表現には大いに疑問の余地が残るけど、とてもいいものなんだな、っていうのは伝わってくるよ」
先ほどから三角巾を装着した少女-サラは只管に前後に手を動かし続けながら、スパイスの魅力とやらを語り続けている。
少年-テレーズはその所作をじっと見つめながら、彼女の話にいつも通り耳を傾けては、的確な反応を返していた。
先ほどからサラはずっと、乾燥した葉っぱや根のようなものを細かく刻んでは、鉄製の円盤に木製の取っ手がついた不思議な道具でごりごりと擦り潰している。それを受けている器の方もどうやら専用のものらしく、円盤がちょうどはまるように縦に深い溝を作った構造のものだ。
それをあんまりテレーズが不思議そうに見ていたからか、サラはにこりと微笑みながら続けた。
「これはね、薬研(やげん)っていうの。薬草を粉末状にするのが本来の用途なんだけど、スパイスにも使えるのよね。あ、ちなみによく居酒屋とか焼き鳥屋とかにあるやげん軟骨っていうのはね、この薬研に軟骨の形が似ているから、っていうのが部位の名前の由来なのよ!」
「へぇ、そうなんだね。知らなかったよ」
こうして楽しそうに話しているサラは、見ているだけでいつの間にか、此方まで楽しい気持ちになってくるから不思議だ。テレーズはつくづくそんなふうに感じ入りながら、引き続きサラの手元を見ていた。
因みにテレーズには、サラのしゃべる話の意味を実際には半分も理解できていないことが多い。
因みに先ほどのものも、そうだ。薬研という道具についてはなんとなく理解できたが、その後の内容はよくわからなかった。
ただサラは本当に物知りなので、きっと自分が知らないだけで、いざかやとかやきとりやというものが街にはあるのだろう。やげん軟骨という部位もそもそも少年は存在すら知らなかったが、とり、と言っていたので鳥の部位なんだろうな、くらいに軽く受け止めていた。
サラと旅をするようになってからは彼女の口から発せられる情報量が多すぎて、テレーズはその一つ一つに深く追求をしても埒があかないということを割と最初に学んだのであった。この受け流しスキルは最早、極意習得相当と言っても過言ではなくなってきているだろう。
「ところで、今日はそのスパイスでキマっちゃうの?」
「ええそうよ!一度は本格的なのを作ってみたかったの!」
爛々と瞳を輝かせながら食い気味に言葉を返してくるサラの勢いに気圧されつつ、しかし出来上がる料理はとても楽しみにしている。
正直に言って一人旅の時は、まともな食事になんてありつけていなかった。人と関わる事を避け続けてきた彼には、料理の知識なんていうものは皆無だったのだ。
だからこそ、彼女と旅をするようになってからの食生活の劇的な向上ぶりには、ただただ舌を巻いているテレーズであった。
二人がいるのは、宿として借り受けたアケの村の一画にある空き家だ。普段から無人のようだが、貸し出し用なだけあり一通りの家事をこなすための道具は揃っているようだった。
貸主によれば、此処は観光地というわけではないので、偶に訪れる行商人が来た時などに泊まっていく場所なのだという。
因みに自分たち以前に泊まっていったのは、行商人ではなく戦士風の女性と小柄な少女の二人組だったらしい。
「本格的なのって、一体どんなものを・・・?」
「ふふ、それはできてからのお楽しみよ!」
大抵の場合はこんな感じで、料理中はあまり答えを教えてはくれない。なのでテレーズは自分の知識量ではやっても無駄だと分かりつつも、周囲に用意された材料から彼女が何を作るのかを予測してみることにした。
