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天使への昇華

目を覚ますと地面の上じゃった。
わし――――山本良勝は再びこの世に蘇った。
落ち付いているように見えるかもしれないが、とても焦っている。
焦っていると言うか、混乱している。
あの時自分は、背後から襲われた。
そしてそのまま、死んでいったはずだ。
それは間違いない、あの傷なのだから助かるわけがない。

「……摩訶不思議な事もあるもんじゃな」

こんなころがあろうとは、長生きはするものじゃ。
いや、長生きはせずとも運がなかっただけかもしれぬ。
運がよかったともとれるかもしれぬが……再びいたのは殺し合いと来たものじゃ。
これを幸運と取る輩はいなかろう。

「しかし、ここにはわしが知っている人物もいるようじゃし、まずは合流じゃな」

彼が知っている人物、それは間違えることもない、大崎年光の事だ。
年光が殺し合いに乗らないと言うのは良勝も良く分かっている。
それに彼自身も頼れそうだった為速く合流したいところであった。
だがしかし、そばには誰もいないようだった。

「やはり、そう簡単に味方は見つからないようじゃな……」
「いいえ、そんな事はありません」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「え、どうかしましたか?」
「い、いや、いきなり後ろに来られたものじゃからな……心臓に悪かっただけじゃ」

後ろから声を掛けられてきた少女に驚いて心臓が止まらない。
年寄りにはこたえるのう、死ぬかと思ったわい。
一度死んではいるけれど。

「わしは山本良勝じゃ――――君は?」
「私は死神舞凪という者ですっ」

死神――――その言葉に反応してしまった。
今までそんな名字を聞いた事がないのもあった。
だがしかし、それだけではない。
死神、その不吉な単語だ。
そう思っていたところに、少女――――舞凪ちゃんは言った。

「私は天使になりたいんです」

わしは少なからず、怯えていたのかもしれない。
その少女が言っていた事に。
そして、彼女自身に。
この若さにして、すべてを悟った目をしたような彼女に対して。
わしよりも多くの修羅場を体験したような。
そんな彼女に対して。

【F-7/平地/一日目/朝】


【山本良勝@俺のオリキャラでバトルロワイアル】
[状態]:健康、死神舞凪にわずかな恐怖
[服装]:特筆事項無し
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品1~3
[思考]
基本:殺し合いからの脱出
1:舞凪ちゃんちゃんと情報交換
2:大崎さんと合流する
[備考]
※俺オリロワ死亡後からの参戦です


【死神舞凪@サイキッカーバトルロワイアル】
[状態]:健康
[服装]:特筆事項無し
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品1~3
[思考]
基本:《天使》としてこの殺し合いをハッピーエンドで終わらせる
1:山本さんと情報交換
2:あの殺し合いとは……違う殺し合い?
[備考]
※サイキッカーロワ本編開始直後からの参戦です

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GAME START 山本良勝 052:犯物語~しかみアリス~
GAME START 死神舞凪 052:犯物語~しかみアリス~

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最終更新:2012年05月10日 20:38