(えっと、用意されているのは・・・乾燥させたいくつかの葉っぱや根みたいなものと、青い唐辛子と、にんにく、ナス、パプリカ、ズッキーニ。あとはぶつ切りにされた鶏肉と、塩漬けされた小さな魚の切身・・・。調味料らしきものは、なんか独特の匂いがする茶色い液体と、甘い香りがする白い液体に、あとはお砂糖・・・。これは・・・うん、やっぱり何が出来上がるのか、僕には全く分からないな)
案の定、材料から全く完成品の想像がつかないテレーズは、大人しく座して待つことにした。
しかし、サラと旅をしていることでいろんな野菜などの名前を覚えただけでも、個人的には凄い進歩なのだと思う。
「よーし、こんなもんかな!」
どうやら粉末にする作業を終えたらしいサラは、大袈裟に額を腕で拭いながらそう言った。
「お疲れ様。そろそろ僕もさっきのやつの続き・・・する?」
「そうね、頃合い!さすが、分かってきてるね!」
サラに褒められると、胸の内がこそばゆくなる。誰かに褒められたことなんてなかった少年にとって、そんなちょっとした会話がこの上なく好きなのだ。
でもそれで自分が照れている顔を見られるのはとても恥ずかしいので、テレーズはそそくさと後ろを向き、大きな葉を被せてある物体の前に移動した。
これはサラがスパイスを擦り始める前に指示されて捏ねておいた、パン生地だ。サラがいうには、これで出来るパンは普通のパンと違い、ナン、と言うらしい。
「本当はタンドール窯で焼くのが本場らしいんだけど、流石にそれはないからフライパンで焼けるサイズにしましょ」
「え、あ、うん。そうだね」
タンドール云々は良く分からなかったので流すことにし、兎に角言われるままに生地を四等分して打ち粉をし、丸い棒で伸ばしていく。ナンとは平べったい形をしているのだそうだ。
その間に、サラは手際良くスパイス各種に茶色い液体と刻んだ魚の切身の塩漬けを加え、ボウルの中で擦り合わせる様にして混ぜていく。元々香りが強めの茶色い液体とスパイスやニンニクなどが絡まり、薄らと独特な香りが部屋の中に立ちこめていった。なにやら、これは確かに食欲を刺激されるような香りだ。
「アケのスパイスにはね、いろんな効能があるって言われているの。美容にもいいし、消化も良くなるわ。例えばターメリック・・・まぁウコンのことなんだけど、これなんかはお酒飲む前に摂取しておくとアルコール分解を助けてくれたりするわ!」
「お腹が満たされる以外の効果もあるなんて、凄いんだね」
特に酒を嗜まないテレーズにとってはターメリックとやらの効能はそこまでお世話になることはないだろうが、もし必要な時が訪れたら、ありがたく使わせていただこうとは思った。まぁ、その際にどこで手に入れるのかすら彼には皆目検討もつかないのだが。
「あ、そしたら野菜乱切りにしてもらえる?ズッキーニだけ輪切りかな。厚さは指先半分くらい」
「うん、わかった」
手早く四等分した生地を伸ばし終えたテレーズは、ペーストを作っているサラの隣で野菜を切っていく。
生まれてこの方、気がついた時には身に付けていた片刃の大型武具しか刃物を持ったことがなかった彼も、今ではすっかり包丁の扱いにも慣れたものだ。
野菜の切り方にも色々あるらしく、乱切りというのは取り敢えず野菜を横に寝かせ、くるくる回しながら斜めに切っていけばいい、とテレーズは理解している。
料理というのは切り方や熱の通し方にもいろんな手法があって、奥が深い。サラがいうには、家族で暮らす人々はみんな、毎日何かしらをこうして作っているのだそうだ。しかも一日二度という頻度であるのだとか。それは、とても大変なことだと思う。
しかもその中心を担うのは現在はその殆どが女性であり、料理は作業の一端に過ぎず、その他にも様々な家事労働や内職があるのだという。
「主婦って、思っているよりとんでもない労働なのよ。ただ土をほじくり返し、木を切り倒したら後は飲んでいられる男衆の方がある意味楽かも。テレーズは、見えない家事にもちゃんと注目してあげた方がいいって覚えておいてね!」
「うん、そうするよ」
見えない家事とやらがどのようなものを指すのかはいまいち分からなかったが、兎に角自分のやれる事をやれば良いのだろう、と彼は理解した。
そうこうしているうちにサラはぐるぐるとかき混ぜていたペーストを作り終えたらしく、手際良く竈門に火をつけて鍋に油をひいて熱していく。
そこに、先ほどまで作っていたペーストを半分程入れて炒める。すると、熱せられたペーストからは先ほどとは比べものにならないくらい、スパイシーで芳しい香りが立ち上がっていった。
思わずテレーズは、ごくりと唾を飲み込む。これは、絶対に美味しいやつだ。そう五感が確信しているのが、いやでも分かる。
しかしながら、未だにこれが何の料理なのかは、どうにも確信が持てないでいた。
「ふふ、見慣れないスパイスばっかりだもんね、まだ分からないかな?」
ちらりと横目に此方を見て、その表情から内心を読んだらしいサラが、悪戯っぽく笑いながら言う。
テレーズは素直にこくりと頷き、そろりそろりと近付いてサラの肩越しに鍋の中の様子を伺った。そこでは、緑色のペーストがふつふつと熱せられている。
サラはそこに、今度は白い液体を入れていく。すると、甘い香りとスパイシーな香りが程よく混ざり合い、色味も合わせて薄くなっていった。
此処に後は具材を入れて完成、となるなら、見た目は薄緑色のシチューといったところか。でもスパイスをふんだんに使うなら、シチューというよりは、あれかもしれない。
「・・・カレー?」
「ふふ、正解!これはね、グリーンカレーっていうのよ!」
思ったよりそのまんまの名前だなぁと思いながらも、見たことのない色のカレーには強く興味をそそられる。
サラによれば、カレーが嫌いな男の子はいない、とのことだ。実際に自分は一度食べさせてもらってからは感動しきりで、確かにカレーは文句なしに好物の一つになったと言える。
このカレーは色こそ見慣れたカレーとは違うが、食欲を大いにそそるスパイシーな香りは、カレーとしてのポテンシャルを十分に秘めているといっていいだろう。
更に残りのペーストを入れて沸騰させ、鶏肉を入れて火を通していく。
「よっし、そろそろナンも焼いちゃおっか」
「うん」
徐々に近づいてきたと思われる完成の時を内心では今か今かと心待ちにしながら、サラの隣でフライパンを熱し、薄く伸ばしてあった生地を焼いていく。
「結構焦げやすいと思うから、火との距離に気をつけてね」
「うん、わかった」
都度サラの助言を受けながら、焦げ付かない様に細心の注意を払いつつナンを焼いていく。
その間にサラは野菜や残りの調味料を鍋に加え、いよいよ最後の仕上げに掛かっていった。
彼女と旅を始めて、最初のうちは一から十まで料理を作ってもらってばかりであったが、こうして自分にも出来ることが増えてくると、ほんの少しは役に立てている気がして嬉しくなってくる。こんな風に思うのはきっと後にも先にも、彼女の隣でだけなんだろうな、と思った。
因みに、サラはもともと料理をすることが好きなのだそうで、特に彼女から手伝いを積極的に求められたというようなことはない。ただ、彼女が料理をしている間は為す術なく呆然と待っているだけの自分を見るに見かねて、よかったら一緒にやってみるか、と態々声をかけてくれたのだ。
なので、本当は彼女一人で全部出来ることではある。
でも、サラは自分が手伝うと喜んでくれるのだ。
彼女は以前に笑いながら、言っていた。料理は誰かのためにやるのもいいけれど、誰かと一緒にやるのも凄く楽しいんだよ、と。
今まさに、本当にその通りだな、と思う。
こんな穏やかな時間がずっと続いたら、それはどれほど素晴らしくて、幸せなことなのだろうか。
そんな空想を無意識に思い描いてしまうたびに、彼はいつも思い出す。自らが、そんなことを願えるような立場にはいないのだということを。
「ほら、焦げちゃうよ!」
「え・・・あっ」
サラの声で我に帰ると、目の前には香ばしい香りを放つナン。慌てて、フライパンの中で薄く煙をあげているナンをひっくり返した。
少々黒く焦げ付いた部分が表面にできてしまったが、ちらりと隣のサラに視線を寄越すと、両手を広げてセーフのジェスチャー。どうやら、許されたようだ。
「油断大敵、ね。さ、こっちは完成!」
一足先にサラの方が終わったようで、残りのナンを手分けしてぱぱっと焼き上げていく。
そして四枚のナンが焼き上がったところでカレーを別皿に盛りつけ、完成だ。
「じゃじゃーん、サラさん特製グリーンカレーです!」
「おぉー」
腰に手を当てながら高らかに料理名を発するサラに、テレーズはパチパチと手を叩きながら歓声を上げる。スパイスの香りと、それを中和するようなどこか甘い香りの混在する、実に不思議な香りのカレーだ。
「この甘い香りはね、ココナッツっていうの。熱帯地域が主な産地なんだけど、これからとれるココナッツミルクがこのカレーのポイントなのよ!さぁ、召し上がれ!そこそこ辛いと思うから、気をつけてね!」
「・・・じゃあ、いただきます」
期待を胸に、まずは木製のスプーンで掬って一口。
「・・・・・・!!」
口に入れた瞬間、口内全体に広がる豊かなスパイスの香りと、ココナッツとやらの甘み。そして、予想よりも強烈な辛さ。
「・・・の、のみもの・・・!」
あまりの辛さに、テレーズは慌てて用意されていたサトウキビを絞ったジュースを、ぐっと喉に流し込んだ。甘さのある飲み物が口内の辛みを中和してくれはするが、それでもまだ辛さは口の中に残っているようだった。
「ふふ、ナンに付けながら、ゆっくり食べてね」
テレーズの姿を見てくすくすと笑いながら、サラはナンを食べやすいサイズに千切ってカレーにつけながら食べていく。それをみて、テレーズは自分もそれに倣うようにした。
千切ったナンをカレーに浸して、一口。
今度は、先程よりも覚悟ができていたからか、ある程度味わいながら食べることができた。相変わらず辛いのだが、しかしその絡みの中に様々な旨みが溶け出していることが、この一口ではっきりとわかる。
(・・・これは・・・美味しい・・・!)
辛いものはそこまで得意ではないテレーズだったが、このカレーは別格だと判断した。この辛さは、この料理には必要なファクターだ。青唐辛子やその他いくつものスパイスが織りなす辛味が複雑な味を生み出し、それをココナッツの甘みが包み込んで、丁度よく辛さと旨さのバランスを保っている。そしてごろごろとした野菜や鶏肉が、カレーとしての歯応えの楽しみをしっかりと齎してくれるのである。
気がつけばテレーズは、飲み物と交互に無言で食べ続け、あっという間にグリーンカレーを完食してしまっていた。
「辛い・・・けど、美味しかった・・・!」
「へへーん、そうでしょー。ま、私も初めて作ってみたんだけど、これは中々上手くいったね!」
サラも満足げに頷きながら、テレーズに遅れて完食する。
テレーズはすっかり全身に汗をかきながら、はしたないとは分かりつつも両手を広げてごろんと後ろに倒れ、中空を見上げた。
(・・・美味しいものを食べてこうして寝転がるなんて、以前からしたら本当に考えられないな・・・)
サラと旅を始めてから、まだ一月少々といったところだったか。曲がりなりにも凡そ十六年を生きてきたテレーズからしたら、これはまだほんの短い期間ではある。
しかし、この僅かな旅の中で彼の人生は、今までとは全く別のものへと成り変わり始めているのも事実だ。
その変化はとても尊いもののようであり、とても恐ろしいもののようでもある。一度得てしまえば、失うことを酷く恐れてしまう禁断の果実のようだ。
しかし、この度には終わりがちゃんとあって、その時にどうなるのかは分からないけれど、少なくとも今の状態は消えて無くなるのも確かなのだ。
その時、果たして自分はどうなってしまうのだろうか。
こんな自問を、彼はこの一ヶ月ほどはずっと繰り返している。
答えば、出ない。
「そういえばココナッツミルク余ってるなー。ね、テレーズ。デザート食べる?」
サラが、少しこちらに身を乗り出しながら自分を覗き込むようにして聞いてくる。直ぐ様それに反応して起き上がり、同意するように大きく首を縦に振った。
「おっけ。じゃあぱぱっと作っちゃお。・・・一緒に作る?」
「・・・作る」
サラの言葉にこれまた肯定の意を大きく示しながら、平らげた食器を片しつつ台所へと向かう。
今はまだ、答えは出ない。
だが、いつかは出さなければならないのも、確かなのである。そしてその答えを出してしまったら、きっとこの旅はその時点で終わりを迎えてしまいそうな気がするのだ。
それを望んでいないのは、自分だけなのだろうか。
それとも彼女も少しくらいは、そう望んでくれているのだろうか。
そんなこと、恐ろしくて聞くことなんて絶対できない。だから、もしそうだったらちょっとだけ嬉しいな、と思うに留めておく。そう思うくらいの我儘は、ひょっとしたら許されるかもしれない。
「ほら、なにぼーっとしてるの、こっちこっちー」
「あ、うん、直ぐいくよ」
今はこうして、彼女の声に導かれるに任せていよう。その心地よさに身を委ねながら、来るべき時のために、覚悟だけはしておこう。
その時がきたら、自分は彼女の望むようにするのだろうか。それとも、彼女を裏切ることになるのだろうか。
そのいずれの選択をするのかは分からないが、少なくとも、彼女のためになることをするべきだ、ということだけは分かっている。
それだけは揺るがないのだ、と自分に言い聞かせながら、テレーズは鼻歌を唄うサラの隣に立って手伝いを始めた。
サラさんの作ったグリーンカレー(3-4人分)
グリーンカレーペースト・・・薬研で色々ごりごりするよりこっちの方が楽だよ!メープロイっていうメーカーがおすすめ!カルディとかでも手に入るよ!
鳥もも肉・・・400g前後。一口大に切り分け!
ピーマン・・・1個。細切り!
パプリカ・・・1個。これも細切り!赤でも黄でも、好きな色でいいよ!
なすorズッキーニ・・・2本。1.5cmくらいで輪切り!
たけのこ水煮・・・1パック
ココナッツミルク・・・400ml
ナンプラー・・・大さじ2
ライムリーフ・・・2枚くらい。バイマックルともいうよ。こぶみかんの葉!
砂糖・・・大さじ2。ココナッツシュガーならなおよし!
鶏ガラスープの素・・・大さじ1
あとはお好みで、仕上げに生バジルとかいいよ!辛さ調節に牛乳あってもいいよ!
ナンorライス・・・ナンもいいけど、白いご飯で食べるのもとっても美味しいよ!
①おっきめのフライパンにココナッツミルクを半分弱くらい火にかけて、煮立ってきたらペーストを全部入れて溶かします!
②溶かし終わったら鶏もも肉を入れて、火が通るまで煮込みます!蓋して、弱火で7−8分かな?
③鶏肉に火が通ったら、残りのココナッツミルクとお野菜とか筍とかライムリーフとか全入れして、中火で煮込みます!5分くらい? ここで牛乳をお好みで入れておくと味がマイルドになるよ!
④煮込んだ後に、ナンプラーとか砂糖とかガラスープとか、残りの調味料をいれます!弱火で煮込みながら味見!
⑤仕上げに、あれば生バジル入れて混ぜるとより味わい深くなります!
⑥ナン、ご飯とともに召し上がれ!
最終更新:2021年07月28日 16:59